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「皮膚病にかかりやすい犬種トップ5」 かかりやすい理由と注意点をご紹介

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皮膚病は犬が動物病院にかかる理由としてもっとも多いと言われています。

しかし一口に皮膚病と言ってもアトピーや感染症など様々な原因があり、それぞれ対策や治療は異なります。

そこで今回は「皮膚病にかかりやすい犬種」と「かかりやすい特徴・理由」をご紹介します。

皮膚病は重症化する前に治療するのが鉄則なので、ランクインした犬種を飼っている方はご紹介する内容をぜひ愛犬の健康管理に役立ててくださいね。

犬は皮膚病にかかりやすい?!

「Vet’s Eye」が行った獣医師さん100名に対するアンケートによると、来院数が多い病気は下記のようになりました。

▼自分の病院で来院が多い疾患はどれですか?

▼来院が多い病気トップ3

1位:「皮膚疾患」84%
2位:「消化器疾患」80%
3位:「耳の疾患」50%

解答で一番多かったのが「皮膚疾患」で次に「消化器疾患」「耳の疾患」の順になりました。

80%以上もの獣医師が動物病院への来院理由として「皮膚疾患」をあげているとなると、皮膚トラブルに悩む犬は多く、どの犬でもかかりやすい病気ということがわかります。

では、その中でも特に皮膚の病気にかかりやすい犬種はどの犬種でしょうか。

詳しくみていきましょう。

皮膚病にかかりやすい犬種トップ5

ペット保険のアニコム損害保険株式会社が行った犬の皮膚病に関する調査によると、犬種別の皮膚病の発症率(通年)は下記のようになりました。

▼犬種別の皮膚疾患発症率

2008 年度にアニコム損保に契約した犬 220,409 頭を対象に調査を実施

▼皮膚病にかかりやすい犬種トップ5

1位:「フレンチ・ブルドッグ」
2位:「パグ」
3位:「シー・ズー」
4位:「柴犬」
5位:「ゴールデン・レトリーバー」

「緑色」が犬種別の発症率で、「青い点」が犬全体の平均発症率を表しています。

グラフを見てみると一番皮膚病にかかりやすい犬種は「フレンチ・ブルドッグ」で次に「パク」「シー・ズー」の順になりました。

特に1位のフレンチ・ブルドッグは犬全体の平均と比べてみても2倍近く発症しやすい傾向にあるということがわかります。

他の4犬種に関しても他の犬種よりも高い発症率であることが読み取れます。

では、どうしてこんなに皮膚病の発症率が違うのでしょうか。

皮膚病にかかりやすい犬種の特徴をみていきましょう。

皮膚病にかかりやすい犬種の特徴は?

皮膚病にかかりやすい犬種はどのような特徴をもっているでしょうか。

▼皮膚病にかかりやすい犬種の特徴・理由

・皮膚にしわが多い
・遺伝的体質
・ストレスに敏感

・皮膚にしわが多い

皮膚病にかかりやすい犬種のランキングを見てみると「フレンチ・ブルドッグ」や「パグ」など皮膚にしわが多い犬がランクインしていますね。

しわが多いとしわの部分に汚れが溜まりやすいので、菌が繁殖しやすくなります。

また、皮膚と皮膚が重なり合っていると摩擦で擦れやすいだけでなく、蒸れやすいです。

ちょっとしたことで皮膚トラブルを起こしやすい環境がそろっているので、ランクインした犬種は他の犬種に比べて皮膚病を発症しやすいと考えられます。

・遺伝的体質

ランクインした犬種の中に「シー・ズー」や「柴犬」がいましたね。

「シー・ズー」は他の犬種に比べて脂腺の数が多く、遺伝的に脂漏症という皮膚病を発症しやすいと言われています。

また「シー・ズー」は皮膚が乾燥した気候(チベット原産)に適応するようにできているため、高温多湿な日本の環境が皮膚トラブルを招きやすいというのも一つの要因のようです。

一方「柴犬」は遺伝的にアトピー性皮膚炎を発症しやすいと言われています。

また「柴犬」は性格的にストレスや違和感に敏感な傾向があるので、症状がでている場所を必要以上に気にして舐め壊して悪化させたり、クセや暇つぶしで皮膚を噛んだり舐めたりして皮膚トラブルに発展するケースも少なくないようです。

▼「脂漏症」ってどんな病気?

