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「マンションで犬を飼うときに気をつけたいこと」マナー・クレーム・トラブル予防のコツ

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マンションで犬を飼いたいけれど「マンションで本当に犬は飼える?」「鳴き声や足音でクレームになりそう」と躊躇している方は多いのではないでしょうか。

マンションは一戸建てとは異なり、同じ建物で多くの人が生活しているため、犬と暮らすにはさまざまな配慮が必要になります。

では、マンションで犬を飼いたい場合、どんなことに気をつければよいのでしょうか。

今回は「マンションで犬を飼う前に確認したい注意点」や「近隣トラブルを防ぐためのマナー」を解説します。

「マンション暮らしに向いている犬種」も合わせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

「マンションでも犬は飼える?」知っておきたい飼育環境

マンションで犬を飼うのを躊躇している方の中には「室内が狭いと犬が窮屈に感じるのでは?」と心配する方もいるかもしれません。

一般的なマンションは、単身者向けで20〜30㎡前後、ファミリー向けでは40〜70㎡以上あることが多く、小型犬や中型犬であれば、室内で生活するのに十分なスペースが確保できます。

そのため、毎日の散歩や遊びでしっかりとストレスが発散できていており、犬に快適な生活環境が整っているのであれば、マンションで犬を飼うことは問題ありません。

▼犬に快適な生活環境例

・運動しやすい公園が近くにある
・犬が散歩しやすい道が多い
・動物病院が通いやすい場所にある
・エレベーターが利用しやすい
・日当たりや風通しが良い

むしろマンションで犬を飼う場合は、部屋の広さだけではなく、上記のような犬にとって住みやすい環境かも気にしてあげましょう。

特に子犬やシニア犬はちょっとしたことで体調を崩すため、毎日の健康管理が重要です。

通いやすい場所に動物病院があるか、散歩や運動ができるコースがあるかも含めて、マンションで犬を飼うかを決めましょう。

「後悔しないために!」マンションで犬を飼う前に知っておきたい注意点

マンションで犬と暮らすことは可能ですが、一戸建てとは異なる悩みや注意点もあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、事前に確認しておきましょう。

