夏の避暑地清里おすすめ散策コース！まきば公園と中止の滝&天女山ハイキング＜山梨県北杜市＞

夏の避暑地、清里のおすすめ散策コースをご紹介したいと思います。

動物が放牧されているまきば公園から中止の滝までのトレッキング、頂上からの眺めが見事な天女山、迫力があって水量も豊富な吐竜の滝など、夏でもワンちゃんと一緒に楽しめるオススメの場所です。

まきば公園から中止の滝へトレッキング

7月初旬に兄ちゃん（ジャーマン・シェパード・ドッグ）も連れて清里の散策に訪れました。下界ではムシムシと暑いこの日、清里へ到着したら気温は20度！まるで別世界です。

まきば公園へ来る前に野辺山に立ち寄ったのですが、買い物をしていると雷と共に大粒の雨がもの凄い勢いで降ってきてまるで滝のようなスコールでした。雨は30分ほどで止んだのですが、清里の道も雨でぐちゃぐちゃかなと心配しながら清里に向かうと、清里は雨が降っていなかったようで乾いていてラッキーです。

清里は高原なので時々このようなスコールに遭遇します。

動物がいっぱい！まきば公園をお散歩

駐車場に車を停めたときはまだ怪しい雲がありましたが、まきば公園を散策しながら公園を通り抜けて中止の滝へトレッキングします。

まきば公園は県営の牧場で、広い敷地内にはヤギ・羊・馬などが放牧されていて、のどかに草を食んでいます。わんちゃんは放牧されている柵の中に入ることはできませんが、柵の外なら自由に散歩させることができます。ただ牧場内は木陰がほとんど無いので暑い日の散歩は厳しいかも。

この日は夏でも気温が低かったので牧場の外周を散策しながら、中止の滝へ続くトレッキングコースへと向かいました。

近くに山羊が現れたので写真を撮ろうと思って2わんを待機させたら、ヤギが気になってなかなかカメラ目線をくれません。

兄ちゃんがやっとカメラの方を向いてくれたのでシャッターを切ったら、愛犬は下を向いちゃうし。

なかなかうまく写せませんね。

愛犬たちの後ろに見えるのがさっきいた場所で、その向こう側に駐車場があります。牧場をぐるりと廻ってきました。この先から中止の滝に向かう散策路が延びています。

中止の滝へ続く森の中の散策路

気温20度で涼しいと思うけど、太陽を浴びながら歩いているとやはり暑くて、兄ちゃんも愛犬も長い舌を出しています。

森の中へ入ると、一気に気温も下がり高原らしい爽やかな空気で、兄ちゃんも愛犬も元気が湧いてきたようです！テンションも徐々に上がってきて、兄ちゃんは早速大好きな枝を見つけて咥えながら歩いていました。

我が家の愛犬だけではなく、全てのわんちゃんは自然散策路が大好きですよね。兄ちゃんも自由に探検できる山歩きが大好きです。

枝を見つけては自慢げに私たちに見せに来たり、草の中に鼻を突っ込んでクンクンしたり、私たちの間を行ったり来たり、本当に嬉しそうです。

少し前に進んだときは呼び戻して、遠くへ離れないように調整しながら歩きました。愛犬も兄ちゃんもそんな調子なので私たちの何倍も歩いたことになります。

周りは高木が茂っているのでじっとしていると少し肌寒く感じます。

この標識の先は、道が狭くなり滑りやすく足元が悪い場所もあります。木々も密集して薄暗くなり、急な下り坂になるので気をつけて歩きます。

愛犬たちは四つ足なのでお構いなしに私たちの横をすり抜けて行ったり来たり。なんだか段々獣道のような雰囲気の道になってきましたが、わん達にとっては楽園みたいにはしゃいでいました。

中止の滝に到着

やっと獣道を抜けて中止の滝に到着しましたが、上からだと滝がほとんど見えなくて、水量もチョロチョロと流れているだけのようです。

この中止の滝から八ヶ岳倶楽部や天女山、吐竜の滝へも行かれるようですが、車をまきば公園に置いてあるのでひとまず来た道を戻ることにします。また各方面へ行く道は、かなり厳しいようで道が草で埋まって分からないところや、岩が崩れている場所などがあるようです。

