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警察犬といえばジャーマンシェパードドッグ!飼いやすさや性格は?

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警察犬や麻薬探知犬など、人のために活動することが多いジャーマンシェパードドッグは世界中で飼っている人が多い犬種です。

賢く穏やかな性格は好きな方も多いと思いますが、実際はどんな犬種なのか知らない方も多いのではないでしょうか。

筆者が実際に暮らす中で感じたジャーマンシェパードドッグの魅力や、意外な性格をお伝えします。

実は色々なカラーの子がいる!ジャーマンシェパードドッグってどんな犬?

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ジャーマンシェパードドッグはドイツ生まれの犬種です。日本語にすると「ドイツの牧羊犬」という意味になります。

シェパードドッグという犬種が元々の犬で、各国で掛け合わされて品種改良を重ね、オーストラリアシェパードドッグやホワイトスイスシェパードドッグなど、頭に各国の名前が付けられています。

茶色と黒が混ざり合った体毛がジャーマンシェパードドッグのイメージですが、ホワイトやブラックなど一色の体毛の子もいます。

またショータイプと訓練タイプでは骨格が大きく異なるのも特徴で、ショータイプは腰から尾にかけてカーブ状に下がっており、訓練タイプは背中と腰の高さが同じになっています。

ジャーマンシェパードドッグは、アメリカンピットブルテリアよりも顎の力が強い!

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警察犬として重宝されているジャーマンシェパードドッグには、賢いだけではない警察犬に重宝される理由があります。

実は世界最強の闘犬種といわれているアメリカンピットブルテリアよりも顎の力が強く、犯罪現場や犯罪者と近くで関わることになる警察犬としての能力を秘めています。

危険性だけでいえばアメリカンピットブルテリアよりも上の感じがしますが、元々牧羊犬として育てられてきたジャーマンシェパードドッグは、家畜や飼い主を敵から守るという認識が強く、あくまでもその能力は闘犬としてではなく牧羊犬として培われてきました。

そんな歴史を持つのがジャーマンシェパードドッグなので、多くの国で警察犬として活躍し、愛されているのです。

とぼけた顔をして実は理解してる!飼って分かった、本当のジャーマンシェパードドッグの姿。

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ズミと名付けられたジャーマンシェパードドッグと知り合ったのも、保護犬のボランティア活動の最中でした。

公園に捨てられているところを保護されたズミは、保護されたお宅の先住犬と喧嘩してしまい、里親に出されていました。

ボケっとしたお顔に一目惚れして、とりあえず会ってみることに。

相性を確かめるために我が家の先住犬も連れて行ったのですが、ズミは車から降りるなり大きな先住犬を見て逃げ回りました。

「これはダメかな」と思ったものの、保護したお宅も切迫した状況だったため、一か八か連れて帰ってみることにしました。

先住犬とは「昔から知り合いだったの?」というほどあっという間に仲良くなり、私の心配は無用だったようです。

ズミは生後4ヶ月で我が家にやってきたのですが、小さい頃から気が強く、好き嫌いがはっきりしている子でした。

先住犬が何をしたら怒られるかをよく見ていて、怒られると分かったことは絶対にしません。万が一怒られても、どうしたら許してもらえるかを研究しているので、先住犬よりも上手に甘えてきます。

そして何より嗅覚がものすごく、物音にも敏感に反応します。人の話をよく聞き、何を指示さえているかを瞬時に理解します。

顔はボケっとしているのに、目は真剣です。

これは子犬のときからで、警察犬になる子が多い意味が分かりました。

探究心と好奇心の塊のような性格で、匂いを嗅ぐことや新しい場所・人・犬に出会うのが大好きです。

どっしりと構えて温厚な一面もありますが、全体的には「いつまで経っても子犬」のような性格をしています。

ジャーマンシェパードドッグは、躾さえきちんとできれば最高のパートナーになる!

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どんなに人間と共に生きてきた時間が長くても、ジャーマンシェパードドッグは大型犬で力も強く賢い犬種です。

きちんとした躾とストレス発散ができていないと、人には制御できないパワーで向かってきます。

ですが、きちんと躾さえできれば、言うことをよく聞き、素直でいつまでも無邪気な最高のパートナーになるでしょう。

大きな体で愛情をたくさん表現する姿には、思わず虜になってしまいます。

大型犬を飼いたい人に、オススメしたい素晴らしい犬種です。

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中川リナ
沖縄県在住のフリーライター。
沖縄移住をきっかけに保護犬ボランティアを始め、アメリカン・ピットブル・テリアとジャーマンシェパードドッグの元保護犬2匹と一緒に暮らす。
アメリカン・ピットブル・テリアがアレルギー疾患を抱えていたことをきっかけに、食の大切さを知り、現在は生食にこだわった食事を取り入れている。