▼マンションで犬を飼う前に知っておきたい注意点

・散歩へ行くまでに手間がかかる
・臭いがこもりやすい
・家具や壁紙が傷つく可能性がある
・近隣から苦情が来る可能性もある

・散歩へ行くまでに手間がかかる

玄関を出てすぐに散歩へ行ける一戸建てとは異なり、マンションでは、エレベーターや共用廊下などを通る必要があります。

管理規約によっては、敷地内では犬を歩かせず、抱っこやキャリーバッグ、ペットカートで移動することが義務付けられているマンションもあります。

ペットカートを用意したり、犬をキャリーケースに入れなければならないため、散歩や外出の際に手間がかかります。

犬のサイズによっては抱っこ移動が飼い主さんの負担になることもあるため、管理規約をきちんと確認しておきましょう。

・臭いがこもりやすい

マンションは気密性が高いため、外気の影響を受けにくい反面、犬特有の体臭やトイレの臭い、濡れた被毛の臭いなどが室内に残りやすい傾向があります。

飼い主自身は臭いに慣れてしまい気付きにくいこともありますが、来客時に初めて臭いを指摘されるケースもあります。

日頃からブラッシングやシャンプーで被毛を清潔に保ちましょう。

またトイレをこまめに掃除したり、空気清浄機、消臭剤などを活用して臭い対策を行いましょう。

・家具や壁紙が傷つく可能性がある

子犬や若犬は好奇心旺盛なので、家具をかじったり壁紙を引っかいたりすることがあります。

また、ドアや窓の外が気になって飛びついた拍子に、壁紙やドアを引っ掻いて破損させてしまうかもしれません。

賃貸マンションでは退去時に修繕費を払うケースが多いので、破損が激しいと修繕費用が高くなる可能性があります。

かじり防止グッズや柵、サークルを利用し、留守番中は行動範囲を区切るなど対策を取る必要があります。

・近隣から苦情が来る可能性もある

マンションで最も気を付けたいのが、近隣トラブルです。

犬の飼育可のマンションというと、みんな犬が好きというイメージがあるかもしれませんが、犬が苦手な方や犬アレルギーの方、騒音に敏感な方もいらっしゃいます。

犬の鳴き声や足音、共用部分での立ち振る舞い、臭いなどは、思わぬ苦情につながることがあります。

日頃から管理規約を守り、無駄吠え対策や共用部分でのマナーを徹底することが大切です。

「近隣トラブル・クレームを防ぐ」マンションで犬を飼うときのマナー4つ

では、近隣トラブルやクレームを防ぐために、飼い主さんができる対策は何があるでしょうか。

▼マンションで犬を飼うときのマナー4つ

①共用部分では抱っこやキャリーケースを利用する
②ベランダに犬を出さない
③足音や生活音にも気を配る
④無駄吠え対策をしておく

①共用部分では抱っこやキャリーケースを利用する

エントランスやエレベーターなどの共用部分では、抱っこやキャリーケースに入れて移動しましょう。

マンションによっては管理規約で義務付けられていることもありますが、規約がなくても周囲への配慮として心がけたいマナーです。

犬が好きな人でも、急に飛びつかれたり、近寄られることを怖いと感じる場合がありますし、小さなお子さんや高齢者が驚いて転倒するかもしれません。

また、エレベーターに犬が乗り合わせるのを不快に思う方もいます。

「うちの子は大人しいから大丈夫」と思わず、共用部分では抱っこやキャリーケースを利用し、周囲に配慮しましょう。

②ベランダに犬を出さない

マンションでは、ベランダも共用部分に該当するため、犬を自由に遊ばせたり、長時間過ごさせたりすることは避けましょう。

ベランダは自分専用のスペースのように感じますが、避難経路としての役割もあるため、多くのマンションでは管理規約で使用方法が定められています。

ベランダで犬を遊ばせると「鳴き声が近隣へ響く」「抜け毛が風で飛ぶ」などトラブルにつながる可能性があります。

「室内だから」「自分のベランダだから」とつい考えてしまいがちですが、ベランダに犬を出すことは控えましょう。

③足音や生活音にも気を配る

犬が室内を走り回る音は、飼い主が思っている以上に階下へ伝わることがあります。

特にフローリングでは、爪が当たる音やジャンプして着地する音が響きやすく、小型犬でも騒音の原因になることがあります。

また、フローリングは犬の足が滑りやすく、関節にも負担がかかります。

防音マットやカーペットを敷いて、騒音対策や関節対策をしましょう。

室内でボール遊びや追いかけっこなど、激しく走り回る遊びは控えめにし、エネルギー発散は散歩やドッグランなどで行うようにしましょう。

④無駄吠え対策をしておく

マンションで最も多いトラブルの一つが、犬の鳴き声です。

インターホンやエレベーターの音、近所の生活音などに反応して吠えることがあります。

特に早朝や深夜は、小さな鳴き声でも近隣住民の睡眠を妨げてしまうことがあります。

無駄吠えを予防するために「十分な散歩や遊びでストレスを発散させる」「インターホンや生活音に慣らすトレーニングを行う」など対策をとりましょう。

鳴くたびに大声で叱ると、かえって興奮してしまう犬もいるため、原因に合わせた対応を心がけましょう。

「マンションでも飼いやすい犬種5選」選ぶときのポイントも紹介

マンションで犬を迎える際は、体の大きさだけでなく、運動量や吠えやすさ、性格も考慮することが大切です。

同じ犬種でも活発な性格の犬もいれば、穏やかな性格の犬もいるので、犬種だけでなくライフスタイルとの相性も確認しましょう。

マンション生活に適応しやすい犬種を5種類紹介します。

① トイ・プードル

トイ・プードルは、賢くしつけがしやすい人気の犬種です。

抜け毛が少なく室内でも飼いやすい一方、活発なため毎日の散歩や遊びは欠かせません。

知育玩具などを取り入れて、退屈による問題行動の予防をおこないましょう。

② シーズー

穏やかで落ち着いた性格のシーズーは、マンション暮らしにも適しています。

運動量は比較的少なめですが、健康維持のための散歩は必要です。

長い被毛を保つため、ブラッシングや定期的なトリミングを欠かさないようにしましょう。

③ キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

人懐っこく優しい性格で、家族との時間を大切にする犬種です。

比較的吠えにくい傾向がありますが、人が大好きなため長時間の留守番は苦手な犬もいます。

子犬の頃から留守番できるようにトレーニングしておきましょう。

④ ビション・フリーゼ

明るく社交的で、人とのコミュニケーションを楽しむ犬種です。

抜け毛は少ないものの、毛量が多いため定期的なお手入れが必要です。

遊び好きなので、散歩に加えて室内遊びも取り入れましょう。

⑤ マルチーズ

小柄で室内飼育に向いており、飼い主への愛情が深い犬種です。

ただし、物音に敏感に反応して吠えることもあるため、子犬の頃からさまざまな音や人に慣らす「社会化」をしっかりと行うことが大切です。

マンションでも、ルールやマナーを守れば犬と快適に暮らすことは十分可能です。

しかし、一戸建てとは異なり、鳴き声や足音、臭いなどは近隣トラブルにつながることもあるため、犬の飼育可であっても周囲への配慮が必要です。

犬種だけでなく性格やライフスタイルとの相性も考慮し、みんなが気持ちよく暮らせる環境づくりを心がけましょう。

<画像元>

canva

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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