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ドッグランは初めが肝心!犬をドッグランで遊ばせる時の準備やマナーについて

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犬の遊び場として、今や公園の敷地内や高速道路のサービスエリア、道の駅などにも併設されるようになったドッグランですが、皆さんは愛犬と訪れた経験はありますか?

「気になるけど、どうしたらいいか分からない…」

「ほかの子と喧嘩にならないか不安…」

今回は、そんな飼い主さんのために覚えておきたいドッグランでの準備やマナー、必要な持ち物などをまとめてみました。

愛犬をドッグランで遊ばせる際の事前準備

愛犬と一緒にドッグランを利用する際、施設にもよりますが、愛犬に関する登録や事前に確認しておく事項などがあります。

ドッグランにはいろんなワンちゃんや飼い主さんが居るので、時として愛犬が思ってもみない行動を取らないように、今から事前に準備が必要な項目を確認しておきましょう。

▼【ドッグラン利用時に確認しておきたい項目】
①狂犬病予防・混合ワクチン接種をする
②ノミ・マダニ対策をする
③基本的なしつけをしておく
④他人や他犬に慣れさせておく
⑤行きたいドッグランの情報を調べておく

①狂犬病予防・混合ワクチン接種をする

ドッグランを利用する際には、事前に狂犬病予防注射及び、混合ワクチン接種を済ませておきましょう。

施設によっては、初回登録時にどちらの接種証明書も提示が求められることがあり、それらを持参しないと入れない場合があるので、事前の準備をしておくことが大切です。

②ノミ・マダニ対策をする

不特定多数の犬が集まるドッグラン内では、いつどこでノミやマダニが愛犬にうつってしまうか、または愛犬がうつしてしまうか分かりません。

現在はほとんどの犬が室内飼育ということもあって、暖房の効いた部屋での生活は、一年を通してノミ・マダニ対策が重要とされています。

そのため、後々トラブルの種にならないためにも、事前にノミ・マダニ対策は行った上で、ドッグランを利用してください。

③基本的なしつけをしておく

「オスワリ」や「マテ」、「オイデ」、「ヨシ」、「ダメ」といった基本的なしつけは、ドッグランではとても大切です。

中でも人はもちろんの事、犬に対してもマウンティング行動が見られる愛犬については、日常的にしっかりと「ダメ」ということを教えてあげて、ちゃんと制御できるようにしておきましょう。

④他人や他犬に慣れさせておく

犬の性格によっては、なかなか「家族以外の人や犬に慣れない」、「すぐ呻って警戒してしまう」、といったワンちゃんも居ることでしょう。

しかし、ドッグランを利用したいと思う場合には、幼犬の頃から少しずつ色んな人や犬に慣れさせる必要があります。普段の散歩からで構わないので、最初は知り合いに協力してもらいながら、愛犬に他人や他犬との交流を持たせ、少しずつ慣れさせていきましょう。

⑤行きたいドッグランの情報を調べておく

愛犬と一緒にドッグランを訪れる際は、事前に行きたいドッグランの情報を調べた上で行くことをおススメします。

中でも一つ目でご紹介した狂犬病予防・混合ワクチン接種の注射に関しては、WSAVA(世界小動物獣医協会)のワクチネーションガイドラインの、「3年未満の間隔で摂取するべきではない」と定められている一方、ドッグラン内では「1年以内の接種証明書提出」などが定められている場合もあるので、事前に問い合わせることが大切です。

ドッグランに最低限必要なマナー

それでは、続いてドッグランで知っておきたい最低限必要なマナーをご紹介します。

事前準備を済ませておけば、気軽に立ち寄れるドッグランではありますが、最低限守っておきたいマナーは、ワンちゃんも、そしてご自身も快適にドッグランを楽しむことが出来る大切なものです。

最低限必要なマナーを知って、安心・安全なドッグランを愛犬に楽しませてあげてください。

▼【ドッグランで抑えておきたいマナー】
①施設ごとに決められたルールに従う
②事前に排泄は済ませておく
③入る時には中にいる人に「入ります」と声掛けする
④出入り口付近はトラブルが多いのでリードは慣れてから外す
⑤絶えず犬から目を離さず気を付ける
⑥他の犬に触れる時は飼い主さんに確認する
⑦メス犬の場合ヒート期間中の利用は避ける

