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愛犬と無理なく続けるメリハリ運動『Japanese Walking』!その方法やメリット、注意点を解説!

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愛犬との散歩は、その時間の共有だけで、【リラックス】や【ストレス発散】の効果が期待できますよね。

しかし、そんな散歩に日本が独自に編み出した『Japanese Walking』というウォーキング方法を取り入れることで、飼い主さんと愛犬双方にメリットのある運動効果を見込めるのをご存知ですか?

今回は、愛犬と一緒に無理なく続ける『Japanese Walking』の方法やメリット、注意点についてご紹介します。

日本が生んだ『Japanese Walking』とは?

日本が独自に編み出した『Japanese Walking』は、正式名称を日本式インターバル速歩(Interval Walking Training:IWT)と言います。

この方法は、“3分間の早歩き”と“3分間のゆっくり歩き”を交互に繰り返し行なうだけのシンプルな方法です。信州大学の能勢 博教授を中心とする研究チームによって考案され、その健康効果は科学的にも有用性の高い効果として、実証されました。

運動が全くの初心者や高齢者、また、無理な運動を制限されているような方にとっても、取り入れやすい運動の一つとして、ここ最近注目されている運動法です。

『Japanese Walking』の一番の狙いは、無理のないインターバル刺激(強弱のある運動)で、効率的な下肢の筋力強化を目指し、体力や脚力、心肺機能の向上、血圧の安定、ダイエット効果などの相乗効果をもたらすことです。

そのため、刺激が単調で効果が感じられるまで時間を要する通常のウォーキングや、高強度でカロリー消費量は多いものの身体への負担が大きいジョギングとは異なります。

実際に行われたとある研究では、95%という高い遵守率(約束したこと(納期、ルール、スケジュールなど)に対して、実際にどれだけ守れたかを示す割合)が示されたと言います。

『Japanese Walking』は、元が人のために考案された運動方法の一つのため、愛犬との散歩で組み合わせる際には、ある程度ご自身の愛犬の性格との兼ね合いやお互いの年齢、持病の有無、また、肥満傾向かそうでないかによっては、やり方を工夫する必要があるかもしれません。

続いては、『Japanese Walking』の具体的な方法についてご紹介します。

『Japanese Walking』の基本方法

前述で、『Japanese Walking』の主な方法は、“3分間の早歩き”と“3分間のゆっくり歩き”の交互の繰り返しだと説明しました。

しかし、この方法をもっと厳密に説明すると、以下の条件が必須項目となります。

『Japanese Walking』を実践する場合、まずは上記の条件で愛犬との散歩に臨むことが大切です。

ただし、愛犬との散歩で行う場合、いきなり実践するのはハードルが高すぎるので、最初は少しずつやって、継続して行えるようになるのを目標に、徐々に慣れていけるよう意識して行いましょう。

特に散歩で引っ張ってしまう癖のある愛犬や匂いを嗅ぎながら少しずつ歩く愛犬の場合、愛犬の状況判断が重要です。

ご自身の愛犬は最初から最後まで勢いよく散歩を続けるタイプですか?それとも、最初だけ勢いが良くて後半は落ち着くタイプですか?

もしも後者のタイプの愛犬であるなら、上記の方法は散歩の後半で試して、前半は愛犬が思う散歩をさせてあげると、どちらか一方に偏った散歩ではなくなります。

また、匂いを嗅ぎながら少しずつ歩く愛犬の場合なら、嗅がせても良い場所とそうでない場所を区別して、そうでない場所の時に試したり、一日に繰り返す回数を減らす分、推奨頻度の回数を多くして帳尻を合わせたりすれば、愛犬の『クン活』の妨げにならない散歩が行えます。

従来ウォーキングの違いと『Japanese Walking』がもたらす効果

従来のウォーキングが一定速度で歩くのに対し、『Japanese Walking』では“3分間の早歩き”と“3分間のゆっくり歩き”を交互に行うため、運動強度は自然と高くなり、心肺機能や体力、筋力向上に効果をもたらせます。

