犬との夜散歩・通称『夜んぽ』。犬の夜んぽは夏の暑い時期が到来すると、自然と暑さを避けるために訪れる日課の一つだと思います。
近年は異常な暑さから『早朝のみ』という方も少なくないかもしれませんが、運動量を多く必要とする犬種や散歩が大好きな愛犬では、今でも変わらず夜んぽを欠かさない飼い主さんも多いはず。
ただそんな夜散歩も、出かける際には見えない危険に注意する必要があります。
そこで今回は、夏の犬の夜散歩で気を付けたい油断ポイントから必須アイテムまでご紹介します。
夏場の犬の散歩救世主『夜んぽ』って?

夜んぽとは、犬の夜のお散歩でよく使われる通称です。
夜とお散歩を掛けているから『夜んぽ』ということですが、他にも朝の散歩であれば『朝んぽ』、昼のお散歩であれば『昼んぽ』となります。
特に夏場の場合の犬のお散歩では暑さが幾分和らぐ『朝んぽ』と『夜んぽ』が、SNSのハッシュタグ(#)でも、多く見られるようになりますが、これを裏付けるような傾向は、ドッグフードの評価サイト【ドッグフードの神様】などを運営する株式会社エイト(本社:東京都港区青山、代表取締役:林 泰臣氏)で2025年7月中に400名を対象とした愛犬の散歩時間アンケート調査でも、夏の散歩は早朝または夜なのが明らかとなっています。
▽『暑い日の愛犬の散歩時間帯について』
夏の犬の散歩時間帯の多くは、19時以降の夜散歩が最多で、~AM6時までの早朝時間が次に多い結果となりました。
夏の暑い時期は、こうして多くの飼い主さんが自然と遅い時間帯の『夜んぽ』を選択することで、愛犬が最低限必要とする散歩時間の確保や熱中症予防への心掛けを徹底しているのが分かります。
飼い主さんが思う暑さの基準は?

では、こうした心掛けを行っている飼い主さんは、夏の愛犬との散歩をどんな基準で確かめているのでしょうか?
それを知る上で大切になってくるのが、暑さに対する判断基準です。特に近年夜になっても引かない地面の暑さやムシっとした感覚については、散歩に出る前にしっかり確かめておく必要がある項目です。
▽『愛犬の散歩前の暑さ判断基準について』
しかし、上記のデータを見る限りだと、先述したアンケート調査にて得られた結果では、暑さに対する基準に関して400人中248人(※複数回答可能)の飼い主さんが、「自分の感覚」で判断しているとしました。
次いで201人の飼い主さんは「天気アプリなどで気温を確認する」としていますが、それよりも少ない160人でようやく「地面を手で触って暑さを確認する」が入っています。
これは、一見悪くないような結果にも見えますが、できることなら、自分の肌感覚よりも「天気アプリなどで気温を確かめる」や「地面を手で触って暑さを確かめる」といった項目が、それよりも上回った方が望ましかったでしょう。
というのも、犬の体全体を覆う皮膚表面に密集する豊富な被毛は、断熱性にとても優れているため、人の肌感で暑さが和らいだと思っても、犬の場合はそうでない可能性が十分にあるからです。
また人の肌感覚というのは、その人の体質や身長の違い、外気的な問題なら湿度の違いによっても左右されるため、暑さに対する基準判断に関しては、自分の感覚だけに頼るのではなく、その時の気温や地面の暑さ、愛犬自身の様子や身に着ける接触冷感素材の洋服など、複合的な判断で見極めましょう。
それでも注意!夜んぽで陥りやすい油断ポイント

