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「愛犬との旅行を快適に!」そろえておきたい便利グッズ・お役立ちトレーニングをご紹介

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長期休みに愛犬との旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。

愛犬と楽しく快適に旅をするには事前の準備がとても大切ですね。

特に旅行先によっては現地で犬グッズが手に入りにくく、「〇〇をもってくればよかった!」と不便な思いをしてしまうことも少なくありません。

そこで今回は「旅行に持っていくと便利なグッズ」や「できるようになると旅が快適になるトレーニング」をそれぞれご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

愛犬との旅行を快適にする便利グッズ6選

① クレート

車で愛犬と旅行に行くという場合は必ずクレートを持っていきましょう。

車の座席に直接座らせたり、ドライブシートに犬を乗せるという方も多いかもしれませんが、犬をフリーで座らせると車が揺れるたびに足場を固定しようと踏ん張るため疲れやすく車酔いが起きやすいです。

また「株式会社ホンダアクセス」が行ったアンケートによると急ブレーキで車の座席から犬を転落させてしまった飼い主さんは10.7%(有効サンプル数:1000名)もいました。

座席からの転落は愛犬が骨折する危険がありますし、衝突事故を起こした場合はフロント部分に愛犬が叩きつけられる可能性があります。

愛犬の命をも守るためにも、車で移動する場合はクレートを使用しましょう(クラッシュテストに合格したものが◎)

② 水のいらないシャンプー

砂浜で遊んだり山歩きをすると愛犬の手や毛に汚れが多く付着します。

汚れをそのままにしていると、かゆみの原因になる可能性があります。

水のいらないシャンプーを持っていくと、その場で汚れを落とすことが出来て便利です。

また、愛犬が車酔いで吐いて毛がひどく汚れてしまうこともあります。

吐き戻した汚れと匂いはなかなか落ちないですし、愛犬を洗いたくても旅行先によっては洗う場所がない場合もあるので、念の為にシャンプー類を持っていっておくと安心です。

③ 消臭袋+マナーポーチ

普段はすぐに処理できる排泄物も旅行だと長時間持ち歩かなければならないこともあります。

消臭袋にプラスして消臭効果のあるマナーポーチを持っていきましょう。

車内や人が多い観光地、ホテルなどでは匂いが気になりがちなので、消臭袋とマナーポーチがあると快適に過ごすことができます。

匂いが気になるからと車の外に排泄物の袋をぶら下げてしまうと道路交通法違反になってしまうので、消臭グッズは必ず持っていったほうがいいでしょう。

④ アウトドア用のリード

海や川で遊ぶとリードが水で濡れたり砂で汚れたりしますね。

そのため、アウトドア用のリードを1本持っておくと便利です。

砂がつきにくかったり水に強くて速乾性が高い素材を使って作られているので、アウトドアだけでなく雨の日の散歩にも使用することができます。

⑤ 水が出るシャワー

愛犬と旅行に行くと「ちょっと犬の足を洗いたい」「ちょっと食器を洗いたい」など何かを少し洗いたいというシーンが意外と多いです。

そのため、中に水をいれるとシャワー状の水が出てくる携帯シャワーを持っていくと、いろんなシーンに対応することができます。

⑥ カフェマット

カフェマットはドッグカフェなどで愛犬が飼い主さんの足元でくつろぐときに使用するマットです。

地面に直接寝そべると汚れが毛に付着したり、硬い地面にお腹が擦れて怪我をするおそれもあるので、マットを1枚敷いてあげると、犬も快適に過ごすことができます。

カフェマットと一口にいっても素材や形状がメーカーによって異なるので、愛犬の体の大きさや好みに合わせてマットを選んであげましょう。

愛犬との旅行を快適にするお役立ちトレーニング4選

① 合図でトイレをする

飼い主さんの合図で排泄ができるようになっていると、旅行の難易度がぐっと下がります。

排泄を我慢しているのはストレスになるので、車や電車での移動など長時間の拘束が予想される前には、排泄を済ませておけるのが理想です。

また人の多い観光地では頻繁に排泄をしたり、マーキングをするのがNGの場合もあります。

そのため、人の迷惑にならない場所で合図で排泄をすることができるようになっていると、愛犬も飼い主さんも安心して旅行を楽しむことができます。

② 合図で物を離す

飼い主さんから合図が出たら、口の中の物を離すというトレーニングも覚えておくとよいでしょう。

旅行先でイベントを行っていたり屋台が出でいると食べ歩きをしている人も多く、道に犬が食べてはいけない食べ物や誤飲をすると危険な串や爪楊枝などが落ちている可能性があります。

愛犬が興味を持って口にいれる可能性があるので、誤飲をしないように訓練をしておくと安心です。

特に道が混雑している場所では犬に目が行きにくくなりますし、旅行先で動物病院を探すのは大変なので、日頃から誤飲を防ぐトレーニングをしておくことが大切です。

③ クレートトレーニング

クレートトレーニングは犬がクレートを「安心できる場所」と認識し、リラックスして過ごすことができるトレーニングのことをいいます。

クレートの中に入ってリラックスできるようになっていると、車の移動や宿泊などで環境が変わっても犬のストレスを少なくすることができます。

また、旅行だけでなく災害時やペットホテルの宿泊など「もしも」のときにも約立つので、犬と旅行に行きたいと考えている人だけではなく、犬を飼う上での基礎トレーニングとして覚えておくと色んな場面で役立ちます。

④ マットの上で待てる

飼い主さんが休憩するときやレストランで食事をするときに、愛犬が足元でくつろいでくれていると安心ですね。

マットの上で大人しく待てたり、ふせでリラックスできる訓練をしましょう。

家の中でうまくできても、外に出ると環境の違いでうまくできないこともあるので、部屋を変えたり公園でチャレンジするなど、どんな場所でもマットの上でリラックスをして待っていられる訓練をしてあげましょう。

飼い主さんも愛犬も旅行で快適に過ごすには事前の準備がとても大切です。

とくに旅で役立つトレーニングは日々の積み重ねがものをいいます。

楽しく旅行ができるように今回ご紹介したグッズやトレーニングを参考にしてみてくださいね。

<参考URL>

ホンダアクセス調べ 愛犬をクルマに乗せると嫌がる?喜ぶ?「喜ぶ派」は7割 愛犬とのお出かけ人気スポットランキング 1位は「大きな公園・牧場」
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000029208.html

ベッツアイ なんとかしてあげたい犬の車酔い。予防や対策は?
>https://vetseye.info/opinions/op005/

<参考書籍>

動物看護のための動物行動学
著者/森裕司 武内ゆかり 監修/日本小動物獣医師会 動物看護師委員会

<画像元>

canva

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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