わんことの旅行を
もっと楽しく、
もっと快適に。
メニュー
  • いいね!してね

シニア愛犬の手作りご飯・その2〜ムリせず続けるための優しいレシピ〜

シェアする

皆さん、こんにちは。

前回に続き、

我が家の愛犬ミクモ(ポメラニアン・女の子・15歳)の手作りゴハン紹介、

その第二弾です。

>第一弾はこちら

前回お話したように、

高齢で噛むチカラが衰えたのか市販のドライフードを食べなくなり、

見る見る元気がなくなっていった愛犬ミクモ。

ですが、思いきって手作りゴハン(ペースト状)をはじめた甲斐あって、

今ではウソのように回復♪

食欲も旺盛になって、

よほどゴハンが待ち遠しいのか早朝から起き出しては

寝ている私の頭を鼻先で小突きにきたり(ミクモお得意の催促)、

支度している間も可愛らしく走り回ったり♪♪

すっかりお茶目なミクモに戻ってくれました(笑)!

活動している時間も増えて、夜もグッスリ。

なんだか毛ヅヤまで良くなって、ますます美魔女な15歳です(嬉)。

そしてそして、試しに食べなくなったドライフードをオヤツにあげてみたところ、

なんということでしょう??ふつうに食べるではありませんか!!

続けすぎるとソッポを向かれますが、

たまにならドライフードで済ませられる食事も復活!ありがたや。

というわけで、ここ3カ月ほどの間に、
基本手作り、たまにドライフードというペースが確立しました。

ちなみに調理のたび、できあがりを味見していますが、

素材の味だけなのに季節の濃厚ポタージュみたいで、

なかなかイケる!マンマ・ミーア!!

ぜんぶ食べてしまいたい衝動をグッと堪えている始末です(笑)。

手作りゴハンと並行して日々の健康チェックも

日々の健康観察も始めました。

水分や塩分の過不足はないか、体質的に合わない食材はないか、、

などの視点で確認するよう心がけています。

ほかにも

【目】 目ヤニはたまってないか

【鼻】 起きている間はちゃんと潤っているか

【口】 歯にゴハンが付着していないか(歯磨きをしながらチェック)

【身体】毛ヅヤに異常はないか

【体重】0.2kg(200g)以上の増減はないか

【尿】 量、回数、色に異常はないか

【便】 食べている量に対して便の量、回数、質は大丈夫そうか

おかげさまで今のところ問題はなさそうで、元気な姿に驚かされる毎日です。

(本当に心配するほどヨロヨロだったので。。。)

なかでも、1番わかりやすいのはやはりウンチですね。

皆さんも見慣れた、茶色に輝くアノ子です(笑)

ちゃんと消化できてそうか(色)?

プルンとしてて、ティッシュでつまめる適度な固さか?匂いに異変はないか?

いろいろな情報が得られます♪

ムリせず続ける毎日の手作りレシピ

(思考&試行しながら気づいた追加情報です)

※毎日手作りを食べさせる場合は必ずレシピをローテーションする。

※固形でも食べられる子には、同じ材料を食べやすい大きさにカットして調理、提供。

※食事中、足元に拭き取りやすい素材のマットなどを敷くと、こぼしてもお手入れが楽。

(そのほかの前提情報は前記事をご参照いただければ幸いです)

 

ご紹介するレシピは体重2.8kgのポメラニアン用、

いずれも1回あたり75〜90ml容器で1日2回(×日数分)になります。

 

【レシピその1】メイン食材:ブリと鶏胸肉

(材料📝:3.5日分の目安)

ブリ:   100g
鶏胸肉:  200g
生米:   大さじ3
大根:   50g
朝掘りの筍:50g(※後述の下処理を前日までにしておきます)
カボチャ: 80g
えのき茸: 10本くらい
小松菜:  2枚
赤キャベツ:1枚
昆布:   2㎠くらいの大きさ

(作り方)

ブリは別の鍋で蒸し煮。脂が多いので煮汁は捨てます。

皮は刻んで身はほぐす。危ないので骨はしっかり取り除くことが前提です!

