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「愛犬のシニア期、意識したのは何歳」飼い主が実施している食事や健康の秘訣をご紹介

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愛犬も年を取るとわかっていても、若い頃と変わらない仕草を見ていると「シニア期はもっと先のことよね」とついつい思ってしまいますね。

しかし私たち人間と同様に犬も年齢を重ねると、老化による行動変化が少しずつ現れてきます。

では飼い主さんが「そろそろシニア期に備えないと」と感じたターニングポイントは何歳だったのでしょうか。

今回は「愛犬の老いを意識した年齢」や「老いを感じた行動変化」をご紹介します。

飼い主さんが実施している「愛犬の老い対策」も一緒にご紹介するので、これからの健康管理にぜひお役立てください。

ペットの高齢化の比率は50%超え

犬の寿命は獣医療の進歩や飼い主さんの健康意識の向上によって飛躍的にのびました。

その結果、現在飼われているペットの高齢化の割合が増加しています。

一般社団法人ペットフード協会がおこなった「全国犬猫飼育実態調査(令和3年)」によると7歳以上のペットの比率は犬が56%、猫が44%と非常に高くなっていることがわかりました。

▼ペットの高齢化率(犬・猫の飼い主133人を対象に調査)

愛犬が年を取ると老化に伴う行動変化が現れ始めます。

そのため「トイレの失敗」や「昼夜逆転の生活」などの高齢化によって引き起こされる問題行動に悩む飼い主さんの増加が予想されます。

「行動変化が現れやすい年齢」や「どんな変化が出てくるのか」を早めに知っておくと、問題が深刻化する前に対処をすることができるので、これからお伝えする内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

飼い主さんが「愛犬の老い」を意識したのは何歳?

では、飼い主さんが「愛犬の老い」を感じた年齢は何歳なのでしょうか。

ペット保険のアニコム損害保険株式会社が行った「健康で長生きの秘訣」についてのアンケートによると、飼い主さんが愛犬の老いを意識した年齢は下記のようになりました。

▼シニア期を意識した年齢(有効回答数:363)

愛犬の老いを意識した年齢を見ていくと、7歳ごろから割合が徐々に増加し10歳でピークを迎えていることがわかります。

飼い主さんの7割以上が7~10歳の間に「老いを意識した」と回答しているので、この年齢に愛犬の老いを感じる変化が現れやすいようですね。

では、この7~10歳という年齢にはどんな変化が現れるのでしょうか。

次章で詳しくみていきましょう。

愛犬の老いによる行動変化と変化が起きた年齢は?

酪農学園大学獣医学部が2006年におこなった「高齢犬の行動変化と飼い主の意識調査」によると、犬の年齢と行動変化と発生状況は下記のようになりました。

▼年齢と行動変化の発現状況(10歳以上の高齢犬72頭)

左側が「犬の行動の変化内容」上が「変化が起きた犬の年齢」真ん中の数字が「変化があった犬の頭数」を表しています。

数字を見てみると年齢が上がるにつれて行動変化が起きる犬が増加していることがわかります。

特に14歳を過ぎると「排泄の失敗」「命令に従わない」「昼夜を問わず吠える」などの行動が一気に増加しています。

愛犬が高齢になると認知機能が衰えたり、耳や目などの感覚器の働きが鈍くなるので、図のような行動変化が起こりやすくなります。

犬の老化のスピードには個体差がありますが、10歳が近づくと若いときには現れなかった行動の変化が起こり、飼い主さんが愛犬の老いに気づきやすくなっているようですね。

「愛犬の老いを感じたら」飼い主さんが実施している食事や健康への対策

では、愛犬の老いを感じたらどんな対策をとればよいのでしょうか。

愛犬の老いを感じた飼い主さんが実施している「健康の対策」と「食事の対策」をそれぞれみていきましょう。

飼い主さんが実施している健康対策

ペット保険のアニコム損害保険株式会社が行ったアンケートによると飼い主さんが実施している健康対策は下記のようになりました。

▼飼い主が実施している健康対策(有効回答数:363)

一番多い回答が「予防をしっかり行っている(45.5%)」で次に「健康診断の頻度を増やした(35.8%)」「保険に加入した(31.7%)」とつづきました。

健康診断の頻度を見てみると最多は「1年に1度」ですが、「半年に1度」「2~3ヶ月に1度」という短いスパンで健康診断を受けている層も多いことがわかります。

健康診断と聞くと1年に1度というイメージがありますが、年齢が高くなるにつれ腫瘍やホルモンの病気など目視では気づきにくい病気も増えてくるので、こまめに動物病院でチェックを受けることが大切です。

飼い主さんが実施している食事対策

一方、食事はどんな面に気をつけているのでしょうか。

▼飼い主が実施している食事対策(有効回答数:363)

一番多い回答が「年齢に応じたフードを選ぶ(58.1%)」で半数以上の飼い主さんが実施していました。

また「原材料に気をつけるようになった(47.1%)」「サプリメントをあげるようになった(33.3%)」という意見も多く寄せられました。

いつからシニアフードに切り替えればいいのか迷う方も多いと思いますが、行動変化が起きやすい7歳前後を目安にシニアフードに切り替えるとよいでしょう。

「今のドッグフードが気に入っているので切り替えたくない」という場合は、サプリメントを足すのをおすすめします。

年齢を重ねると視力や聴力といった感覚器が衰え、若いときのように体を動かすことが難しくなります。

これは愛犬にとっても不安でいっぱいな状態です。

早めに愛犬の老化に気づいて、食事や生活環境を整えてあげることで、愛犬の不安を軽減することができます。

飼い主さんたちだけでの解決が難しい場合もあるので、自分たちだけで抱え込まずに動物病院に相談してみてくださいね。

<参考URL>

高齢犬の行動変化と飼い主の意識調査
>https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030752948.pdf

一般社団法人ペットフード協会 全国犬猫飼育実態調査
>https://petfood.or.jp/data/chart2021/3.pdf

PetVoice、ペットの健康意識調査を発表
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000082467.html

7歳を超えるとペットもシニア期、飼い主の健康意識に大きな変化
>https://www.anicom-page.com/hakusho/family/pdf/20110915.pdf

画像元

Unsplash

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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