なんらかの原因で皮膚のターンオーバーが通常より短くなってしまう病気です。

過剰に皮膚の代謝や皮脂の分泌が行われるため、フケやベタつきが現れます。

▼「アトピー性皮膚炎」ってどんな病気?

ダニや花粉など環境中のアレルゲンに免疫が過剰反応して起きる皮膚の病気です。

強いかゆみを伴うので、患部を舐めたり噛んだりすることで脱毛や炎症も引きおこします。

・ストレスに敏感

ライフスタイルの変化や犬の性格なども皮膚病の発症に関与していると言われています。

先ほどお話した「柴犬」や「シー・ズー」「フレンチ・ブルドッグ」はストレスに敏感だったり、暇になると手足を舐める癖を持っている子が多いです。

引っ越しや多頭飼いになったなどの環境の変化に元々持っている癖や要素が重なって、皮膚トラブルを発症する場合があります。

どんな皮膚病に注意すればいいの?

これまでの内容で「犬は皮膚病にかかりやすい」「皮膚病にかかりやすい犬種」「皮膚病にかかりやすい犬種の特徴」がおわかりいただけたと思います。

一口に皮膚病といっても先ほど少し触れたように「脂漏症」や「アトピー」など色々な種類があります。

では、犬によく見られる皮膚病には、どんな種類があるのでしょうか。

犬によく見られる皮膚病を覚えておきましょう。

▼犬の皮膚症状の内訳

「Vet’s Eye」が獣医師100名に行ったアンケートによると、犬の皮膚症状の原因で一番多いのは「アレルギー性の皮膚症状」で全体の6割を占めました。

アレルギー性の皮膚症状の内訳を見ていると「アトピー性皮膚炎」が一番多く、次に「食物アレルギー」という結果になりました。

・「アレルギー性の皮膚症状」ってどんな病気?

図をみるとわかるように「アトピー性皮膚炎」「ノミアレルギー」「食物アレルギー」を全部まとめて「アレルギー性皮膚炎」といいます。

つまり「アレルギー性の皮膚症状」は何らかのアレルギーに反応して皮膚にトラブルが出ているという状態です。

アレルギー性皮膚炎の中で「①主に皮膚に症状が出る」「②環境中にある抗原(ハウスダストなど)にアレルギー反応がでる」の2つ条件満たせば、アトピー性皮膚炎の可能性があると診断されます。

1~3歳の若い年齢で発症することが多く、完治が難しい病気です。

皮膚専門の動物病院もあるので、皮膚トラブルに悩まされている場合は一度診察してもらうとよいでしょう。

皮膚トラブルは早期発見・早期治療が大切です。

皮膚病は完治するのは難しくても獣医師さんと一緒に目標を決めて、生活の質を落とさないようにコントロールしていくことは可能です。

今回ご紹介した内容を愛犬の健康管理にぜひ役立ててくださいね。

<参考URL>

犬の皮膚疾患、3月から増加し梅雨明けの7月が通院のピークに!
>https://www.anicom-page.com/hakusho/statistics/pdf/20110603.pdf

犬アトピー性皮膚炎 犬のかゆみ.com
>https://www.xn--u8j9c6b1a1875f.com/sick/atopic/index.aspx

アポキルが効かない皮膚病 四季の森どうぶつクリニック
>https://inu-neko-byoki.com/hereditary-disease/

とても多い犬の皮膚トラブル! その原因と対策は?
>https://vetseye.info/opinions/op006/

<画像元>

Unsplash

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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