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知らずにやってた!愛犬と飼い主さんのNGな遊び方5つ【動物看護師が解説】

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愛犬との楽しい遊びの時間。でも、遊び方を間違えると飼い主さん言うことを聞かなくなったり、物に対する執着を強めてしまうことをご存じですか?

どんな遊び方がいけないのか、どんな問題があるのか、改善策を交えながら動物看護師が解説します。

NGポイント1 ゲームで人ばかりが勝ってる

しつけの本の中には「犬に勝たせると犬の立場が強くなる」と書かれているものもありますが、実はこれは間違い。ブリストル大学で行われた調査では、飼い主が犬との遊びに勝っても負けても、犬の立場に変化がないことが確認されています。

では、人ばかりが勝ってしまうとどうなるでしょう?ある動物行動学の先生によると、人ばかりが勝ってしまうと、遊んだ後に人が出したコマンドが通りにくくなるそう。

ゲームなのに、自分ばかりが負けていると楽しくありません。引っ張りっこでは2割~5割で犬に勝たせてあげるなど、犬のやる気を引き出す遊び方をしてあげましょう。

NGポイント2 おもちゃを出しっぱなしにしている

一人で遊べるように、おもちゃを出しっぱなしにしている方も多いと思います。

実はこれ、オススメできません。

わんちゃんにも所有欲があり、いざ片付けようとすると嫌がって逃げ回るため、取り上げるのがだんだん難しくなります。所有欲が強い子はおもちゃの位置を変えようとするだけで怒り出すこともあります。

また、おもちゃの状態を細かくチェックしておかないと、知らない間に壊れて誤飲をしてしまう可能性も。

わんちゃんがおもちゃを持ってきて遊びを催促するのはとてもかわいらしいですが、間違って覚えると問題行動に発展する場合もあります。

(おもちゃを持ってきて吠えた→吠えた後に遊んだ→吠えると遊んでもらえると覚える)

おもちゃはずっと出しっぱなしにせず、メリハリをつけて遊ばせましょう。

NGポイント3 おもちゃの使い分けをしていない

わんちゃんの喜ぶ顔が見たくて、つい色んなおもちゃをそろえてしまいますね。

そのおもちゃ、使い分けをするのがオススメです。

おもちゃの中には耐久性が低いものや布製のものがあります。こういったものは一人で遊ばせておくと誤飲などの事故につながりかねません。

おもちゃは「一匹で遊ぶおもちゃ」と「飼い主さんと遊ぶおもちゃ」の2つに分けましょう。

<一匹で遊ぶおもちゃの例>
ロープ系のおもちゃ・中にオヤツをいれる知育のおもちゃ

<飼い主さんと遊ぶおもちゃの例>
ボール・布製のおもちゃ・難易度が高い知育のおもちゃ

硬すぎるおもちゃは歯が欠けてしまったり、木のおもちゃは破片が口に刺さったり切ってしまったりする場合があります。一人で遊ぶ用のおもちゃは、使っている人の感想を見る、与える前に取れそうな部分がないかチェックするなど、慎重に選んであげましょう。

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NGポイント4 特定の遊びばかりしている

引っ張りっこやボール投げだけなど、特定の遊びだけをしていませんか?

わんちゃんの遊びには「本能を満たす遊び」と「脳を使う遊び」があります。

引っ張りっこやボール投げは「本能を満たす遊び」です。遊び自体は悪くありませんが、それだけをしていると興奮しやすい状態になります。興奮しやすい状態になると、少しの刺激で攻撃しやすくなったり、指示が通りづらくなったり、ストレスもたまります。

大切なのは「本能を満たす遊び」と「脳を使う遊び」どちらも取り入れてあげること。

愛犬の興奮度が上がってきたなと感じたら、いったん終わりにする、知育のおもちゃに切り替えるなど、バランスよく遊んであげましょう。

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NGポイント5 追いかけっこで犬を追いかける

愛犬との追いかけっこでは、鬼役になる方(追いかける側)に注意。わんちゃんを鬼役にしてください。

飼い主さんが犬を追いかける側になると、わんちゃんは逃げるのが楽しくなってしまい、必要な時に捕まえられない、呼び戻しができなくなる可能性があります。

追いかけっこは飼い主さんへの注意を向けるようになるため、散歩のときのついて歩くや呼び戻しの基礎としても有効です。

ある研究によると、犬が犬と遊びたい気持ちと人と遊びたい気持ちは別物だそう。

わんちゃん同士で遊んでも、人と遊びたい気持ちはなくなりません。

上手に遊んで愛犬との絆(きずな)を深めてくださいね。

<参考文献>

・An experimental study of the effects of play upon the dog-human relationship

・Alpha status, dominance, and division of labor inwolf packs

・夢ナビライブ 講義No.06946 動物行動学:イヌの「遊び」

・WEBセミナーVol.32はじめよう!院内スタッフができるパピーレッスン3

・イヌの動物行動学: 行動、進化、認知
アダム ミクロシ (著), ´Ad´am Mikl´osi (原著), 藪田 慎司 (翻訳), 森 貴久 (翻訳), 川島 美生 (翻訳), 中田 みどり (翻訳)

・犬の行動学
エーベルハルト トルムラー (著),  渡辺 格 (翻訳)

・ドッグ・トレーナーに必要な「犬に信頼される」テクニック
著者: ヴィベケ・S・リーセ / 著者・写真: 藤田 りか子

・ドッグ・トレーナーに必要な「複数の犬を同時に扱う」テクニック
著者: ヴィベケ・S・リーセ / 著者・写真: 藤田 りか子

・犬の科学 ほんとうの性格・行動・歴史を知る
スティーブン ブディアンスキー (著), Stephen Budiansky (原著), 渡植 貞一郎 (翻訳)

<画像元>

無料写真素材 写真AC

イラストAC

Icon rainbow

Pixabay

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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