これは、愛犬との散歩にも応用が効き、飼い主さんと愛犬双方の多大な相乗効果にもなるでしょう。

というのも、従来の犬の散歩では飼い主さんの運動強度に合わせた散歩は、低い(3METs程度)可能性が示唆されていたからです。

この運動強度を調べた研究結果では、犬の散歩で普通の歩行をした場合の身体強度と日常的な普通の歩行における身体強度の違いでは、以下のような違いが見られたと言います。

▽『犬の散歩と普通歩行の身体強度における違い』

これが示す意味は、人なら日常的な歩行で身体強度は足りるものの、犬の散歩では人・犬共に若干運動強度が足りないことを意味しています。

またこの違いは、歩行する際の1分当たりの歩数にも若干の違いが見られたことが分かっています。

▽『犬の散歩と普通歩行の歩数における違い』

ただ、どちらの場合も有意差はなしとの所見から、他の日常生活(家事や買い物)などと組み合わせれば、人は人が必要とする身体活動条件はクリアできるとされています。

しかし、犬の場合はどうでしょうか?室内飼養に切り替わって久しい犬の日常生活では、整えられた環境の中で頻繁に動いたり、活動したりするということは少なくなっています。そんな中で散歩の時が唯一まともな運動という状況だったとしたら、先程も示したように、犬の運動量としては不十分さに繋がっているかもしれません。

『Japanese Walking』を愛犬と行うメリット

『Japanese Walking』方法を取り入れた愛犬との散歩を行なうと、以下のようなメリットが飼い主さん・愛犬双方に期待できます。

一つずつ見ていきましょう。

心血管機能の向上

早歩きによって心拍数の上昇を図り、ゆっくり歩きによって心拍数の緩和を繰り返すことは、心血管機能の強化に効果的です。

特にシニア犬や高齢者の場合、このオン・オフの切り替えが散歩によって効率よく行えるため、心血管疾患のリスク低減や高血圧予防などが期待できます。

体力・脚力の向上

早歩き区間で脚力に負荷をかけることによって、体力や脚力の向上に効果的です。

犬は基本的に前肢に6~7割、後肢に3~4割体重が掛かっているため、その筋肉を効率よく鍛えられます。

認知機能の改善

犬との散歩自体は、それだけで認知機能を鍛えることが出来るとされていますが、メリハリがつきやすい『Japanese Walking』方法では、特に軽度認知障害で有効とされているようです。

現在は犬の高齢化も進み、認知機能の低下による認知症なども危惧されているため、上手く活用しましょう。

ダイエット効果

単調で且つ運動強度も比較的低くなりやすいウォーキングと違ってメリハリがあるため、通常よりもカロリー消費が見込め、脂肪燃焼効果が期待できます。

特に無理はさせたくないけど肥満にも気を付けたい短頭犬種やシニア犬などは、この方法によってダイエットの一助とすると、効果てきめんかもしれません。

『Japanese Walking』による運動効果は、この他にも気分障害改善や睡眠の質改善、関節痛の改善(筋力増加のため)などの効果が見込めると言われています。

『Japanese Walking』を愛犬と行う際の注意点

愛犬と共に『Japanese Walking』を実践する際には、飼い主さんと愛犬双方の安全と健康状態を最優先に考えましょう。

いくら様々な身体的・精神的な向上や改善が見込めるとはいえ、飼い主さんや愛犬自身が無理して続けてしまっては、元も子もありません。

また、インターバルの切り替えを行う際の合図も、突然切り替えを行なうのではなく、愛犬に向けて「Hurry!(早く!)」や「Slow(ゆっくり)」といった合図を送った上で歩き出しましょう。

このような注意点は、慣れれば余裕も出てくるでしょう。

そうなれば、最初は平坦で舗装された道路であっても、徐々に別の道を選んで少し負荷をかけるために坂道を活用してみるなどの工夫をしてみると良いでしょう。

また、ここで大切なのは、こまめな水分補給です。

そして、前述で述べた運動方法に沿って回数を熟せたら、しっかりとご自身も愛犬もクールダウンをし、しっかりと体を休ませてあげることも忘れないよう注意しましょう。

まとめ

『Japanese Walking』は、飼い主さん自身の健康増進にも効果的ですが、愛犬の健康増進にも効果的な運動方法です。

こうしたメリハリのある歩き方は、単なる健康増進というだけではなく、飼い主さんと愛犬がお互いのペースをバランスよく掴むことにも一役買うため、愛犬とのコミュニケーションスキル向上にも繋がることでしょう。

『Japanese Walking』は今日からでも始められる運動です。愛犬との楽しい散歩のひと時に、ぜひ取り入れてみてくださいね。

<参考サイト>

愛犬と始める「Japanese Walking」──健康と絆を深める新しい散歩術
>https://pet-happy.jp/102186/#

犬の散歩による身体活動強度の実際─普通歩行と比べて劣るのか?─
>https://asaet.org/data/sc19/DOU09_03koto_3.pdf

インターバル速歩のおすすめ
>http://www.saitamakinen-h.or.jp/hospital_blog/

 

<画像元>

photoAC

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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