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愛犬と自然の森で遊ぼう!楽しむポイントや注意事項について

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愛犬と一緒に山や森を歩いたことはありますか?

人の手があまり入っていない自然の環境では、本能を刺激されてワクワクする愛犬の姿を見ることができます。

しかし、普段人間社会で暮らしているわんちゃんを野山で遊ばせるには、ちょっとした事前知識と準備が必要。大自然の中で愛犬と安全に楽しく遊ぶポイントをご紹介します。

愛犬がワクワクする森散歩

私は月に数回、愛犬を森に連れて行きます。人の気配はなく、鳥の声と木々のざわめき、小川が流れる音だけがする森を愛犬と歩けば、心の底から満たされるような幸せな気分になるのです。

愛犬も、土や木のにおいを嗅いだり、小路を見つけては覗いてみたりと、全身からワクワクがあふれ出ています。私には分かりませんが、鹿やキツネ、野ウサギやリスなど野生動物のにおいもたくさんするのでしょう。

フカフカの土やカサカサした落ち葉、踏むとパキッと音を立てて折れる小枝など、足裏で感じる刺激もさまざま。泥や小川に入ってしまうこともよくあります。そのどれもが愛犬にとって楽しくて仕方がないみたい!

▲野生動物のにおいがするのかな?

自然の中を探索することは楽しいだけではなく、たくさんの意味があります。わんちゃんが普段使わない本能を刺激され、視覚・嗅覚・触覚など五感をフルに使うことで、街中や公園では味わえない喜びを感じます。

また、慣れない山や森の中では少し不安な気持ちになるためか、普段よりも飼い主に対して意識を向け、群れとしての行動をとろうとするようです。

我が愛犬は、分かりにくい道や足場の悪いところなどでは、私の指示を頼りに歩を進めます。そしてどんなにワクワクしていても決して見えないところまでは行かず、私から一定以上離れることはないのです。

森を歩いていると、愛犬との信頼関係を再認識することがたびたびあります。

▲少し離れると急いで戻ってきます。

愛犬を自然の中に連れて行く際の注意点

愛犬も飼い主さんも楽しくて幸せになれる大自然。しかし、あまり人の立ち入らない山や森に入る時には、いくつかの注意が必要です。愛犬と自然の中で遊ぶ際の主な注意点についてまとめてみました。

1.完全な山の中は避ける

よく登山をする方など、基本的な山の知識がある場合を除き、完全な山の中に入ることは避けた方が無難です。

遭難の恐れもありますし、秋から春にかけての狩猟期間には野生動物と間違って撃たれてしまったり、地中に設置された罠にかかってしまったりする危険性もあります。山に入る際には、事前に狩猟区域を確認しておきましょう。

2.迷子対策は確実に!

わんちゃんにとって刺激と誘惑がいっぱいの山や森の中では、普段通りの指示が聞けなくなってしまうことがあります。いつもそばを離れない子や呼べばすぐ戻ってくる子であっても、万が一のために必ず迷子札とマイクロチップを装着しておきましょう。

私が愛犬と森散歩をする時は毎回、必ず何度か呼び戻しの練習をするようにしています。どんなに歩き慣れた森であっても、自宅からほど近い場所であっても、毎回練習することで「森の中では飼い主に意識を向ける」という習慣づけをしているのです。

▲野生動物の気配を追って山へ入り込んでしまわないように気をつけましょう。

3.愛犬の汚れや怪我に神経質にならない

自然の中を歩けば、足が泥だらけになったり草の種が大量についたりすることは避けられません。被害を最小限にするために愛犬に服を着せるのもひとつですが、せっかくの大自然ですからありのままの姿で存分に遊ばせてあげるのも良いかもしれないですね。

時には肉球や爪などを怪我してしまうこともありますが、それも経験。自分で足場を選ぶための学習にもなります。ただし、ダニ対策はしっかりしておきましょう!

▲ドロドロになるのも良い経験!

4.飼い主の装備は万全に!

愛犬には服も靴もなしで森へ入る私も、自分の装備にはちょっと気を遣いたいと考えます。というのも、濡れたり汚れたりするのを気にしていては、愛犬を思う存分遊ばせてあげられないからです。特に足元は防水のトレッキングシューズや、雪道ならスノーシューズを準備しておくと安心です。

また、ジャケットやパンツも撥水生地のものを選ぶと、汚れもすぐに洗い落とせますよ。

山や森を駆け回るわんちゃんは生き生きとして本当に楽しそう!みなさんもぜひ、事前準備を整えて大自然の中へ愛犬とお出かけしてみませんか?