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犬と一緒に電車に乗ることは可能?鉄道各社のルールから料金、利用する時の注意点までご紹介!

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犬と一緒に出掛ける飼い主さんの移動手段と言えば、ほとんどが自家用車ですよね。

自家用車なら誰にも気兼ねすることもなく、遠慮することもなく、快適に愛犬とのお出掛けを楽しめます。ただ、例えば急な愛犬の事情で「車を使いたい!」と思った時、他の家族が既に車を使っていたらどうでしょうか?

今回は、旅行での使用のみならず、いざという時の不測の事態にも利用したい犬×電車のルール事情をご紹介します。

犬と一緒に電車に乗ることは可能なの?

犬と一緒に電車に乗る、この問いに対する結論は…、基本ルールにしっかり従って乗車すれば同乗可能です。

日本における犬の法律上の扱いは“物”なので、一般的には手回り品という取り扱いの元、予め決められたルールさえ守れていれば、問題なく同乗出来ます。

ただし乗車させる時には、普段からご自身が持ち合わせている持ち運びアイテムの種類が、公共交通機関でも使用可能か、まずは確認しておくことが大切です。

というのも、以前は見過ごされることも多かった一体型のペットカートやバギー(※)、スリングが、現在では明確に原則NGとされているためです。

(※カートと規範内のケースを分離して持ち運べるタイプのものは例外)

特にスリングは、物によって使用しない時にはコンパクトに畳めてかさ張らず持ち運べるため、飼い主さんからするととても便利かもしれませんが、安定性に欠ける点や全身を完全に覆うのが難しい点が、基本的に多くの鉄道会社でNGとなっています。

▽『容器による規定:阪急電鉄』

急な愛犬の事情で公共交通機関を使わざるを得ないとなった時、上記の持ち運びアイテムは最低限押さえておくべき項目です。

また、これらの認識は近年徐々に増加傾向にある愛犬同伴出社OKの会社での電車の利用時にも同様なので、まずはご自身の普段利用する電車が、どのような容器をOKとしているのか、しっかりと確認しておきましょう。

鉄道各社の基本ルールと料金を知ろう

それでは、鉄道各社の基本ルールと料金について、ここでは確認していきましょう。

主要な鉄道各社の主なルールは、2026年現在、以下のような内容となっています。

1.東京メトロ/私鉄各社

東京メトロや私鉄各社(東武・西武・京成・小田急・京王など)では、ペットに対する規定を以下のように定めています。

料金:無料
サイズ制限:縦・横・高さの合計が120cm以内の専用容器(※)
(※小田急電鉄のみ長さ70cm以内、最小の立方体の長さ、幅及び高さの和が、120cm程度の容器)
総重量:10kg以内のもの
対象動物:犬・猫・鳩これらに類する小動物(※猛獣及び蛇の類を除く)

ここで言う専用容器というのも、基本的には上記で述べたキャリーケース・キャリーバッグ・キャリーリュックで、全身を完全に覆えるものという規定があります。

ただ、東京メトロ及び私鉄は愛犬の持ち込み料金にお金は掛からないため、その点は嬉しいところですね。

2.JRグループ

JRグループでは、ペットに対する規定を明確に以下のように定めています。

料金:290円(手回り品切符)
サイズ制限:縦・横・高さの合計が120cm以内の専用容器
総重量:10kg以内のもの
対象動物:犬・猫・鳩これらに類する小動物(※猛獣及び蛇の類を除く)

▽『手回り品ポスター:2021年』

また、詳細な手回り品の案内ポスターなどでも周知徹底されていますので、ご利用になる際には合わせて確認しておくと良いでしょう。

3.都営地下鉄

都営地下鉄では、ペットに対する規定を以下のように定めています。

料金:無料
サイズ制限:縦・横・高さの合計が250cm以内の専用容器(※)
※1辺の長さが200cmを超えるものは車内持ち込み不可
総重量:30kg以内のもの2個まで
対象動物:犬・猫・鳩これらに類する小動物(※猛獣及び蛇の類を除く)

都営地下鉄に関しては、サイズ制限がだいぶ緩和されているため、小型犬~中型犬に該当しやすい柴犬やウェルッシュ・コーギーなどは、都営地下鉄の利用を検討すると良いかもしれません。

犬と一緒に電車を利用したことのある割合って?