①施設ごとに決められたルールに従う

ドッグランを利用する時には、当然ではありますが施設ごとに決められているルールに従った上で利用するよう心掛けましょう。

特におやつやおもちゃに対する規制、初回登録がある施設では、注意事項などが書かれた書類をしっかり読んだ上で、利用してくださいね。

②事前に排泄は済ませておく

広大な敷地がドッグランの魅力の一つではありますが、その多くは芝生だったり、土といった自然だったりするので、犬は時としてそこで排泄してしまうこともあるかもしれません。

そうならないために、事前に排泄は別のところで済ませるか、もしも敷地内で排泄をしてしまった際は、尿なら水で洗い流す、糞便なら持ち帰るように心掛けてください。

③入る時には中にいる人に「入ります」と声掛けする

なかなか馴染みない行動だと思いますが、ドッグランに入場する際は、万が一に備えて、出入り口の近くにいる人にだけでも「入ります」と一言掛けると安心です。

筆者も3代目柴犬とドッグランを利用した際、愛犬を気にして近寄ってくる子が出入り口付近に溜まって入れないということが何度かあったので、事前に中にいる飼い主さんに知らせた上で入るようにしましょう。

④出入り口付近はトラブルが多いのでリードは慣れてから外す

③と似ていますが、出入り口付近はリードが離れているワンちゃんが多く居ます。そのため、入ってすぐに愛犬のリードを外すと、他のワンちゃんを興奮させてトラブルに発展してしまう可能性があります。

愛犬をドッグランに入れる時には、しばらく様子を見て他のワンちゃんたちとの相性を確かめてから、リードを外すように心掛けましょう。

⑤絶えず犬から目を離さず気を付ける

ドッグランで楽しそうに遊んでいる愛犬を見ると、ついつい安心しきって他の飼い主さんとおしゃべりに夢中に…なんてことがあるかもしれません。

しかし、「知らない内に喧嘩に発展していた!」なんてこともドッグラン内では珍しくないため、ドッグランを利用する時には決して愛犬から目を離さず、絶えず愛犬を気にするようにしてあげてください。

⑥他の犬に触れる時は飼い主さんに確認する

愛犬と仲良く遊んでいるからと、突然愛犬以外のワンちゃんに勝手に触れることはやめましょう。

犬の中には、犬同士は平気でも人はダメという子がいます。

もしも愛犬以外のワンちゃんに触りたい場合には、前もってその飼い主さんから許可をもらってから触るようにしましょう。

 

⑦メス犬の場合ヒート期間中の利用は避ける

ドッグラン内には様々な大きさ、犬種、性別の子がノーリードで思い思いに遊んでいます。

そのため、ヒート中のワンちゃんがドッグランに入ってしまうと、オス犬を興奮させてしまったり、思わぬトラブルに発展してしまったりする危険性があります。

メスのワンちゃんをドッグランに連れていく時には、ヒート期間中を避けるように注意しましょう。

愛犬とドッグランに行くときの持ち物

それでは、ドッグランに行く時に持っていく持ち物をチェックしておきましょう。

【ドッグランに必要な持ち物】
・鑑札、ワクチン接種済票
・リード(伸縮しないもの)
・排泄処理袋
・飲み水
・体や手足を拭くタオルやウェットシート
・マナーベルトやマナーパンツ(必要に応じて)

主に、ドッグランに行く時には最低でもこれら6つの持ち物を持っていくと安心です。中でも伸縮しないリードは、突然の不測の事態にも対応できるためとても重宝します。

筆者の3代目柴犬はドッグランで突然他のワンちゃんに首元を噛まれそうになったことがありました。

しかしその際、愛犬に装着していたリードのおかげで相手のワンちゃんと即座に引き離し事なきを得たので、ドッグランではこういった不測の事態のためにも、万一に備え伸縮しないリードは持って行きましょう。

まとめ

ドッグランは社交的な犬や飼い主さんにとって、他のワンちゃんや飼い主さんと交流が持てるとても良い施設です。

筆者が経験したようなトラブルも、少なからずドッグランにおいては付きものかもしれませんが、基本的なマナーや準備によってそれらを回避することができます。

必要以上に怖がるのではなく、マナーやしつけにワンちゃんが慣れた際には、ぜひドッグランで思いきり遊ばせてあげてくださいね。

<参考書籍>

いぬ大全304

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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