わんことの旅行を
もっと楽しく、
もっと快適に。
メニュー
  • いいね!してね

夏でも寒い宝永山!富士山に登るときはわんちゃんのパットに気をつけて!

シェアする

宝永山ってどこにあるか知っていますか?どなたでも1度は写真なりテレビなどで見たことはあると思いますよ。だって宝永山って富士山ですもの。わかりやすく言えば、富士山のコブにあたる部分です。愛犬を連れて富士山頂までは無理なので宝永山に登ってきました!

富士山のコブ 宝永山まで愛犬と出陣!

宝永山は宝永4年(1707年)富士山が最後に大噴火し誕生したところで、富士山を南側から見たときコブのようにみえる場所が宝永山です。宝永山の標高は2,693m。

宝永山へ行くには富士宮口と新五合目から登るコースがあり、富士宮口からだと高低差もほとんどなく1時間もかからず簡単に登ることができます。

私たちは御殿場口新五合目から登りました。往復5~6時間位かかります。

会社の夏休み、最終日8月16日早朝出発。平日だから混んでないかなと思ったのですが甘かった。駐車場2km手前から駐車場待ちの渋滞。いつになったら駐車場に入れるのか。心が折れそうになったけど、とりあえず並ぶことにしました。新五合目の駐車場は路肩にも停められるようになっていて、五合目のずっと手前から駐車スペースが設けられています。ラッキーなことにちょうど目の前で一台空きました!五合目まではまだ大分距離がありますが、このまま並んで待っていてもいつ停められるのか分からないため、そこから歩いて五合目まで行くことにします。


image2
image1

やっと登山口新五合目に到着です♪

五合目登山口に到着。標高2,400mかなり涼しく感じます。ここも外国人ばかりで、日本とは思えないほど外国語が飛び交っています。中国人が多く、中にはヒールやサンダル、ヒラヒラしたスカートを履いてきている観光客もいてびっくり。

五合目のお店巡りならヒールやスカートでも大丈夫かもしれないけど、中には登山道の方まで踏み入れている観光客もいました。

五合目付近だとまだ木々や草花も咲いていて観光気分も味わえます。ホタルブクロもこうした軽石の中に背を低くして咲いている姿はいじらしいですよね。背を丸くして強風に耐えているように感じます。


image6
image3

下界ではこの日の気温も35度を超える猛暑。五合目は標高が2,400mあるので22℃位の計算になります。まずは富士山の頂上へ向かう登山者と同じルートで六合目まで向かいます。


image5
image7

富士山頂と宝永山との分岐点

六合目の山小屋から富士山頂を目指すコースと宝永山へのルートの分岐があり、登山者のほとんどは山頂方面へ。宝永山の方へ登る登山者は一握りほどに減って歩き安くなりますが、ちょっと寂しいかも。


image10
image13
image12
image9

富士山の山道は他の山道とは違い、火山岩がゴツゴツしていて軽石が深く積もった山道になります。平坦な道ではそれほど歩きにくいと言うことはありませんが、急勾配になると前に進みません。

六合目の山小屋を過ぎると分岐から一端グンと下ります。ちょうど標識がある地点から山小屋の方を振り向くと山小屋が上の方にみえるのが分かると思います。(望遠で撮しています)


image11
image8

この辺りは既に森林限界を超え、ハイマツが低く地を這うように延びていて、その間を休憩所がある一番下まで登山道が続いています。


image17

せっかく六合目まで登ったのにこの下へ下るというのが気持ち的には凄く残念というか、勿体ない気分で、また下った分以上に登らなければならないと思うと疲れがドッと出ちゃいますよ。


image16

富士山の頂上は雲がかかってしまい見えません。前方には今回目指す宝永山の姿がそびえています。


image15

上の写真で一番低いところ、緑色の草にゴツゴツとした岩がある場所が休憩所になっていて、そこから左側に宝永山を巻くように延びているのが宝永山へ登る登山道です。尾根の凹んだ部分から折り返し右側に見える宝永山頂上へ登ります。


image14

上の写真はちょうど休憩所に辿り着いたときの写真。愛犬の奥にベンチで休憩する登山者の方が見えますよね。

休憩所からがキツい登りが始まります!前に進まないよぉ!

