夏の涼を求めて車山・霧ヶ峰へ！放浪美術館～山下清の世界～＜長野県・茅野市＞Part2

車山散策した半月後の8月上旬、霧ヶ峰の散策へ行ってきました。暑くてお散歩するのが大変な夏。朝早く日が昇らないうちに散歩に出掛けても既に暑い。夜中だって気温が下がらないのだから早朝だって暑いですよね！

この頃仕事が忙しくて毎日残業で、愛犬のお散歩も思うようにできず自分自身もクタクタでした。

こんなときうちでゴロゴロする？そうしたい気持ち半分だけど愛犬も十分に散歩してあげないとストレス溜まっちゃうし。と自分に言い聞かせるように霧ヶ峰へ行って愛犬を思う存分散歩してあげることにしました。

放浪美術館～山下清の世界～に寄ってきました！とても感動です♪

この日は霧ヶ峰に行く前立ち寄ったのは、いつも気になっていた「放浪美術館～山下清の世界～」。

 

 

この道を通る度に見てみたいなと思っていたのですが、霧ヶ峰に行くのは大抵夏の暑い時期なので、車に愛犬を残して美術館巡りなんてできません。だからいつも横目に見ながら諦めていたのですが、ケージに入れて受付前などの木陰に愛犬を置かして貰えないか聞いてみることにしました。

受付の方が、「小さいワンちゃんなら抱っこして入っても良いですよ」と言ってくれたのです。でも愛犬は10kg弱あるのでずっと抱っこだと重くて大変です。ケージに入れて木陰になっている所に置かしてもらおうと車に戻ろうとした所、館長さんから呼び止められ「リードに繋いでいれば一緒にどうぞ！」と有難いお言葉を頂きました！

館内の撮影は禁止されていますので中の写真はありませんが、愛犬も一緒に芸術作品を見ることができました！裸の大将の作品はどれも素晴らしく、貼り絵は勿論のこと、ペン絵、油絵なども展示されていて、作品の中には色々な仕掛けがあるんですよ。館長さんが一つ一つ説明してくれます。

山下画伯はよく自分で「馬鹿だから」と言っていましたが、馬鹿どころか天才ですよ！

ちぎり絵の細かい作業や遠近法など、これは目の前で見てみないと分からない”才能”がとても素晴らしいです！私には絵心があるわけではありませんが、山下清の作品は心の中に響く魔法のような力があります。

本当に感心し、感動します。

 

 

数年後、両親も連れて行ったことがあるのですが、両親も作品を見入ってとても感動していました。父など感動のあまり山下清の本を2冊も買い込んでいましたよ。

ただ、HPにはわんちゃんＯＫと言う記載はありませんので、行かれた際は受付で訪ねてみてくださいね。

 

放浪美術館の公式ページを見る

 

霧ヶ峰から突き当たりの神社まで散策♪愛犬大喜び！

白樺湖から車山へ向かうビーナスラインにはメロディーロードがあり、車が通るとメロディーが聞こえます。ちょうど良い速度は40kmで、曲はスカボロー・フェア。

この日は中央高速も富士登山者の観光客が多く、渋滞していて朝早く出たわりには霧ヶ峰に到着したのは15時。気温は24度です。

霧ヶ峰の駐車場辺りにはたくさんの観光客が涼を求め訪れていました。我が家は霧ヶ峰山頂の方を目指しリフト沿いに散策します。車山、霧ヶ峰周辺はたくさんの散策路があって毎回違った散策路を探検しながら歩いています。

霧ヶ峰の方も車山同様、たくさんの高山植物が咲いていて疲れた気持ちも癒やされますよ。

 

 

この年はニッコウキスゲがちらほらしか咲いていなくて、どうしたのかなと思っていたら、鹿に食べられてしまったそうです。

 

散策路を歩いて行くとグライダー滑走路があり、グライダーがロープで牽引されて上昇していく場面が見られました。

 

 

牽引している小屋の傍に、鐘がありました。霧鐘塔です。霧ヶ峰は頻繁に霧が発生するようで、その時道に迷わないように鐘を鳴らしたようです。

 

 

説明書きに、「この鐘を鳴らすと幸せになれる。」という声を耳にするようになったと書いてありました。

 

霧ヶ峰の頂上付近までは観光客の姿がありますがその先へ行くと誰もいない草原と神社があります。愛犬も少しこの草原化した散策路で走り回って日頃の運動不足解消～♪

 

 

神社より先へ延びる道がないためここで引き返しました。駐車場から往復5km位歩いたかな。

駐車場近くまで戻ってきたとき、急に天気が変わって怪しい雲がわき出してきました。

山の天気は急変します。あんなに天気が良かったのにあっという間にガスってひと雨来るかも知れません。

 

 

愛犬は雷が大嫌いなので急いで退散！

 

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