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愛犬の健康診断は定期的に受けた方が良い?病気罹患率や健康に関する意識調査を徹底解説!

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春は多くの飼い主さんと愛犬が、狂犬病予防接種や混合ワクチン接種で動物病院を訪れるようになる季節ですね。

ただ、一方で身体検査をする健康診断については、愛犬が若い内ならそこまで必要と感じない飼い主さんも多いのではないでしょうか?

しかし、それで本当に良いのでしょうか?

今回は、愛犬の病気の罹患率や愛犬の健康に関する飼い主さんの意識調査を基に、健康診断の必要性、受けた方が良い目安などを解説します。

愛犬の健康診断は定期的に受けた方が良いの?

人の場合だと、年に最低でも1回は健康診断を受けますが、愛犬の健康診断は定期的に受けた方が良いのでしょうか?

個人的観点から結論を申し上げれば、「受けた方が良い」です。

一般的に犬の年齢は、1歳で大体15歳~18歳程度年を取ると言われ、1歳半で20歳、2歳(人の年齢換算:24歳)になった段階から、ようやく4歳ずつ年を取っていくと換算されています。

▽犬と人間、猫と人間の年齢目安

▲飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~|環境省

参照元:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/full.pdf

ただし、上記の表を見ても分かる通り、この4歳ずつ年を取る法則の多くは猫や超小型犬、中型犬において言えることで、大型犬から超大型犬の場合では、同じ2歳でもまだ20歳を迎えていないのです。

また、大型犬や超大型犬は、2歳(人の年齢換算:19歳)までは小型犬や中型犬よりも年齢が低いにもかかわらず、3歳以降からは、7歳ずつ年を取ると換算されます。

そのため、同じ3歳でも、犬種や大きさの違いで、こんなにも年齢差の開きが生じてしまう点は、覚えておく必要があるでしょう。

ただ、筆者の犬友さんの中には、最終的に18歳まで生涯を全うした超ご長寿ラブラドール・レトリバーのワンちゃんもいたため、上記の表はあくまでも年齢換算の目安であり、この限りという訳ではありません。

人の健康診断と聞くだけでも、身体測定から血液検査、果ては脳ドッグまで、様々な項目に分けた検査を億劫に感じる方は多いことでしょう。

筆者も正直なところ、健康診断となると気が引けてしまいます…。

しかし、愛犬の立場から見た場合には、少なくとも「まだ年齢も若いから」という観点から物事を考えるのは、少々危険です。

では、なぜ危険なのか…。

続いては、犬の年齢による罹患率についてご紹介します。

犬の病気の罹患率ってどれくらい?

皆さんは、犬種によって罹患しやすい病気を把握されていますか?

例えば、筆者の飼養している柴犬であれば、皮膚疾患、眼疾患、神経疾患、また、シェルティの場合だと、皮膚疾患、耳疾患、内分泌疾患といった具合です。

パッと思い浮かんだ人もいれば、これといって思い浮かばなかった人も居るかもしれません。

筆者も実際に病気に罹りやすい体質だった2代目シェルティを迎えるまでは、それまで犬特有に罹りやすい病気の罹患率を気にしたことは、ほぼありませんでした。

しかし、犬種によって罹りやすい病気というのには違いが生じますが、犬種別という訳ではなく、全体的な観点から病気の罹患率を見た場合はどうでしょうか?

▽全年齢で罹患率5%以上の疾患推移図

▲どうぶつの疾患統計(犬/男の子)|アニコム家庭どうぶつ白書

参照元:https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_091120_3.pdf

▲どうぶつの疾患統計(犬/女の子)|アニコム家庭どうぶつ白書

参照元:https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_091120_3.pdf

上記のデータは、少々古いデータではあるものの、2004(平成16)年から2008(平成20)年までの全犬種、全年齢で病気の罹患率が高かった疾患の統計を表したものです。

全体的に見ると、犬の性別にかかわらず罹患率が5%以上の疾患として挙げられているのは、どちらも皮膚疾患なのが分かりますね。

▽全年齢で罹患率5%を超える疾患推移図

▲どうぶつの疾患統計(犬/男の子)|アニコム家庭どうぶつ白書

参照元:https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_091120_3.pdf

▲どうぶつの疾患統計(犬/女の子)|アニコム家庭どうぶつ白書

参照元:https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_091120_3.pdf

一方、愛犬が12歳を迎えた際には、罹患率が5%を超える疾患は循環器系が最も高く、次いで高いものに、人の死亡原因第1位の腫瘍疾患が続きました。

ただ、この腫瘍疾患のデータ推移を見ても分かりますが、大体3歳~4歳で徐々に罹患率が増えていき、雌の愛犬の場合、11歳の時点でピークを迎え、雄の愛犬の場合では、記録として残っている12歳でピークに達していることが窺えます。

これは、人でも子供だからといって腫瘍にならない保証がないように、犬もまた、若いからといって腫瘍にならない保証はないことを意味していると言えるでしょう。

そのため、例え愛犬に不調が見られずとも、少なくとも爪切りや肛門腺絞りなどを口実に動物病院を定期的に訪れることは、心掛けておくと安心です。

愛犬にかける病気予防費用は平均5万円以上!?

