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「うちのコは泳げない」とあきらめないで!この夏こそ、愛犬に泳ぐ楽しみを教えてあげませんか?

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我が家の愛犬は、川やプールへ連れていっても深いところへ入る勇気がなくてちっとも泳がない! しかし水にはとっても興味があるようで・・・。

いつか泳ぐようになるかもしれないと、あきらめずに泳ぎの練習をすることにしました。さて、数年かけて特訓した結果は!? 

今回は、わんちゃんにとっての水泳のメリットと、泳げるようになるコツをご紹介します。

わんちゃんにとって、泳ぐことのメリットとは?

私たち人間と同じく、わんちゃんにとっても水泳には多くのメリットがあります。まずは全身運動であるということ、そして関節に負担がかかりにくいため、シニアや足腰の弱いわんちゃんにも適しているということです。

水の浮力を利用して筋力の回復や肥満解消を図る「ハイドロセラピー」という水中理学療法も存在します。

また、温度や湿度が上昇する季節には、熱中症が心配になり、どうしてもわんちゃんのお散歩時間や運動を制限しなければなりませんよね。

ほとんどの地域で、朝方も夜中も激しい運動をさせるには危険なほどの気候ですから、冬のようにボール遊びをすることもままなりません。結果的にわんちゃんは運動不足となり、それは筋力低下や肥満、ストレスにつながってしまいます。

そんな暑い時期にもたっぷり運動させてあげられるのも、水泳の大きなメリットですよね。

そして泳ぐことが好きなわんちゃんは、海や川やプールに行くとワクワクして大喜びします。

水の中に投げられたおもちゃを回収したり、高い場所から飛び込んだり、中には何もなくても延々と泳ぎ続けたりする子も! 陸の上とはまた違った楽しさを感じるようです。

もちろん、犬種や性格によっては「どうしても水は嫌い!」というわんちゃんもいますので、決して無理に泳がせる必要はありません。

でも我が家の愛犬のように「水は好き、入ってみたい、でもちょっと自信がない」というタイプのわんちゃんであれば、練習次第で泳ぐ楽しみを教えてあげることができるかもしれないですよ!

我が家の愛犬が泳げるようになるまで

本来なら泳ぐことが大好きなはずのゴールデン・レトリーバーである我が愛犬ですが、最初は少し深いところへ入っていく勇気がなくて、ちっとも泳ごうとしませんでした。

先代ゴールデンがよく泳いだ川やドッグプールへ行っても足先しか入らないので、連れていくモチベーションも下がってしまいます。

そこで、私たちが先に川へ入って愛犬を呼んでみたら、怖々ながらも足がつかない場所まで入ることができました。

しかしその泳ぎはまるで鼓笛隊! 必死に顔を上げながら前足で水面をバタバタと叩き、それはそれは騒がしい泳ぎでした。でもそれも最初の内だけで、数回繰り返すうちに静かに上手に泳げるように! 

残念なことに、その年は雨や台風の影響でそれっきり泳ぐチャンスがなく、翌年の夏にはまた振り出しに戻って練習が必要になってしまったのです。

▲今となってはなつかしい「鼓笛隊」時代。泳ぎが上達したら二度と見られない貴重な姿です。

4歳の夏、泳ぎが上手な犬友だちと一緒に川遊びに行くと、愛犬の様子が変わりました。それまで絶対に自分からは入ろうとしなかった深い場所や流れの速いところにも、自分からすすんで入っていっては泳いでいるではありませんか! 

気心の知れたわんちゃんたちが楽しそうに泳いでいる姿を見て、「怖くないんだ!」と勇気づけられたようです。お友だちの影響は大きいですね!

▲泳ぎが達者なお友だちを見て学んでいるようでした。

その年、何度か泳いで自信をつけた愛犬、5歳になった今年は初泳ぎからすんなりと楽しむことができました。行き慣れた川だけではなく、それまで川以上に苦手だったプールへもためらうことなく入っていく姿に成長を感じます。

これだけ楽しんでくれるならと、今年は5月から何度も泳ぎに行っている私たちです。

▲苦手だったプールにも自分から入りました!

泳げるようになれば、わんちゃんとの世界は広がる。だけど無理のない範囲で!

我が愛犬がすっかり泳ぎ好きになったことで、私にも夏の楽しみがひとつ増えました。

苦手を克服した愛犬は、去年よりもなんだかたくましく見えます。あんなに尻込みしていたのが嘘みたいに川へ飛び込んでいく様子に、あきらめずに練習し続けて良かったと心から感じています。

もしもあなたの愛犬が水に興味を示して、海や川へ近づいては離れるという仕草を繰り返すようなら、泳ぎが好きになる可能性は高いかもしれません。私の愛犬も、泳げなかった頃でさえ、浅い小川には自ら入っていってパチャパチャと水遊びをしていたものです。

ただ、明らかに嫌がっているわんちゃんを抱えて水の中に入れるというような行為は好ましくありません。愛犬の様子をしっかりと観察して、その気持ちを尊重し、決して無理はさせないでくださいね。

泳げるようになったなら、「次はどこへ泳ぎに行こう!?」と考えるのが楽しくなりますよ!

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