夜んぽは暑さが和らいで散歩しやすくなる半面、夜んぽならでは、の陥りやすい油断ポイントも存在します。
ここではその油断ポイントをいくつか確認していきましょう。
油断①:熱中症にかからないだろう
夜の散歩というイメージは、それだけで涼しさも感じられてしまうため、つい熱中症の存在を忘れてしまいがちです。
しかし夜だからと言っても夏は夏。確かに昼間より夜の方が、直射日光が当たらない分、熱中症にはなりにくい傾向はあるかもしれませんが、全く熱中症にならない保証はないため、しっかり暑さ対策は心がけましょう。
油断②:LEDライトや反射リードがなくても平気だろう
散歩する場所にもよりますが、どうしても街灯が立ち並ぶところだと、LEDライトや反射リードを付けなくても平気だと感じてしまう飼い主さんが一定数居ます。
しかし夜んぽをする際には、たとえ街灯が立ち並ぶようなところであっても、念のためLEDライトやLED首輪、反射リードなどを着用して、周りの目から見て「何かいる」ということを知らせましょう。
特に車やバイクの運転手からすると、黒い被毛の犬種は夜の暗さと同化してしまって、見えづらくなります。交通事故などの誘発を防ぐためにも、しっかりと対策するよう心がけましょう。
油断③:吠え声が近所迷惑にならないだろう
夜んぽの際の愛犬の“吠え声”というのは、昼間よりもよっぽどご近所さんに響き渡って聞こえてしまうことがあります。
特に19時よりも遅い21時以降の散歩だと、辺りも完全に暗くなっていて、中には就寝するお子さんなども居る時間帯となるため、愛犬が吠えそうになった時などは、その場に立ち止まって吠えないようにおやつなどで気を逸らしたり、「マテ」や「オスワリ」といったコマンドを指示したりして、吠えに繋がらないよう周りへの配慮を心がけましょう。
夜んぽで用意したい必須アイテム

さて、夜んぽでは朝・昼んぽではあまり必要としない必須アイテムがいくつかあります。
夜んぽするときの必須アイテムを、以下で確認してみましょう。特に超小型犬~小型犬の場合は、体高も然ることながら、大きさ自体も関係してくるため、しっかりチェックしておきましょう。
夜んぽ必須アイテム①:LEDライト・反射首輪またはハーネス
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出典元:https://item.rakuten.co.jp/suzukoubou/10002071/?variantId=r-sku00000115
愛犬との夜んぽをする際に用意したい必須アイテム一つ目は、LEDライト・反射首輪またはハーネスです。
このような首輪の着用は、それだけで一般的に日中の3.3倍に増えると言われる夜の歩行者と自動車の事故リスクを減らせます。現在は反射テープの使用などによって、明るい所では普通な首輪やハーネスでも、暗がりでライトに照らされた時には光るような布製でデザインに富んだ商品も数多く販売されています。
夜んぽ必須アイテム②:LED内蔵または反射付きリード
愛犬との夜んぽ二つ目の必須アイテムは、LED内蔵または反射テープ付きリードです。
愛犬の夜んぽをする場合、愛犬自身の存在を示す光る首輪やハーネスは最も大事なのですが、それと同時に飼い主さんも示せるアイテムが必要です。特に超小型~小型の愛犬の場合、車やバイクの運転手からは体高が低すぎて視認できない可能性も高いため、飼い主さん自身が持つリードにも光る素材で対応して、事故防止に努めましょう。
夜んぽ必須アイテム③:接触冷感または冷感ポンチョ
▲株式会社KOHKI楽天市場店|価格:1,160円(送料無料)|カラー:4色
夜んぽする際の必須アイテム三つ目は、接触冷感機能のある洋服または冷感ポンチョの着用です。
夜の散歩とはいえ、日によって蒸し暑さや過ごしやすさなどは日々変わります。しかし、そうした環境の変化を逐一天気予報しでもない私たち飼い主が判断することはできません。
そのため、愛犬が熱中症にならないためには、どんなに過ごしやすい日でも、念のため接触冷感または冷感ポンチョなどは着用させて、万が一に備えましょう。
まとめ

犬にとって夏場の夜のお散歩は、夏場の早朝のお散歩同様、貴重な時間帯だと思います。
特に外でしかトイレができない、トイレをしないというワンコの場合、やはり早朝のみというわけにもいかないことが多いことでしょう。近年は夜になっても暑さがしつこく残ることも珍しくないため、どうしても状況に応じて行く日と行かない日が出来てしまうこともあるかもしれませんが、可能であるなら、夜のお散歩にも連れていけるような工夫をしてあげたいものです。
年々夏の暑さは厳しさを増す一方ですが、夜散歩へ愛犬と出かける際は、今回ご紹介したアイテムなどを忘れずに、少しでも快適なお散歩時間を共に過ごしてあげてくださいね。
<参考サイト>
【飼い主400人に調査】暑い日の愛犬の散歩をどう乗り切る?人気の時間帯は意外にも“あの時間”!|PR TIMES
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000162349.html
情報提供元/株式会社エイト
>https://eight-incorporated.com/
<画像元>
photoAC
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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