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愛犬の専属トリマー目指してみる?!基本のトリミングを学ぶおすすめの方法と必要な期間や料金は?

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犬を飼っていると、トリミングサロンにシャンプーやカットをお願いすることがあるかと思います。飼い主さんのなかには、愛犬のシャンプーやカットを自分でやってみたい!と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、プロトリマーは目指さないまでも、愛犬専属トリマーになるための勉強法にはどんなものがおすすめなのか、また勉強にかかる期間や費用も合わせて紹介します。

トリマーの勉強で習うことは愛犬の飼育全般にも役立つ

トリマーの勉強をすることは、トリミング技術が習得できるだけでなく、愛犬の飼育にも役立ちます。

もちろんトリマーの勉強は、犬のシャンプーやカットなどの実技がメインです。しかし学校によっては、実技だけではなく座学として、犬の生態やトレーニング方法、皮膚と毛の仕組み、疾病について学ぶ場合も。

犬の生態やトレーニング方法を学ぶことで愛犬への理解が深まり、普段のしつけに役立てることが出来ます。また、トリミングには犬の皮膚疾患を改善する効果がある反面、やり方によっては皮膚疾患を悪化さてしまう場合もあります。そのため皮膚と毛の仕組みについても、お家でトリミングをする際に知っておいて損はありません。

犬の疾病の勉強をすることで、定期的なトリミングの際に愛犬の体の変化を見逃さず、病気の早期発見が出来るようになることも大きな魅力です。

このように一般の飼い主さんがトリミングを学ぶことは、シャンプーやカットの技術取得だけでなく、普段の愛犬の飼育にも役立つことがたくさんあるのです。

愛犬専属トリマーになるための勉強は専門学校と通信教育のどちらが良い?

トリマーの勉強方法といえば、専門学校に通うか通信教育で学ぶかの2パターンが有名です。

まずは専門学校と通信教育、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみます。

<専門学校で勉強するメリット>
・実際に学校に通うことで実技の勉強に重点を置くことが出来る
・常に対面の授業なので実技の技術が向上しやすい

<専門学校で勉強するデメリット>
・授業料に加え設備費や入学金などが必要で料金が高くなりがち
・コース終了に1年以上かかる、週に5日間通う必要がある、など時間に制約のある場合は通うのが難しい

<通信教育で勉強するメリット>
・自分のペースで自由に勉強できる
・コースや料金設定が多彩で気軽に始めやすい

<通信教育で勉強するデメリット>
・実技の時間が少なく技術の習得に不安が残る
・自分のペースで勉強するので続かなくなる可能性がある

専門学校で勉強する際に得られる大きなメリットは、実技授業での技術の習得です。

例えば、トイプードルなどのカット犬種を飼っていて、カットまで全て自分で仕上げられるようになりたい!と思う方は、実技の多い専門学校に通うことをおすすめします。時間や料金の問題で難しい場合は、土日開設や夜間コースのある専門学校や実技の授業を設けている通信教育を選ぶと良いのではないでしょうか。

反対に、チワワや柴犬などの体のカットの必要がない犬種を飼っているのであれば、実技のない通信教育でも十分かもしれません。

トリミングの最低限の技術や知識を得るためにかかる期間は?

▲お家で爪切りが出来るようになるだけでも、とても便利ですよね

では、お家で愛犬のトリミングが出来るようになるためはどのくらいの期間が必要でしょうか。筆者は、シャンプートリマーになるためには半年、カットまで仕上げるトリマーになるためには1年が必要だと考えます。

筆者の場合は専門学校に通って資格の取得をしましたが、1年通った頃には一通り一人でカットまで出来るようになっていました。

一年だとまだまだ仕上げまでに時間がかかってしまう段階ではあります。しかし、愛犬の専属トリマーであればゆっくり自宅でトリミングをすれば良いので、順調に勉強を進めることが出来た場合は1年以上通う必要はないでしょう。

愛犬専属トリマーになるために必要な費用や道具は?

▲おヒゲカット中の愛犬

愛犬専属トリマーになるために必要な費用には、大きく分けて「受講料」と「トリミング道具の購入費用」の2つあります。

専門学校で1年間勉強するために必要な料金は、道具の購入費も含めて100~150万円ほど。通信教育で勉強する場合は道具の購入費も含めて20万円前後から始められるものが多いようです。

価格の大きな違いとして、設備費、入学金の有無の他に道具の購入費用の差があります。

専門学校で用意されるトリミングの道具が本格的なものであるのに比べて、通信教育で用意されるトリミングの道具は簡易的なものの場合があります。飼い主さんが求める愛犬のカットの完成度によっては、後から買い足す必要がある場合も。

通信教育で勉強を始める場合はどんなトリミング道具が用意されているのかも、見ておくと良いでしょう。

▲一般的なトリミングサロンで使われている道具の一例

上の写真ほどの道具は必要ありませんが、コームや普通のハサミの他に、バリカンやスキバサミがあるとカット犬種の愛犬はよりトリミングがしやすくなります。

飼い主さんが大好きな愛犬にとって、トリミングを飼い主さんにやってもらえるというのは幸せなことかもしれません。

ただし愛犬に負担をかけないように、やはり最低限の知識や技術はあったほうが良いでしょう。ただ、ハサミなどの刃物を向けるのは怪我をさせてしまいそうで怖い!という方もいると思います。そんな時は愛犬の専属シャンプートリマーでも良いのではないでしょうか。

シャンプーひとつでも、知識があるのとないのとでは全く違いますので興味のある方はぜひ勉強されてみてください。

トリミングは、愛犬の生涯で必ず定期的に必要になる作業です。思い切って、愛犬の専属トリマーを目指す!というのもなかなか良い事だと思いますよ。

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miuco

miuco

トリマーとして、トリミングサロンを経営中。
実家でチワワ4匹、ミニチュアダックスフンド1匹、チワックス1匹を飼っています。
過去には最高8匹の多頭飼い経験も!

最近はわんことのお出掛けにハマっています。
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