では、ここでは近年における犬との電車の利用状況について、見ていきましょう。

2022年に情報サービスINUNAVIを運営する株式会社PLAN-B(本社:東京都品川区、代表取締役:鳥居本 真徳氏)が行った愛犬と公共交通機関に関するアンケート調査では、次のようなアンケート結果が報告されています。

▽『愛犬と一緒に公共交通機関の利用をした割合』

愛犬と一緒に出掛ける際、公共交通機関を利用したことがあると回答した飼い主さんの割合は、200人中38.5%(77人)という結果でした。

また、『利用したことがある』と回答した飼い主さんが、最も利用した公共交通機関の種類についてのアンケート調査では複数回答可とされている中でも、私たちの生活圏として最も身近に利用する鉄道においては41人、路線バスや地下鉄などと合わせると、合計で90人と群を抜く結果となりました。

▽『愛犬と一緒に利用したことのある公共交通機関の種類』

しかし、このような結果が必ずしも喜ばしい内容とは限らない点に注意が必要です。

このアンケート調査の続きには、『周囲の人の目線が気になった』といった声や『吠えてしまわないか不安』といった声、また、『動物嫌いの人の目線、苦情があった』という切実な悩みも聞かれていました。

日本の公共交通機関の多くは、動物好きの方からすると欧米諸国に比べて不便を感じることが多いのが現状です。

ただ、頻度は多くないにせよ、愛犬の緊急時に自家用車での移動が難しかったり、すぐにペットタクシーなどを手配できないような時には、一時的なことだと割り切って利用することも大切です。

愛犬と一緒に電車に乗る際の注意点

どうしても愛犬と公共交通機関を利用してどこかに出掛けなくてはならなくなった時、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?

最低限注意しておきたい内容を確認してみましょう。

1.事前にクレートやケースに慣れさせておく

普段ペットカートなどに慣れている愛犬でも、普段とは違ったクレートやケース、尚且つ蓋まで閉められるという状況に慣れていない場合、恐怖や不安で吠えたり、クンクン鳴いたりしてしまうことがあります。

そのようなことがないように、事前にクレートやケースに入って慣れる練習をしましょう。

最初はおやつで誘導して一瞬でもケース内に入れたら褒め、徐々におやつ無しや指差しでも入れるようになったら、その都度褒めながら少しずつ時間を伸ばしていくと良いでしょう。

2.事前にトイレは済ませておく

電車での移動の場合、愛犬のトイレは電車に乗る前に済ませておくことが大切です。

自家用車での移動であれば、万が一愛犬がソワソワしだしても、どこか安全な場所に一旦停まって排泄を済ませる、といったことも可能ですが、電車では目的地に着くまでそうはいかないため、事前のトイレはしっかりと済ませておきましょう。

また、念のためケースにトイレシートなどを敷いておくと、いざという時にも安心です。

3.体調管理に気を配る

愛犬と公共交通機関を利用する際には、体調管理にもしっかりと気を配りましょう。

普段乗り慣れない移動手段でどこかに移動する場合、その時の愛犬の状況や状態によっては体調を崩してしまう可能性があります。通常、何か乗り物に乗るといった際には、犬の場合普段の食餌量より少し減らすといったことや、乗り物酔いしてしまう場合は、事前に酔い止めの薬を飲ませておくなどの対策が重要です。

そのため、途中で愛犬の様子に変化が見られたような時には、途中で電車を降りて一旦地上に出たりして、休憩させてあげましょう。

それでも電車を使うのが難しいと思ったら…

1~3のどれを試してみても、愛犬自身が慣れそうにもない場合には、ペットタクシーや通常のタクシーの手配などを検討しましょう。

通常のタクシーの場合、クレートやケースに入れたりする必要は電車とは変わらないものの、電車とは違って不特定多数の人の目線を気にしたり、慣れない振動音やアナウンス音などで愛犬を不安にさせてしまう心配は少なくともなくなります。

また、料金はそれなりにかかってしまいますが、同乗しているのは運転手さんと飼い主さんと愛犬だけなので、一定のプライベート空間も保てます。

中でも三和交通が提供しているペットタクシー&ペット119では、登録フォームで飼い主さん及び愛犬の情報を登録しておけば、場所は限られてしまいますが、通常のタクシーの初乗り運賃から対応してくれます。

ただし、愛犬のみの場合だと別料金になるため、事前にHPなどで確認しておくことをオススメします。

愛犬との電車移動を成功させるためには、事前の準備と無理なく続ける日々のトレーニングが大切です。

自家用車が一人一台ある、というような状態ならそれで良いかもしれませんが、多くの場合はそうもいかないため、日頃から愛犬とのクレートやケースに慣れるトレーニングは心掛けると良いでしょう。

日本の法律上犬は“物”ですが、私たち飼い主にとっては大切な家族です。いざという時のためにも、参考にしていただければ幸いです。

<参考サイト>

愛犬と公共交通機関を利用したことがある人は〇%!「乗りづらい…」「同伴搭乗できる飛行機を利用してみたい」と言う声も【飼い主200人アンケート】|PR TIMES
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000068228.html

<提供元>

いぬなび
>https://inunavi.plan-b.co.jp/

【ペットのプロ解説】犬猫の電車・バス・新幹線等の公共交通機関別移動ルール!|シンビオーシス
>https://plc-symbiosis.com/move/

PET TAXI|三和交通
>https://www.sanwakoutsu.co.jp/special/pet/

<画像元>

photoAC

Canva

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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