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春の黄砂は犬にも影響大!黄砂が及ぼす愛犬への影響や注意点、対処法を解説!

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愛犬との春の散歩は、ポカポカ陽気の中とても過ごしやすく、気持ちの良いものですよね。

しかし、春には花粉の飛散が増す季節と同時に、黄砂も増す季節でもあります。

今回は、人では既に影響があると言われる黄砂が、犬にどのように影響するのか、その注意点や対処法などを解説します。

せっかくの春のお散歩日和だからこそ気を付けたい黄砂、是非とも最後までお付き合いください。

そもそも黄砂って?

黄砂とは、中国大陸内陸部に位置する砂漠や黄土高原から吹く風(偏西風)によって日本などに運ばれてくる砂や塵のことを言います。

主に強風によって大量に吹き上げられた砂塵が上空の風に乗って運ばれ、浮遊しながら日本まで到達することで、時として空が黄褐色に煙ることがあります。

黄砂は、一般的に3月~5月の春ごろに集中して飛んでくる傾向が強く、月別平均で見ると以下の画像のような明確な違いが見受けられます。

▽『1991年~2020年までの30年間平均月別黄砂観測日数』

1991年~2020年までの過去30年間では、黄砂は3月には平均して4.4日、4月には6.2日飛散してきていることが分かり、ほぼ週に1日ペースで黄砂が確認されていることが分かります。

黄砂は、その名前とその見た目を見る限りでは、単なる砂のようにしか見えません。

しかし日本に到達するまでの黄砂は、中国の工業地帯を渡り大気汚染物質やアレルギー物質などを付着させながら浮遊し、最終的に日本に到達するのだとか。

名前と見た目だけでは単に砂のようにしか見えない黄砂ですが、実際には単なる砂ではないため、花粉症やアレルギー体質がある飼い主さんや愛犬に関しては、しっかりと対策することが大切です。

黄砂が愛犬に及ぼす影響とは?

黄砂は以前から人が吸い込むと、せきやたんなどの呼吸器症状や目の痒みやくしゃみなどのアレルギー症状といった健康被害が確認されてきました。

しかし、これらの症状は犬でも同様の影響が考えられると言われています。

▼【黄砂の影響による犬の主な症状】

・皮膚の湿疹や赤みが見られる
・目の赤みや目ヤニ、涙がいつもよりも多くなる
・くしゃみや鼻水が多くなる
・瞼や顔が腫れる
・下顎リンパ節などの腫れ

上記が主に黄砂の影響によって、愛犬に見られる症状です。

犬は基本的に花粉症傾向にある場合やアレルギー傾向にある場合、その症状のほとんどは皮膚の痒みで表れると言われています。

けれど、黄砂の場合には砂による影響が原因で症状として表れているため、皮膚の痒みだけではなく、くしゃみや鼻水、咳といった症状も合わせて注視しておくようにしましょう。

また黄砂は、花粉症の悪化を引き起こすことがあるとも言われています。

この要因は、黄砂と花粉が相互作用して花粉症の症状を悪化させるアジュバント効果によるものです。

アジュバント効果とは通常ならワクチンと一緒に投与することで、その効果を高める働きをする物質なのですが、黄砂が花粉と相互作用し、それら作用が粘膜を傷付けてしまうと、それはかえって免疫反応の増強を招いてしまい、症状が悪化してしまう結果になるというのです。

つまり、本来なら良い効果をもたらしてくれるアジュバント作用も、花粉症・アレルギー体質を持ち合わせている場合には、黄砂の影響で花粉症状の悪化を招いてしまうということです。

人の場合には気管支に吸い込んだ黄砂粒子の影響で咳が酷くなるのが、花粉症とは違った特徴の一つとのことですが、犬の場合でも普段見られないような咳が見られた時には、アジュバント効果による黄砂を疑ってみるよう心掛けましょう。

黄砂が飛散している時に注意したい事

春の黄砂が酷い場合、何よりも注意しておきたいのは愛犬との散歩です。

特に日本で多く飼養されている犬は、人よりも体格が小さく黄砂の影響を受けやすい傾向にあるため、せっかくの春の季節、過ごしやすい気候であっても、あまりにも黄砂の濃度が高い場合には散歩やお出掛けは控えるように注意しましょう。

ただ、トイレが完全屋外でないと我慢してしまう犬に関しては、行かないことでストレスを溜め込んでしまう可能性が考えられるため、出来る限りいつも通りの生活を優先させてあげると良いでしょう。

とはいえ、例えば普段1時間以上の散歩を心掛けていたとしても、濃度の高い黄砂が飛来している時には、飼い主さん自身はマスクやサングラスを着用の元、愛犬の排泄が済んだらすぐに帰ることを意識することが大切です。

