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愛犬が喜ぶマッサージって?ケース別ケアから犬種別ケアまでご紹介!

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長期休暇でのお出掛けや普段の生活の中での疲れを癒すマッサージは、人だけでなく犬も同様喜ぶもの。

スキンシップにも役立つ上、気持ちよさそうに目を細める愛犬を見ると、こちらまで嬉しくなってくるものです。

ただそこに、愛犬の状況に適したケア方法を少し加えてみるのはどうでしょうか?

この記事では、愛犬にもっと喜んでもらえるように、ケース別ケアや犬種別ケアをご紹介します。

愛犬を喜ばせるマッサージ方法って?

一般的に犬の大きさや姿・形は、犬種によって大きく違います。

しかし、これだけ大きく異なる特徴を持っていても、基本的な骨の数に変わりがないのをご存知でしょうか?

犬の骨の数は、人の約206本(成人)あるのに対し、それよりも多い約320本前後(320本~380本)と言われています。

この数は、例えばチワワといった超小型犬でも、グレート・デンといった超大型犬でも変わらず、全犬種みんな同じ数の骨が体に備わっています。

ただし、選択繁殖によって小型化された犬(特に胴長短足の犬)の骨の長さや特徴については、基本的な犬の骨格構造と比較すると当然ながら違いが見られます。

▽『基本的な犬の骨格構造』

▽『ミニチュア・ダックスフンドの骨格構造』

ドワーフ(矮小・小人)化と言われる選択繁殖をされたミニチュア・ダックスフンドやウェルシュ・コーギーは、基本的な犬の骨格と比べると、多少膝蓋骨が大きい傾向があります。

また焼骨と尺骨についても、通常の犬の骨格よりも短くなっています。

このような体格差の違いは体にかかる負荷への影響も違うため、マッサージするポイントもドワーフ型の犬種の場合、状況に応じてではありますが、基本的には首や背中といった後肢部分を中心に意識されることが多いです。

そして犬の場合は、人とは違って口が聞けないため、体のどこが凝っているとか何に対してストレスを感じているといった具体的な内容を正確に知ることは出来ません。

愛犬を本当に喜ばせられるマッサージをするためには、このような違いに加えて、その犬種の性格や日々の生活状況などを知ってマッサージを行うことが大切です。

以下の記事では、愛犬に行うマッサージの基礎知識や準備、方法などをご紹介しています。実際に愛犬へマッサージを行う前に確認しておきたい方は、ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。

▼【合わせて読みたい!こちらの記事もオススメです】

長寿になった今だからこそ!愛犬にもやってあげたい色々なマッサージ療法
>https://www.inutome.jp/c/column_7-119-40332.html

ケース別のドッグマッサージポイント6選

それでは、ここからはケースによって変わるマッサージポイント6選を見ていきましょう。

犬の場合、普段の散歩でも良く歩く子とそうでない子が居るように、例えばドッグラン内でもよく遊ぶ子とそうでない子が居ます。また、それだけではなく家の中のちょっとした物音に敏感に反応してしまう子、飼い主さんに飛びついてピョンピョンとはしゃぐ子など、性格や特徴などは多種多様です。

そのため、ここではこれらケースによって変わるマッサージのポイント6つと簡単なマッサージ方法を確認していきましょう。

ケース1:ボールやディスクをキャッチするのが好きな子

投げたボールやディスクを跳躍力溢れるジャンプでキャッチしたりするのが好きなワンコは、肩の周辺や背中から胸郭に掛けたケアを行なうのがポイントです。

物のキャッチやジャンプをする時は、腹部や臀部、肋骨などの筋肉に負荷が掛かるため、緊張しがちな肩回りは愛犬の脇下に手を入れて、そのまま胸郭側に優しく親指で揉んであげたり、肩甲骨の背縁から上腕骨の大結節まで両手で上下交互に撫でたり、手の平全体を使って背中当たりの筋膜を縮めたり伸ばしたりして、疲れを癒してあげると良いでしょう。

ケース2:長時間の散歩やいっぱい遊ぶのが好きな子

沢山のお散歩やアウトドアでいっぱい遊ぶのが好きなワンコは、前胸部全体や肩から臀部に掛けたクールダウンケアを行なうのがポイントです。

基本的に長時間の散歩や遊んだ後というのは、体も心も興奮や緊張で疲労が溜まっているため、力は軽くゆっくりとしたリズムで、手の平全体で胸郭を優しく行ったり来たり撫でたり、肩から臀部までを手を包み込むように当てて、皮膚に1周の円を描くようなサークルタッチをしたり、背中には両手の平を交互に被毛に沿わせて軽く滑るように動かしたりすると、筋肉をリラックスさせてあげられます。

ケース3:リードをグイグイ、先陣を切って歩く子

リードを強く引っ張って前のめりの姿勢になりやすいワンコは、前胸部や肩、首回りや後肢の足先をケアしてあげるのがポイントです。

前のめりの散歩によって前胸部や肩に掛かっている負担を解すには、力が入った前胸部や肩回りの筋肉を優しく震わせて撫でてあげたり、首回りの皮膚を優しく引っ張って戻す、を繰り返したり、肉球へ小さなサークルタッチをしたりすることで、緊張を解してあげられます。

