わんことの旅行を
もっと楽しく、
もっと快適に。
メニュー
  • いいね!してね

愛犬のために知っておこう!わんちゃんが嫌がるNG行動5選

シェアする

わんちゃんは人と同じ言葉を話すことはできませんが、表情や態度、仕草で自分の気持ちを一生懸命伝えてきます。その気持ちに気づかないままだと、愛犬との大切な絆にヒビが入ってしまうかもしれません。

「あ~こんな行動してたな~」と思い当たったら、今日から改めて、わんちゃんが発しているサインを見逃さないようにしましょう!

①大声で怒る・叩く

わんちゃんとのくらしに最低限のしつけは必要ですよね。ほめて伸ばしたいと思っていても、愛犬が思い通りに動かないとつい大声で怒ってしまったり、手が出てしまうという方もいるかもしれません。

しかし、わんちゃんは「過去起こったこと」と「今」を結びつけることが非常に苦手です。

例えば、愛犬がゴミ箱をあさっていたとして、あさっている最中やあさった後に怒ったり叩いたりしても、わんちゃんはなぜそんなことをされるのかわかりません。また、美味しそうな匂いがしたなどわんちゃんなりの理由があったのかもしれません。

しつけで大切なのは、「タイミング」・「正しい反応の回数を増やすこと」・「環境を見直すこと」です。

ゴミ箱あさりを止めたい場合は、ゴミ箱の匂いを嗅ごうとしたタイミングでこちらに呼んだり、ダメと一回だけ言って止めたらほめるを何繰り返すのが効果的です。

また、留守番中は、ゴミ箱を高い場所に上げていたずらされないように気をつけたり、愛犬を別の部屋に移動させるなどの環境を作ることで防ぐことが大切です。

大声で怒ること・叩くことがダメな理由

一番問題なのはしつけで怒ったり叩いたりすること。

わんちゃんにはなぜ怒られているのか理由が伝わっておらず、わんちゃんを怖がらせたり興奮させる原因になってしまうのです。

わんちゃんは飼い主さんに大声で怒られる、叩かれる経験をなかなか忘れません。そのため、飼い主さんや人の手を怖がるようになったり、恐怖のあまり攻撃をするようになってしまう可能性があります。

感情的になって大声で怒ったり、叩くことはわんちゃんにとっても飼い主さんにとっても辛い状況です。しつけは飼い主さんの意識も一緒に変えることが大切です。

しつけにを悩んでいる方は、一人で抱え込まずにドッグトレーナーなどプロの手を借りましょう。(体罰を取り入れず、動物行動学や心理学など科学的根拠にもとづいて訓練されている方がオススメです)

➁自分の都合で触る・撫でる

愛犬が寝ているときやご飯を食べているときに触ったり撫でたりしていませんか?

普段飼い主さんに触られることが大好きなわんちゃんでも、触ってほしくないタイミングがあります。寝ているときに急に触られるとゆっくり休むことができませんし、食事中に触られると「ご飯を取られる」と思って威嚇や攻撃をしたり、慌ててガツガツ食べることがあります。

人がゆっくり過ごしたいときがあるように、わんちゃんにもゆっくり自分の時間を過ごしたいときがあります。その気持ちを尊重せず邪魔をするとわんちゃんにストレスがかかってしまいます。状況をみていっぱい撫でてあげましょう!

わんちゃんが撫でてほしいタイミング

撫でてほしいタイミングはわんちゃんの方から寄ってきたり、撫でるのをやめると目線や手や鼻を使って催促する仕草がみられたときです。

また、お留守番や旅行などで離れる時間が長いと寂しさを感じて撫でてほしがります。愛犬から撫でてほしい仕草が見られた時にはたくさん撫でてあげましょう!

愛犬が離れていったり、ふいっと顔をそむけるような仕草を見せたら十分満足したサインです。

➂苦手な場所を急に触る

わんちゃんはどこを触られても嬉しいかというとそうではなく、急所であったり神経が集まっているところは敏感なため触られるのを好みません。特にお腹はわんちゃんが触ってほしいと催促しないとき以外はあまり触ってほしくない場所です。

わんちゃんによっては少しずつ触って慣らしていかないと触れられない場所もあります。

健康チェックや動物病院などで触ることもあるため訓練することは大切ですが、慣らさずに敏感な場所を急に何度も触られるとわんちゃんにストレスがかかり、触れられるのを避けるようになったり、場合によっては攻撃するようになります。

<わんちゃんが触られるのが苦手な場所>
■口のまわり
■鼻
■目のまわり
■耳の中
■足や足先
■肛門付近
■しっぽ
■お腹

撫でられると嬉しい場所

わんちゃんを触るときは嬉しい場所をたくさん撫でてあげましょう!

