ドッグサロンで思い通りのカットにならない？！希望をうまく伝える方法は？

トイプードルやマルチーズなど、トリミング犬種の飼い主さんは、ドッグサロンでトリミングをした際、想像していたカットと違う仕上がりになってがっかりしたことはありませんか？

特に初めて行くドッグサロンでは、うまく希望を伝えるのが難しいと感じたこともあるのではないでしょうか？

「思っていたカットと違う！」という悲劇が起こるのを防ぐべく、トリマーさんにわかりやすく希望を伝える方法についてお伝えします。

①犬用のヘアスタイル雑誌から好みのカットを探して持って行く

犬用のヘアスタイル雑誌で好みのカットを見つけて、ドッグサロンに持っていきましょう。

人間の美容室と同じで、雑誌の切り抜きを持っていくのが、一番トリマーさんに伝わりやすいです。

▲犬用のヘアスタイル雑誌

犬用のヘアスタイル雑誌には、細かいオーダーの仕方も記入されています。

好みのカットが見つかったら、1ページ丸ごと切り抜いて持っていくか、雑誌そのものを持っていきましょう。

写真に撮る場合も、1ページ丸ごと写して持っていくのがおすすめです。1ページ丸ごと写らない時は、細いオーダーの仕方が書かれている部分も写真に撮って持っていきましょう。

もちろん、どんな子でも雑誌の写真と同じようにカットが出来るとは限りません。毛質や体型の違いで、雑誌と同じように出来ないと言われた場合は「出来るだけ近づけて欲しい」という希望を伝えてみましょう。

また、「ここだけは譲れない！｝という部分を伝えてみるのも良いでしょう。

②「長め」や「短め」という曖昧な言葉を使わず、具体的に伝える

ドッグサロンでカットのオーダーをする際、「長めにしてください」や「短めでいいです」という言葉のみで済ますのは、イメージ通りのカットにならない原因になります。

「短めでお願いします」と伝えたら、思った以上に短くてびっくりした事はありませんか？逆の場合も同じですね。

「長め」や「短め」という言葉は、飼い主さんはよく使ってしまいがちですが、「長め」や「短め」という言葉は人によって、全く感覚が違います。

例えば、こちらは長めのカットですか？それとも短めのカットですか？

人によっては「長め」と思うかもしれません。

ではこちらのカットはいかがでしょうか？

最初のお写真と比較すると、体全体は「長め」で、足先は「短め」のように感じますが、そもそもシルエットが異なりますよね。

「長め」「短め」という表現だけではなかなか伝わりにくいのです。

トリマーさんにオーダーするには、もう少し具体的に表現することで、イメージが伝わりやすくなるでしょう。

以下に、伝え方の例をまとめてみました。

●バリカンを使うのか、使わないのか。
●バリカンを使う場所。(ボディの部分、足の部分など)
●バリカンを使う場合は、バリカンのミリ数。(ミリ数によって、どれくらい毛の長さが残るかは、トリマーさんに質問してみてください)
●ボディの毛の長さと、足の毛の長さは同じにするのか、足の毛の方を長く残すのか。
※その他、耳や尾などのパーツはどのような仕上がりにするのかも、好みがあるならしっかりと伝えておくと良いでしょう。

またお顔のカットは、言葉だけではなかなか伝わりづらいです。

希望のカットがある場合は、雑誌や写真を持っていくことをおすすめします！