では、続いては飼い主さんがどれだけ愛犬の健康に関する意識が高いのか、調査結果のデータについてご紹介します。

といっても、見出しからも見て分かる通り、飼い主さんが愛犬にかける病気予防の費用は、平均で5万円以上というデータが報告されています。

▽愛犬にかける年間予防医療費

▲株式会社バイオフィリア/ココグルメ調べ

参照元:https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/

上記のデータは、手作りフレッシュペットフード「CoCo Groumet」の製造・販売をおこなっている株式会社バイオフィリア(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:岩橋洸太)様が、2022(令和3)年に犬の飼い主さん966人を対象にした「愛犬の健康に関する意識調査」で算出されたデータです。

上記のデータを見ても分かるように、年間でワクチンや健康診断などの予防にかかる金額を調査した結果では、なんとその内の約27%の飼い主さんは、5万円以上もの予防費用を費やしているとのこと。

▽愛犬の健康診断受診割合データ

▲株式会社バイオフィリア/ココグルメ調べ

参照元:https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/

また、健康診断の受診について調査をしたデータによれば、7歳以下でも「定期的に受診している」が53.2%、7歳以上のシニアの子の場合では、63.8%が定期検診を受けているという結果になりました。

▽愛犬の健康診断検査内容データ

▲株式会社バイオフィリア/ココグルメ調べ

参照元:https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/

さらに、定期検診を受けていると答えた53.2%の9割近くの飼い主さんが、愛犬の血液検査を重視していることが分かります。

▽愛犬の健康サービスに対する関心度

▲株式会社バイオフィリア/ココグルメ調べ

参照元:https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/

そして、近年ワンちゃんの健康のためのサービスについての質問では、ドッグドッグ(人間ドッグのようなもの)やドッグマッサージ、健康管理デバイスやアプリ全てにおいて、興味があると回答した飼い主さんは、それぞれ7割以上と、高い割合で興味や関心を持っていることが明らかとなりました。

愛犬に健康診断を受けさせたほうが良い目安とは?

さて、これまで健康診断に対する必要性や病気への罹患率、そして飼い主さんにおける「愛犬の健康に関する意識調査」などを解説してきました。

ここ最近の飼い主さんの意識が、自分たちの健康志向の高まりだけでなく、愛犬に対しても健康志向の高まりに繋がっていることは、とても喜ばしいことですね。とはいえ、動物病院を苦手とするワンちゃんも多いため、「出来ることなら若い内は自由に過ごさせたい」とお考えになられる飼い主さんも多いかもしれません。

では、そういった場合の健康診断の判断目安はどうすればよいのでしょうか。

個人的な観点から言わせてもらえば、筆者が判断目安としてオススメする方法は、愛犬の奇数の年齢を迎えた時に状況を判断する方法です。

一般的に、犬の遺伝的な疾患が初めて表れる年齢というのは、生後半年~3歳の間と言われていますが、それが必ずしもすべての犬に当て嵌まらないことは、飼い主さんであればご承知の通りかと思います。

しかし、筆者の2代目シェルティは、大体1歳頃から外耳炎やマラセチア皮膚疾患、3歳には様々な食物アレルギーが発覚し、12歳までに乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、肥満細胞腫など色々な病気を経験しました。

▲当時14歳の2代目シェルティ。この時には甲状腺機能低下症及び乳腺腫瘍、且つ肛門腺腫の疑いがありました。

とはいえ、どれもこれも、何かしら不調を感じる前に発見できたため、最終的に2代目のシェルティは、犬の平均寿命14歳を、2年も更新して生涯を全うしてくれたのも事実です。

そのため、健康診断を検討する際には、ぜひ奇数の年齢(1歳、3歳、5歳、7歳など)に差し掛かった時を目安の一つにしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

春の健康診断は、特に予防接種の時期と重なるため、混み合ってしまうかもしれませんが、家族の一員として大切な愛犬にとっても、とても大切なものです。

愛犬の負担になってはいけないものの、健康診断は、節目節目で愛犬の健康を見直す良い機会です。ぜひ検討してみてくださいね。

<参考サイト>

愛犬の病気予防費は年間5万円以上が最多。ドッグマッサージや健康管理デバイスなど”健康オタク”なサービスの需要が高まる予想
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000044537.html

動物の疾患統計|アニコムどうぶつ白書
>https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_091120_3.pdf

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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