六合目からこの場所まではそれでも楽な道のりですが、この先は急勾配の軽石が深く積もった登山道になるため、一番苦しい場所で愛犬も必死です。一番愛犬も苦労した登山になったのではないかと思いますよ。

というのは、富士山はこの軽石がくせ者でして、一歩前に足を出せば、半分戻ってしまいます。いくら小股で歩いても半分戻ります。

例えば私の一歩が60cmだとすると30cm近くは落ちてしまい、30cmしか前に進んでいないことになります。愛犬でも同じ事で、走っても走っても前には進まない。ローラーの上を歩いているような感じです。

もっとたちが悪いのは足が軽石に埋もれてしまうことです。滑って戻ってしまうと言うことは、私たち人間は靴を履いているから戻ったと言うだけで倍歩けば済むこと。ですが、わんちゃんの場合はブーツを履かせていない場合、もろに肉球を軽石で擦っているのと同じ状態になります。歩く度に軽石で肉球を痛めてしまっていると言うことです。

私も宝永山へ行く前に良く調べておけば良かった。気がつけば良かったと後悔しました。この場所を歩いてみて初めて愛犬のパットが危険にさらされていると気づきました。

私は富士山の頂上まで2回登ったことがあるので、この現象は百も承知しています。ですが、いざ愛犬を連れて行く、今の今までそのことを愛犬に当てはめて考えていなかったこと、思いつかなかったことに後悔しています。愛犬と山歩きを楽しみたい飼い主としては失格ですよね。


image19
image18

救助隊員の方が出動してました

登山道からも時々荒々しい噴火した地獄のような光景が今でも見られます。

上りがキツくて、少し休憩をしていたら救助隊員の方に会いました。富士山では軽装で来る登山客も多く、地方から出てくる人は夜行で登山する人などがたくさんいます。そのため高山病にかかる人も多く救助隊が担架(ソリ)で救護する事も良くあること。そう言えば六合目付近を通過したときと、休憩所にいたときも救急車のサイレンが聞こえていました。


image21
image20

富士山の頂上は昼間でも10℃くらい。夜になれば0度近くまで気温が下がります。必ず防寒着は必需品ですし、ゆっくり登らないと高山病にもなります。気温が低いので水分をあまり摂らない人もいますが、熱中症の危険もありますので水分補給も大切ですよ。

特に夜中登ってご来光を拝もうと奮闘する人が多く、地方から出てきて登る人は旅行の疲れも手伝って、八合目当たりでリタイアする人がとても多いこと。山頂まで登りきる人はほんの一握りです。

さて、救助隊の人を見送ったこの場所からが一番大変な急勾配の上り坂。愛犬も前に進めないことに焦りを感じ、必死にジタバタしています。


image23
image22

時々愛犬の肉球を見ながら、愛犬も走るに走れず、なかなか前にも進めず疲労困憊。やっと折り返し地点も通り越して宝永山頂上が見えてきました。風は強くありませんがじっとしていると寒くなります。


image25
image24

宝永山頂上に到着♪ 寒い!

宝永山の標高は2,693mで、登り口の五合目が2,400mだから標高差は300m弱ですが、一端休憩所まで100m程下がったので400m位登ったことになります。

頂上でお弁当を食べていたら鳥肌が立ってきました。気温は多分18℃を下回っていると思います。頂上にある方位計も雪のためか強風のためか割れていました。寒いのでゆっくりせず下山します。

 


image29
image27

さぁ、下山です!