また、散歩から帰ってきた際には面倒でも飼い主さんは洋服の着替えや手洗い・うがいを徹底し、愛犬はブラッシングやウェットシートなどで、全身を拭いてあげるよう心掛けてください。

▽『黄砂の粒子とその他の対比』

というのも、黄砂の粒子は一般的に髪の毛やスギ花粉よりも粒子が細かい特徴があるためです。

上記の画像は黄砂粒子とその他の対比を示した比較表になりますが、表を見ても分かるように、髪の毛やスギ花粉と比べると黄砂粒子はだいぶ小さい粒子と言えます。

しかし、この黄砂粒子には黄砂粒子よりも小さいPM2.5はもちろんのこと、0.3μmと言われるウイルス、また、重金属の有害物質などが付着している状態で日本に飛来してきているため、犬のように直接ブラッシングやウェットシートをすることが出来ない人の場合、黄砂粒子をしっかり除去するには着衣を直接洗濯するか、着替えるかという方法しかありません。

ただし、この対応はあくまでも、どうしても散歩に行ってあげないと排泄をしないという愛犬と飼い主さんが対象です。

室内でもトイレが問題なく出来る愛犬の場合には、黄砂が飛散しやすく濃度も高くなりやすい春の時期には、無理に散歩に出ることはせず、黄砂の飛散が落ち着いた日に行ってあげましょう。

黄砂の飛来!人も犬も影響を最小限にする対処法とは?

中国から飛来してくる黄砂は、春に最も飛散量が増加します。

そのため、春の時期にニュースなどで黄砂の話題が出ているような時には、次のような対策を講じながら、ご自身にも愛犬にも黄砂の影響を最小限にするよう心掛けましょう。

▼【黄砂の影響を最小限にする対処法】

・洗濯物は室内に干す
・窓を開けず空気清浄機を使う
・出掛ける際は必ずマスクを着ける
・散歩などの帰宅時は必ず着替えやブラッシングをする

洗濯物は室内に干す

黄砂が飛来している日には、洗濯物は室内に干すようにしましょう。

上記でも述べましたが、黄砂はスギ花粉などよりもはるかに粒子が細かく、ただ単に洗濯物を叩いただけでは、そう簡単には取れません。

そのため、愛犬のおもちゃや毛布といったものも同様に室内に干すことで、黄砂の付着を防ぐよう心掛けましょう。

窓を開けず空気清浄機を使う

黄砂が飛来している日は、どんなに暖かく過ごしやすい日であっても、窓は開けないことが大切です。

どうしても開けたい場合には複数の窓を5cmほど開け、出来る限り黄砂が室内に入ってこないよう工夫しましょう。また、黄砂はPM2.5を付着させながら飛来している場合もあるため、こうした対応には、空気清浄機を使って可能な限りアレルゲン物質が家に入り込まないよう対処しましょう。

出掛ける際は必ずマスク(N95推奨)を着ける

黄砂が飛来している際は、可能な限り外出は控えた方がベストです。

しかし、どうしても外せない用事や出掛けなければならない事情がある場合には、必ずマスク(N95推奨)を着用しましょう。N95マスクとは、立体的で防塵が可能なマスクのことで、医療現場や工事現場などで使用されるマスクです。

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一般家庭に多く普及されている不織布マスクでも全く効果がない訳ではありませんが、花粉症などがある飼い主さんの場合には、多少仰々しくてもこちらの方がご自身の対策に繋がるためオススメです。

散歩などの帰宅時は必ず着替えやブラッシングをする

黄砂の濃度が高い時には、可能な限り散歩は控えるのが大切です。

ただし黄砂が飛来している時でも、そこまで濃度が高くない場合には散歩に行っても問題はありません。しかし、そんな時であっても散歩から帰ってきた時には必ず着替えやブラッシング、また、合わせて愛犬にはウェットシートなどを怠らないよう気を付けましょう。

例え飛散量が少なく濃度も高くなかったとしても飛来していることには変わりないため、着替えやブラッシング、ウェットシートで拭くことを心掛けることで、黄砂の影響を最小限に留めましょう。

まとめ

いかがでしたか?

人も犬も、黄砂の飛来する春の時期には注意が必要です。

特にトイレが完全屋外の愛犬の場合には、人よりも体格差があるために黄砂の影響は受けやすいため、出来る限りの対策を講じた上で、可能な限り黄砂の影響を受けないよう心掛けてあげてくださいね。

<参考サイト>

知らないと愛犬がキケン!?お散歩はリスクがいっぱい~黄砂・花粉・PM2.5~|お天気ナビゲータ
>https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/road/osanpo_risk_other?fla=kosa

黄砂の多い3月4月 平均週1のペースで飛んできていた?|tenki.jp
>https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2022/03/16/30924.html

黄砂とその健康影響について|環境省
>https://www.env.go.jp/chemi/平成30年度「黄砂とその健康影響について」小冊子.pdf

<画像元>

photoAC

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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