それでは、まきば公園に向かって来た道を戻るよ。

行きは下り坂が多くて楽ちんでしたが、帰りは上り坂で汗だく～。

まきば公園に辿り着いて、愛犬たちもお水をガブガブ飲んでいました。冷たいお水で足も洗って今度は天女山へ出発♪

天女山（てんにょさん）でのハイキング

天女山はもちろん登山も楽しめますが、私たちはすでに中止の滝ハイキングをしてきた後なので、頂上付近まで車で登り、少しだけ歩いてきました。

健脚の方はこちらに車を停めて、赤岳まで登山する方も多いみたいですよ。

天女山の頂上からの眺めはとても綺麗で遠くの山々まで見渡すことができます。頂上は少し広い広場があり、愛犬たちを少し遊ばせました。

兄ちゃんはここでも大好きな枝を見つけてガシガシ。

天女山ではあまり歩かなかったけど、わん達は人一倍歩き回っていたので帰りの車の中では並んで爆睡！

あまりにも静かに寝ていたので、思わず息をしているか確認したほどでした(笑)

夏でも氷水のように冷たい吐竜の滝（どりゅうのたき）！

清里の滝で一番有名なのは吐竜の滝かな。結構迫力があって水量も豊富な滝です。

吐竜の滝の駐車場はあまり広くありませんが、10～15台位は停められます。駐車場から15分ほど山の中を歩いたところにあるのが吐竜の滝で、滝のそばまで行くと道が少しぬかるんでいるのでわんちゃんの足はかなり汚れるので覚悟してくださいね。

マイナスイオンたっぷりで清里の涼しい気温もさらに涼しく感じますよ。そして流れる川の水は足が痺れるほど冷たいです！

吐竜の滝までの散策路は整備されていますので、とても歩きやすく木陰なのでわんちゃんにも快適な散歩コースです。しばらく歩いていくと滝から流れでた川が見え、この川は歩道のすぐそばにあるので入ることができますが、とにかく冷たい！

川が見えた途端、遊びに来ていた甲斐犬たちは大喜びで飼い主さんをグングン引っ張って川の中にドボン。

最初は恐る恐る川を偵察していましたが、雌の甲斐犬は気持ちよさそうに川の中で寝そべってしまいました。

冷たくないのかな？お腹冷えちゃうよ～。

清里は涼しいと言っても色々なところをハイキングしたり、走り回っていたら暑くなっちゃうよね。

 

橋を渡ったところに吐竜の滝があります。この滝は観光客にも人気があるのか、たくさんの方々が訪れていました。

白糸の滝のように広い範囲の場所から滝が流れていて見ているだけでも涼しげですよ。

滝の下は川になっているので川遊びもできますが、先ほども言ったようにかなり冷たいです。観光客の方々も足首位までは川に入って涼を感じていました。

甲斐犬も、うちの愛犬も川の中に入ってあちこち歩き回っていましたが、飼い主の方が冷たくて降参です。

川の中には大きな石もゴロゴロあるので、うまく飛び石のように渡れば濡れなくて済みますが、わんちゃんって自分の行きたい方へ引っ張るから、リードを持った人が石の上を渡るのは滑りやすくなっていますので気をつけてくださいね。

この滝があるもっと奥の方へ行くと、ある程度の深さがあるプールのようになった場所があります。冷たい水でも泳ぎたいわんちゃんはそちらへ行けば広くはないけど少し位なら泳げると思いますよ。

清里に流れる川はとても綺麗なので水遊びさせるには素敵なところですが、観光客も多いので、その点は注意しながらお願い致します。

川遊びした後は足も濡れているので、山道を歩かせると駐車場に辿り着く頃にはお腹辺りまで泥だらけになってしまいます。とは言え抱っこして帰るわけにも行きませんので足を洗えるような洗面器とお水を用意しておけば万全ですね。

秋になると紅葉が美しい場所として人気があり、色とりどりに染まった雑木林はお散歩していても楽しそうですよね！

 

我が家が清里を訪れるのは7月から9月中旬までが多く、清里で過ごしている気温は平均して23度～25度位です。それでも太陽に近い分暑いですが、平地とは全然違いますよね。

いつも感じるのは、平地より湿度が少ないなとということです。暑くても木陰に入るととても涼しく爽やかなので、夏になると何度も訪れてしまうお気に入りの清里。高原野菜やブドウ、桃などの果物も新鮮で安く買えるのも魅力のひとつです！