下山するときの鉄則は、靴紐をしっかりと根元から締めること。靴の中で足が遊んでしまうと爪を痛めてしまい血豆になってしまいます。これは富士山だからではなくどの山に登って下山するときも同じです。


image26

上りの時は一歩踏み出すと半分戻ってしまい前に進みませんでしたが、下りは逆に一歩前に出すとズルンと滑って1.5歩位前に進んでしまいます。普段の歩幅で歩くと凄く大股になってしまい筋肉痛を起こしたり、転んでしまうので気をつけてくださいね。

愛犬も人間と同じで、ずるずると滑りながら下っていました。この状態が一番パットを傷つけてしまいます。


image31
image30

上の写真、愛犬の足が埋もれてしまっているのが分かりますか?ちょっと先を急ごうとして引っ張ったりするとこのように埋もれてしまいます。

写真を撮る私の方へ走ってきたときはスピードのセーブが効かず愛犬、止まることができません。まるで坂を転げ落ちるボールのような状態。


image32

私の所に向かってきたので、私が盾となって愛犬を押さえ無事止まることができました。

上りの時は凄く時間がかかってしまった急勾配の登山道も、帰りの下りでは早い早い!歩こうとしなくても勝手に前に進んじゃうからあっという間に休憩所まで辿り着きました。


image34
image33

これから登るわんちゃんに会ったよ

休憩所から少し歩いたところで、上りのわんちゃんに会いました。今回初めて出会ったわんちゃんで、これから登るのかな?この時間だともう頂上までは無理かもしれないけど頑張ってネ!


image36
image35

すり鉢状になった休憩所を過ぎると六合目までまた上りになりますが、宝永山への上りよりもずっと楽なので愛犬も歩きやすくなり、クンクンしながら余裕さえ出てきました!

振り返ればこんな感じの登山道になります。


image38
image37

行きと帰りは違う道を選択 山小屋を通らず森林コースへ

行くときは六合目の山小屋を通って分岐に入りましたが、帰りは山小屋を通らず森林の方から戻ることにしました。少しでも愛犬の肉球に負担がかからないようにするためです。

森林を歩くコースは普通の登山道と同じような感じで、木々が生えていますから腐葉土が土になり柔らかいため歩きやすいです。その代わり根っこが飛び出していたり、道も狭く起伏があります。


image39
image42

林道の方が山小屋を通るよりも距離はずっと長くなりますが、私はこちらの方が歩きやすくて好きですね。


image41
image43

私たちのコースタイムは5時間でした。頂上であまり休憩を取らずお弁当を食べたら直ぐに下山したのも時間を縮めたひとつです。


image40
image44

駐車場に戻って愛犬のパットをよく観察したらやはり少し擦りむけていました。家に帰ってから綺麗に洗って清潔にしておきます。舐めてしまうといやなので薬は塗りません。数日で擦り傷は治ったので良かったです!

帰り道で交通事故に遭遇

五合目から下る道で大きな事故に遭遇しました。おそらく登山者だと思います。

舗装はされてはいますけど、山道なのでかなりカーブがある道での事故。単独事故ですが、助手席側が側溝に落ちて完全につぶれています。きっと登山で疲れ、ハンドル操作を間違ったのか、スピードの出し過ぎによる事故だと思います。

まだやったばかりのようで発煙筒がたかれていました。まもなく救急車の音が近づき事故現場へ。

助手席には誰も乗っていなければ良いけど・・・。登山で疲れたなと思ったら仮眠を取ってから出発した方が良いですね。

今回の愛犬との富士山は楽しい思い出にもなり、かなり疲労もしましたが愛犬も最後まで元気に登って帰ることができて良かったです。

もし今度富士山を登るようなことがあればパット対策はきちんとしていかなければと思いました。

幸い愛犬のパットも擦り傷程度だったので直ぐに治りましたけど、もし富士山に登ってみたいなと思う方がいたらブーツなどを準備した方が無難だと思います。

人間も同じですが、靴の中に石が入ってしまうと痛いので、ブーツに隙間ができるようであれば靴下やサポーターのような物があると安心できると思います。

【おまけ】愛犬用のブーツの話

ちなみに我が家ではその後、愛犬用のブーツを購入しました。

最初は慣れないので家の中や普段の散歩で練習させておいた方が良いですよ。


image45

夏でも寒い宝永山!富士山に登るときはわんちゃんのパットに気をつけて!
愛犬との旅行・生活に役立つ情報をお届けします。
イヌトミィの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

フォローする