鶏胸肉はミキサーにかけやすいように適当な大きさに切り、

ほかの食材と一緒に柔らかくなるまで煮込みます。

冷ましたらミキサーに。

ミキサーにかけたものを小分けにし、ほぐしたブリをトッピング。

保存は冷凍庫ですが、当日すぐに食べる分は冷蔵庫で大丈夫です。

●朝ぼりの筍の下処理

・適当なところまで皮を剥き、先端を切り落として縦に切れ目を入れる。
・大きさにもよりますが30分〜1時間くらい米糠(米ぬか)で煮て火を止め、完全に冷まします。(ぬるいとエグ味が残ります)
・毛のないところまで皮を剥き、水で洗う。
・きれいな水につけ、保存したものを使いました。
※私たち人間も食べますが、愛犬用でもあるので鷹の爪は不使用です。

【レシピその2】メイン食材:真鱈と鶏ササミ

(材料📝:4日分の目安)

真鱈:    110g
鶏ササミ:  120g
じゃがいも小:1個
人参:    50g
カボチャ:  50g
トマト:   30g(種は取り除く)
カリフラワー:30g
大根:    50g
小松菜:   1枚
えのき茸:  10本
昆布:    2㎠
煮干し粉末: 小さじ1/2
ゼラチン:  5g

(作り方)

真鱈は焦がさないよう弱火で火を通します(テフロンのフライパンが理想)。

冷めたら身をほぐして、安全のためにも完全に骨を取り除いて!

鶏ササミはミキサーにかけやすい大きさに切り、
ほかの食材と一緒に鍋で煮込みます(昆布は沸騰する前に取り出す)。

冷めたらミキサーにかけ、

ボウルに移して溶かしたゼラチンと混ぜ合わせます。

混ぜ合わせたら小分けにし、ほぐした真鱈をトッピング。

冷蔵庫で冷やし固めます(冷蔵保存で心配な場合は冷凍庫へ)。

温め直すとゼリー状ではなくなるものの、コラーゲンプラスと考えればオーケーかと♪

【レシピその3】メイン食材:豚モモ肉

(材料📝:2.5日分の目安)

豚モモ肉:    140g(筋は残し脂は切り落とす)
大根:      100g
人参:      50g
グリーンアスパラ:1本(皮は剥く)
カボチャ:    50g
パプリカ:    20g(煮てるうちに皮がむけるので取り除く)
しめじ:     5本
赤キャベツ:   1/2枚
生米:      大さじ2
昆布 :                   1㎠
煮干し粉末:   小さじ⅓

(作り方)

全部の材料を鍋で煮込み、柔らかくなったら冷まして豚を取り出します。

豚は食べやすい大きさにキューブカット、

そのほかの材料はミキサーにかけてデキあがり♪

小分けにしたら冷蔵保存しましょう。

すっかりゴハンが楽しみになった愛犬の毎日

いかがでしたでしょう?

筍やアスパラが美味しい季節になってきたので、

今回ミクモにもお試しで少量食べてもらい、大丈夫そうだったので本格採用してみました。

愛犬とともに味わう、季節の味覚。

毎日のゴハンを楽しみにしている愛しい姿を、また見られるようになった今日このごろ。

どんなにグッスリ寝ていても、決まって食事タイムの1時間前には起き出して、

キッチンを覗きにきたりゴハンのマットを敷くあたりに座ってアピールしたりと、

なんともカワイイです。

2月から始めた愛犬ミクモの手作りゴハン。

冬、そして春と、旬の食材を織り交ぜながら作っていますが、

ひとつふたつ旬のものを入れるだけで違った味になり、楽しめています。

とはいえ、

いきなりたくさんだとお腹を壊したりアレルギーが出る心配も。

なので、私たちが食べる食材を味付け前に少しだけ分けておき、

オヤツ代わりに少量を与えてみて大丈夫なら本格採用!というのが習慣になりました。

これからやってくる夏、そして秋も楽しみ♪

そのレシピも、おいおいご紹介できればと思っています。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!