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愛犬がシニアになったら見直したい5つのこと【動物看護師が解説】

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犬の老化は7歳ごろから始まると言われています。まだまだ元気いっぱいだとシニアだと実感しにくいかもしれませんが、7歳を迎えたら一度生活を見直してみましょう。

今までの生活をすぐに変える必要はないですが、備えておくと今後年齢を重ねたときに安心ですよ。

愛犬がシニアになったら、生活のどのポイントを見直すべきなのか、一緒に覚えていきましょう。

愛犬がシニアになったら見直したいこと① 食事

▼シニアの「食事」の見直しポイント
・筋力のために良質なタンパク質をとる
・便がゆるい事が増えたらシニアフードへの切り替えを検討
・食べにくそうにしていたらお皿の位置を変更する
・食が細くなったらトッピング(サプリや犬用ふりかけ等)を加える
・肥満にならないように食事量やオヤツ量に注意
・1日の水分量を把握する

元気いっぱいな体を作るうえで、一番大切なことは食事です。

年齢が高くなると胃腸の働きが弱ってきてお腹をゆるくしたり、代謝が落ちて太りやすくなります。

7歳になったからすぐに食事を切り替えなければならないわけではありませんが、今までと同じ食事で体重が増えたり、便がゆるいことが増えたら、シニア用の食事に切り替えていくことをオススメします。

また、足腰が弱ってきたり痛みが出てくると、水を飲みに行くことを億劫がることがあります。

水分不足は結石や代謝を悪くする原因になります。あまり水分を取っていないなと感じたら、ドライフードをお湯でふやかしたり、缶詰を与えるなど食事からも水分が取れるように意識して与えるようにしましょう。

愛犬がシニアになったら見直したいこと➁ 散歩

▼シニアの「散歩」の見直しポイント
・愛犬のペースに合わせる
・愛犬が疲れているときは休憩をはさむ
・足に負担の少ない芝生や土、砂浜などを散歩コースに入れる
・暑さや寒さの対策をしっかりと行う
・視力が悪くなったら、散歩コースは変えない

シニアになると、足腰が弱くなったり関節に痛みが出てきて、散歩に行くのを嫌がるようになることがあります。

しかし、嫌がったことをきっかけに散歩を控えると、筋力が低下して寝たきり予備軍になったり、ストレスが溜まったり、運動不足で血流が悪くなってしまいます。

痛みの管理は獣医師さんと相談して、無理のない範囲で散歩は続けるようにしましょう。

また、視力が悪くなると新しい道や見慣れない人に不安を感じてしまうことがあります。

視力が衰えたと感じたら、慣れ親しんだ散歩コースや歩きやすい場所(人通りや車通りが少なく道幅が広い)を散歩してあげましょう。

愛犬がシニアになったら見直したいこと➂ 過ごしている環境

▼シニアが過ごす「環境」の見直しポイント
・爪が引っかかりにくい敷物を敷く
・階段の上り下りをさせない
・段差には踏み台を置く
・家具の角をタオル等で覆う
・家具の配置を変えない
・隙間(すきま)をなるべく無くす

愛犬がシニアになって住まいを見直すときに大事なポイントはいかに「ケガをさせない空間にするか」です。

足がうまく上がらなくなったり視力が衰えたりすると、住み慣れた家の中でもケガをする機会が増えてしまいます。

目が完全に見えなくなると今までの記憶や匂い、感覚をたよりに動くので、家具の配置はなるべく変えないようしてあげましょう。

またシニアになると、後ろに下がる行動が苦手になることがあります。

家具と家具の隙間に入ったまま抜け出せないということが起きやすくなるので、犬がよく過ごす場所の隙間は無くすようにしましょう。

愛犬がシニアになったら見直したいこと④ コミュニケーション

▼シニアとの「コミュニケーション」の見直しポイント
・視力や聴力が衰えるので話しかけるのは愛犬の近くに行ってから
・視力や聴力が衰えたと感じたら愛犬の死角から触れない
・愛犬の体に触って健康チェックをする
・昔できたことや新しいことにチャレンジ
・新しい場所や新しいおもちゃなどで刺激を与える

愛犬の目を見て話す機会が減ってませんか?

シニアになると寝ている時間も増えるため、一緒に外出をしたり接してあげられる時間が減ってきてしまいます。

しかし触れ合う時間が減ってしまうと、体の異変を見落としがちになりますし、認知症予防の面からもよくありません。

愛犬の年齢が高くなれば高くなるほど、健康チェックをかねて触れ合いタイムを取ってあげましょう。

愛犬が退屈そうにしていたら近くに行って話しかける、新しい芸やゲームに一緒に取り組むなど適度に刺激のある生活を送らせてあげましょう。

愛犬がシニアになったら見直したいこと➄ お手入れ

▼シニアの「お手入れ」の見直しポイント
・爪はマメにカットしておく
・食後の歯みがきを習慣化
・こまめにブラッシングする
・肉球や肉球まわりのお手入れを念入りにおこなう
・目のトラブル予防のために目ヤニをそのままにしない
・耳のチェックをこまめに行う

日頃から行っている犬のお手入れは、年を取れば取るほど病気予防の面から重要になってきます。

そのため、元気いっぱいの子犬や若いうちから、嫌がらずにお手入れができるように毎日練習しておくことが大切です。

シニアになると運動量の低下にともない、爪がすり減りにくくなるだけでなく、筋力の衰えで足の重心が変わり爪が上向きに生えがちになります。

そのまま伸びっぱなしだと、カーペットなどにひっかけて転倒する恐れがあるので、マメにチェックしてあげるようにしましょう。

また、日々のブラッシングは血行促進や皮膚を清潔する効果もあります。

寝たきりになると毛玉が床ずれの原因になることもあるので、介護生活が始まってもマメにブラッシングしてあげるようにしましょう。

いかがでしたか?

愛犬にシニアの兆候がでてきたら、今回お伝えしたことを少しずつ生活に取り入れて、愛犬が快適に過ごせる手助けをしてあげてくださいね。

<参考書籍>

7歳からのシニア犬とのしあわせな暮らし方アンチエイジングとハッピー介護マニュアル (著)内田恵子,三浦裕子

犬もよろこぶシニア犬生活:心や体の変化にあわせた老犬とのコミュニケーションがわかる 愛犬の友編集部 (編集),佐々木 彩子 (監修)

<画像元>

Unsplash

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伊藤さん

伊藤さん

宮崎出身の動物看護師。
やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・日本動物看護職協会 認定動物看護師
愛犬がシニアになったら見直したい5つのこと【動物看護師が解説】
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