愛知県の伊良湖と三重県の鳥羽を結ぶ最短ルート「伊勢湾フェリー」に愛犬と一緒に乗船してきた！＜東海＞

フェリーは愛犬にとって負担が多いのでは？と思っている方も多いかもしれません。

我が家では本州から北海道に行く際に何度かフェリーを利用していますが、我が家のある静岡県から三重県の鳥羽に行く場合は伊勢湾フェリー（伊良湖⇔鳥羽）より高速道路を利用した方が便利だと思っていました。

ですが、今回伊勢湾フェリーを使ってみて、とても良かったので是非みなさんにもご紹介したいと思います！

 

伊勢湾フェリーのペットの同伴について

 

フェリー内の客室や鳥羽ターミナル内はバギーやキャリーに入っていれば同伴可能です。（伊良湖ターミナル内ではペットと同伴ができません。）

ワンちゃんの規定サイズは小型犬としていますが、飼い主さんが持ち運べるなら大丈夫です。

ただし飼い主さんが運べない中・大型犬は車内残留するしかありません。季節によっては利用が厳しい可能性があります。

 

 

受付で聞いたところ、特にケージやバギーについての規制はなく、持ち運べるもので、頭や顔が出ていなければ大丈夫と教えていただきました。

 

「伊勢湾フェリーVS高速道路」 所要時間や料金の差は？

 

例えば、静岡県から鳥羽へ行く場合は、1ナンバーの車や、ETCで割引時間外の平日では伊勢湾フェリーを利用した方が節約になる場合が多いです。

 

 

フェリーが出航するまでの少し待ち時間があっても、早く着けるのも重宝されています。

 

 

我が家のキャンピングカーの長さは5m以下なので、片道大人2人の運賃が約8,000円でした。

高速料金は平日約6,000円、週末割引後約4,000円にガソリン代が約3,000円の計算です。3人以上では高速道路の方が安いです。

しかし、運転手からすれば運転疲れや負担も少なく感じるのが一番のメリットだと思います。

 

他社のフェリーと比べ手軽に利用できる！

 

我が家は名古屋中心が渋滞だったのでフェリーを使ってみる事にしました。

鳥羽ターミナルに到着すると、フェリー専用の駐車場へ案内され、きっぷ売場へと向かいます。

きっぷ売場に到着すると、ペットと乗船する場合の特別な手続きや料金はありませんでした。

車検証を見せ、料金を支払い、他は特に書くことはなかったです。手続きというより新幹線のきっぷを買うような手軽さでした。

 

 

ターミナル内には売店、軽食コーナー、レストランもあります。

 

 

15分前には車で待機するように指示され、フェリーへ順番に乗り入れます。ナンバーを見てみると、豊田、豊橋、浜松ナンバーがほとんど。

 

 

何度か本州と北海道を結ぶフェリーを利用したことがありますが、こんなにあっさりと乗船できる事にびっくりです。

キャンピングカーは最後になると言われていたのですが、10分もかからず無事に乗船しました。

 

 

ここから注意したいのは、バギーやキャリーを持ち上げて細い階段を登る必要があります。手を滑らせたら駐車場へ落下する可能性があります。重たく大きめのバギーは厳しいかもしれません。

 

 

ペットも一緒に一般客室と特別客室（有料）へ入れます。特別室も悩みましたが、デッキへ出ていることが多かったので今回は一般客室にしました。

 

 

 

 

外にカメラを持つ人が集まり始めたので、なぜか聞いてみると、鳥羽ターミナル行きのフェリーとすれ違えると教えて頂きました。

写真を撮りながら一生懸命手を振りましたが、後から写真をズームにして見たらガラガラでした。

 

 

そして、あっという間に55分がたち到着！長時間の船の旅を知っている愛犬達にとって物足りないような様子？

駐車場でゆっくりする暇もなく、到着するとすぐに車がどんどん外へ。びっくりするほどスムーズでした。

 

 

道の駅と間違えそうな「伊良湖ターミナル」

 

最終船が出航した直後だったようで道の駅が閑散としていましたが、伊良湖ターミナルの中に入ってみる事にしました。

残念ながらこちらターミナル内ではペットと同伴出来ません。

 

 

きっぷ売り場や売店はクローズする寸前で、飲食店は閉まっていました。

最終便を利用する場合は一旦移動する必要があります。

 

 

いかがでしたでしょうか？

フェリー内の駐車場は空調もないので、ペット連れは特に真夏でフェリーを利用するのは厳しいですが、ペット同伴をとても受け入れられていると感じました。

鳥羽周辺にはペット可のレストランや宿が多いのも魅力です。ぜひ旅行の参考にしていただけたら嬉しいです。

 

伊勢湾フェリーの公式ページを見る