また撫で方も大切です。上から撫でたり、前かがみで覆いかぶさるような動きは威圧感が出て、わんちゃんの不安をあおります。立った状態ではなくわんちゃんの前に座って、下からゆっくり手を出して首回りから撫でてあげましょう。

わしゃわしゃと毛並みを気にせずに撫でると、血管の流れに逆らうためわんちゃんはぞわぞわと不快感を感じます。毛並みにそって優しくなでてあげましょう。

<わんちゃんが触られるのが嬉しい場所>
■耳の後ろ
■首のまわり
■あごのした
■背中
■胸まわり
■体の横

④苦手なわんちゃんや人と交流させる

人と同じようにわんちゃん同士にも相性があるし、苦手な人もいます。大切なのは愛犬の性格を把握し、発する仕草をみて気持ちをくんであげることです。

例えば、散歩の途中で初対面のわんちゃんが近づいてきた場合、愛犬はどんな表情や仕草をしていますか?ふいっと顔をそらしたり、警戒するように表情が硬くなり、ピタッと動きを止めたら「今はあいさつしたくないな~」というサインです。

サインを見落として間違った対応をしてしまうとわんちゃんはストレスを感じるだけでなく、予期せぬ行動をして事故になる場合もあります。嫌な思いをさせないように注意深く観察しましょう。

初対面の人や子供が近づいてきたら?

初対面の方はわんちゃんの触り方に慣れていない可能性があります。触れ合う前に愛犬とその方の間に入って触れ方や性格を伝えてあげましょう。

愛犬が匂いを嗅ぎたがらなかったり、その場から離れようとする場合は「今は気分じゃないな~」というサインです。触れられることが苦手な子や慣れていない子は触られることだけでも怖い状況です。無理強いをせずに愛犬に合わせてあげてください。

激しい動きや予測できない動きはわんちゃんの警戒心をあおります。そのため急に子供が走ってきたり、突然触ろうとすると驚いて攻撃してしまうことがあります。

予測できる場合には距離をとったり、抱っこをしてその方と愛犬の両方を守ってあげましょう。愛犬の状態によっては「緊張しているみたいなのでごめんなさい」と触るのをお断りすることも大切です。

➄ちょっかいをかける

嫌いなものを近づける、大事なものを無理やり取ろうとする、待てをさせたままなかなかごはんを与えないなど愛犬に反応してほしくて、わざとちょっかいをかける飼い主さんもいます。

わんちゃんはなぜそんなことをされているのか理解できないので、「嫌だ、やめてよ」と唸る、顔をそむけるなどの仕草で伝えているのに無視されることにストレスを感じます。何度も同じことを繰り返すと、飼い主さんに嫌なことをする人とマイナスイメージを抱いてしまいます。

そうすると、指示に従わない、飼い主さんを避けるなど新たな問題を生み出します。面白がってやっていたことが愛犬との信頼関係にヒビを入れる原因だったということもあるのです。

わんちゃんが嫌がるNG行動をご紹介させていただきました。すべてに共通して言えるのはわんちゃんの気持ちを読み取り、尊重してあげることが大切だということです。

わんちゃんにも主張や感情があります。自分の気持ちだけ考えると良くないのは人間社会と一緒ですね。愛犬との絆を深めるためにも、愛犬の表情やしぐさをよく観察してサインを見落とさないようにしましょう!

<参考文献>
動物看護のための動物行動学
著者/森裕司 武内ゆかり
監修/日本小動物獣医師会 動物看護師委員会

犬の行動学入門
著者/鹿野正顕 中村広基  監修/森 裕司

学生相談におけるイヌとヒトの唾液中オキシトシン濃度および

行動解析を用いた「動物ふれあい活動」の効果評価の試み
https://www.jpc.or.jp/animal/wp-content/uploads/2018/05/H29_iwata.pdf

<画像元>
無料写真素材 写真AC
Pixabay

The following two tabs change content below.
伊藤さん

伊藤さん

宮崎出身の動物看護師。
やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・日本動物看護職協会 認定動物看護師
愛犬のために知っておこう!わんちゃんが嫌がるNG行動5選
愛犬との旅行・生活に役立つ情報をお届けします。
イヌトミィの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

フォローする