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わんちゃんと一緒にハイキングコースや東海自然歩道を歩こう!風車のある景色が美しい青山高原<三重県津市・伊賀市>

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三重県津市と伊賀市の境にある「青山高原」。緑の山々と広々とした青空の中に巨大な風車が立ち並ぶ様は壮観です。

ここには自然の中を愛犬と一緒にお散歩できるコースがたくさん!素晴らしい景色と季節の草花を楽しみながらの高原散歩をご紹介します。

巨大な風車がめずらしい!青山高原とは?

三重県の県庁所在地である津市と、お隣伊賀市の境にある「青山高原」は、たくさんの風車で有名な観光スポットです。

ここは日本最大の風力発電所でもあり、風車の数はなんと80基以上! そのサイズも驚くほど大きく、国内ではなかなか目にすることができない景色を求めて、気候の良い時期にはドライブやツーリングを楽しむ方々でにぎわっています。

ここは標高600~800メートルに位置し、夏でも比較的さわやかな気候のため、別荘地として利用する方もいます。

豊かな自然に囲まれ、開放感あふれる空が広がり、遠くには伊勢湾が見渡せる青山高原には、数多くのハイキングコースや東海自然歩道があり、愛犬と一緒に散策するのにピッタリの場所なんですよ。

わんちゃんと一緒にたっぷり歩ける!青山高原のハイキングコースと東海自然歩道

私が愛犬と一緒に青山高原を訪れたのは5月中旬。曇っていたこともあり、気温15℃と暑がりの愛犬にはちょうど良い気温でしたが、山の空気は冷たく、人間には少し肌寒いくらいでした。

ハイキングコースのマップを確認しながら、なるべくたくさんの道を効率良くめぐるために第5駐車場に車を停めます。さあ、ここから森の中へ出発!

駐車場からしばらくの間は、きれいに整備された遊歩道が続きます。しばらく歩いていくと、手入れの行き届いた芝生広場が! 

青山高原ハイキングコースにはこのような広場が点在しているため、ハイキングの途中で休憩をする場所には困らないでしょう。しかし中には古びた東屋もあるので、ピクニックを考えているなら敷物やイスを持っていく必要がありそうです。

▲ハイキングコース内には綺麗な芝生広場がたくさん!

歩きやすい道を通るだけでも結構な距離をお散歩できますが、野生児!?の我が愛犬はもちろんもっと森の奥へ! とはいってもきちんと踏み跡があり、普通のスニーカーで歩くのに苦労することはありません。

森の中にはいくつか小川があって、はしゃいで体温が上がった愛犬は大喜びで入ります。泥んこになるけど、冷たくて気持ちよさそう!

▲森の中を歩くのはワクワクするね!

しかし思うままに歩いている内にいつの間にかハイキングコースを外れてしまったようで、林業の人が使うと思われる道に出てしまいました。少し向こうではイノシシとおぼしき獣の気配も・・・! もう少し行ってみたい気もしましたが、戻れなくなったら困るので、楽しそうな愛犬を説得して踵を返します。

帰りはしっかりコースを確認しながら、無事に駐車場までたどり着くことができました。

▲いつの間にかハイキングコースをはずれ、林道へ踏み入ってしまいました!

思わぬ遠回りのために遅くなってしまったので、東海自然歩道は今回歩くことができませんでした。しかしこちらも楽しそうな道なので、暑さが和らいだらぜひ挑戦してみようと思います。

青山高原をわんちゃんと散策する際に、注意したいこと

わんちゃんとの散策が楽しい青山高原ですが、二つほど注意事項があります。

まず、飲食できるお店が1カ所しかないということ!

私たちが到着したのはお昼前でしたのですぐ入店できましたが、そのあとどんどんお客さんが来て、ピーク時には長い時間待つことになりそうでした。

また、このお店にはわんちゃんと一緒に入ることができません。高原とはいえ暑い時期なら車内でわんちゃんを待たせるわけにもいかないので、お弁当を持参して木陰でピクニックをするのが良いかもしれませんね。

▲青山高原唯一の食事処「CAFE WINDY HILL」。カレー、パスタ、オムライス、ケーキやソフトクリームも!

出典元:http://www.kankoaoyama.net/

もう一つの注意事項は、散策路での虫対策です。このあたりの山は春先からダニが発生しますので、十分に注意が必要!

私たちが出かけた5月でも、茂みの中を駆け回った愛犬は数匹のダニを背中にくっつけてきてしまいました。また、梅雨時から夏にかけてはヤマビルもいます。足や首元を噛まれてしまうとなかなか血が止まらなくなるので、気温と湿度の高い時期は、あまり深い森の中へ足を踏み入れるのは避けた方が安心でしょう。

全国でもなかなか見ることができない風車の景色と豊かな自然にあふれた青山高原。ぜひ愛犬と一緒に散策してみませんか?