ケース4:些細な音にも敏感に反応してしまう子

家の中でも外でも、ちょっとした音にも敏感に反応してしまうワンコの場合、頭部や首、耳全体へのケアで落ち着かせてあげるのがポイントです。

音に敏感な犬の耳の根本は往々にして硬い傾向にあり、血流が悪くなっていることが多いです。そのため、耳の付け根を大きく回して解してあげたり、耳の根元から耳先にかけて親指の腹を優しく滑らせたり、親指と人差し指を使って耳を挟んで前後に5回往復させたり、首も同じように親指と人差し指で挟んで優しく揉んであげたりすると、強張っていた筋肉をリラックスさせてあげられます。

ケース5:ピョンピョンして抱っこをせがむ子

抱っこを良くせがむようなことが多いワンコは、首周辺や足先から体全体へのケアで体に掛かっている負荷やメンタル面における不安を取り除いてあげることがポイントです。

お家の中でも外でも、すぐに飼い主さんの元へ向かってピョンピョン抱っこを愛犬がせがむ場合、そこには首回りや体全体の筋肉の緊張が溜まっていることが多いです。そのため、首回りの皮膚を優しく引っ張って持ち上げて戻す、を繰り返したマッサージをしたり、肩から足先、大腿部から足先を繰り返し撫でたり、手の平全体を愛犬の体の輪郭に沿って優しく包み込んで愛犬の呼吸のリズムに合わせて撫でてあげたりすると、安心感を与えられます。

ケース6:決まった刺激で吠え止まない子

チャイムの音や、外から聞こえる他のワンコの声などに反応すると吠え止まなくなってしまうワンコは、口周りや首周辺、尻尾へのケアを重点的に行うことがポイントです。

愛犬が良く吠えてしまう場合、その結果として首回りの筋肉や口周りの筋肉は強張ってしまうため、後頭部に近い首回りや口周りは、優しく撫でてあげたり揉んであげたり、口の中に指を入れるのが可能であれば、そのまま歯茎や口周りを触ってあげることも、リラックスに繋がります。また、尻尾の付け根や尻尾自体は、皮膚を優しく動かすようにサークルタッチをしたり、ゆっくり優しく回してあげたりすると、緊張を解せます。

犬種別ストレスポイントでマッサージ効果倍増!

前述でも述べましたが、犬は犬種によって体格が大きく異なる動物です。

そのため、犬種別でも体に掛かりやすいストレスには違いがあったりします。以下で人気犬種4匹のストレスポイントを、ここでは見ていきましょう。

1.柴犬

柴犬は、その見た目からはあまり想像が付かないほどの強靭な筋肉を持ち合わせていて、とてもパワフルな犬種です。

ただ体への負担が掛かりやすいポイントは、肩、首、膝、足根部です。中でも後頭部に付着する菱形筋や板状筋、僧帽筋は重点的にマッサージしてあげると良いでしょう。

2.ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナウザーは、背中が短く前半身がとても発達しており、肋骨のすぐ後ろから腸骨までの胸腰筋膜は力が入りやすい傾向にあります。

体への負担が掛かりやすいポイントは、側腹部、後躯(こうく)、尾の付け根を重点的にマッサージしてあげると良いでしょう。

3.トイ・プードル

トイ・プードルは、膝蓋骨脱臼にかかりやすいため、日頃から股関節の屈筋や膝関節の伸筋である大腿筋膜張筋のケアを意識する必要があります。

トイ・プードルの体への負担が掛かりやすい首や後肢、大腿部、胸部などを重点的にマッサージしてあげることで、日々の疲れを癒してあげると良いでしょう。

4.ミニチュア・ダックスフンド

ミニチュア・ダックスフンドは、元々アナグマなどの猟犬として活躍した犬種で、上腕骨を後方へ大きく引く役割がある長い広背筋と深胸筋を持っています。

ただしその分、胴長短足のその体格の構造は後躯側に負担となってかかりやすいため、ミニチュア・ダックスフンドは首、背中、股関節、後躯を重点的にマッサージしてあげると良いでしょう。

まとめ

今回はケース別・犬種別で知っておきたいマッサージポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

愛犬へのマッサージは、普段から定期的に行ってあげることで心身への負担が軽減されますが、それが難しい場合は、撫でてあげるだけでも幸せホルモンのセロトニンは分泌されるため、ストレスや緊張が解せます。

ただ、その効果を最大限に生かすのなら、上記の方法などを参考に、ぜひ愛犬に合ったマッサージ方法を実践してみてください。

<参考書籍>

コツがわかる本|ドッグマッサージ 実践テクニックBOOK この一冊で基本から応用まで|一般社団法人アニマルライフパートナーズ協会代表 山田りこ(監修)

<画像元>

photoAC

Canva

筆者提供

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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