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愛犬の服やグッズの色選びで迷ったら…?犬にもあるパーソナルカラーの診断方法や取り入れ方

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皆さんは、愛犬の洋服や首輪、ハーネスなどのグッズを選ぶ時、「うちの子に合う色ってどれだろう?」と悩んだ経験はありませんか?

そんな時に参考にしたいのがパーソナルカラーです。

「え?でもパーソナルカラーって人のものじゃない?」

今回は、そんな風に思っている飼い主さんにオススメしたい、犬のパーソナルカラーについて解説します。

同じ犬種でも意外にも似合う色では異なる結果が表れるパーソナルカラーの奥深さ、ぜひ最後までお付き合いください。

パーソナルカラーってどんなもの?

自身に似合う色のことをパーソナルカラーと表現することがあります。

一般的にパーソナルカラーとは、その人の肌や瞳、唇などの色にしっかりと調和する色(似合う色のグループ)のことを言います。

これらの似合う色の判断は、主に第三者から見て判断され、自分が好む色と自分が似合う色とは区別されています。

パーソナルカラーは、単に赤、青、緑、黄色といったような単色(ビビッドカラー)で表されるのではなく、多くは『Spring(春)』、『Summer(夏)』、『Autumn(秋)』、『Winter(冬)』といった季節別で表され、それらは人に限らず、犬でも同じように判断されます。

▽『四季の色味で分けられるパーソナルカラーの具体例』

そして、この4つの季節の中で、どの色が一番調和するかによって、その人や愛犬に合った似合う色を分析するのです。

人の場合、基本的には肌、瞳、唇、髪などの色の違いに沿って診断しますが、犬の場合は瞳、被毛、顔立ちなどの色や形の違いに沿って、パーソナルカラーがどれなのかを診断します。

犬のパーソナルカラーを知ることのメリット

とはいえ、元々可愛い愛犬。

似合う色を知れたとして、どんなメリットがあるのでしょうか?愛犬のパーソナルカラーを知ることのメリットには、以下のようなことが挙げられます。

▼【犬のパーソナルカラーを知るメリット】

・服や首輪、ハーネスの色選びがスムーズになる
・顔色や毛艶が良く、健康的に見えるようになる
・愛犬の写真が、より素敵さを演出してくれるようになる
・愛犬とのお揃いコーデで似合う色探しが出来るようになる

犬は主に、服や首輪、ハーネスの色選びなどが悩みの種となりがちですが、犬のパーソナルカラーを知ることで、それらを解消することが出来るようになります。

ただ、その他にも愛犬の顔色の良さや写真写り、愛犬とのお揃いコーデを楽しみたい時にも、このようなパーソナルカラー診断は役立てられます。

筆者も以前三代目つむぎとお揃いコーデに挑戦したことがありましたが、こういった写真を撮りたい場合にも、愛犬自身、そして飼い主さんご自身のパーソナルカラーを知っていれば、撮影した写真が自然と映え写真に早変わりすることも!

残念ながらこの時の筆者と愛犬のコーディネートはパーソナルカラーを基に選んだものではないため、無難な黒コーデとなりました。

しかし、愛犬とご自身のパーソナルカラーを知っていれば、このようなお揃いコーデもお互いがお互いの似合う色で楽しむことが出来ます。

愛犬のパーソナルカラーの主な診断方法

それでは、ここからは愛犬のパーソナルカラーを知る診断方法を見ていきましょう。

犬のパーソナルカラーを知るために最低限知っておきたい項目は、前述でも述べた通り瞳、被毛の色、そして顔立ちです。

詳しい特徴の違いをそれぞれ確認してみましょう。

①愛犬の瞳の色の特徴は?

愛犬の瞳の色では、主に暗色系か明色系かを診断します。

例えば瞳の色が明るめの茶系であれば『Spring(春)』、グレー系であれば『Summer(夏)』、焦げ茶系であれば『Autumn(秋)』、黒色系であれば『Winter(冬)』となります。

▲左:初代ミッキー、真ん中:二代目そら、右:三代目つむぎ

我が家の愛犬たちを例に挙げると、初代ミッキーと二代目そらは比較的黒色だったので『Winter』、三代目つむぎは比較的焦げ茶系なので『Autumn』という感じになります。

②愛犬の被毛の色の特徴は?

愛犬の被毛の色では同じ茶色系統でも、それが黄色み掛かった茶色なのか、赤み掛かった茶色なのかの違いなどを見ていきます。

犬の被毛は他にもフォーンやブラックタン、ダップル、チョコレートといった特徴的な名前が付いた毛色が数多くありますが、ここでは大まかに、クリーム系や黄色掛かった明るい茶色であれば『Spring(春)』、グレー系と赤茶色であれば『Summer(夏)』、ブラウンやダークブラウン系であれば『Autumn(秋)』、明暗ハッキリした白や黒系であれば『Winter(冬)』となります。

我が家の愛犬たちの場合だと、三匹の内ミッキーが『Spring』、そらがブラウン系の『Autumn』、つむぎが赤茶系の『Summer』という、三者三様になります。

(※ただし被毛は加齢とともに白髪などの影響で印象が変わるため、目安程度に捉えておくと良いでしょう)

③愛犬の目の印象は?

愛犬の目の印象では、人で言うところの垂れ目や吊り目などに近しい部分の診断をします。

犬の目は、犬種によってまん丸であったりアーモンド形であったり、または垂れ目であったりと様々です。例えばこの印象がキラキラしている印象なら『Spring(春)』、明るくてソフトな印象なら『Summer(夏)』、ナチュラルで優しい印象なら『Autumn(秋)』、白目と黒目のコントラストがハッキリした印象なら『Winter(冬)』となります。

我が家の愛犬たちの場合だと、ミッキーの目の印象はコントラストがハッキリしていたので『Winter』、そらの目の印象は明るくてソフトな印象だったので『Summer』、つむぎの目の印象はナチュラルで優しい印象なので『Autumn』という感じになります。

④愛犬の顔立ちの特徴は?

愛犬の顔立ちの特徴で見ていくのは、丸みの違いです。

例えば柴犬の場合、同じ柴犬でも、きつね顔とたぬき顔などと分けられたりしますが、あの違いと似たような感じで、顔の印象が丸くて可愛い印象なら『Spring(春)』、丸みはなく全体的に繊細な印象なら『Summer(夏)』、ラインがどこか丸くて優しさが感じられる印象なら『Autumn(秋)』、ハッキリと存在感がある印象なら『Winter(冬)』となります。

(※なお、これらのチェックは全てセルフのため、正確な診断内容ではないことをご了承ください。)

こうして最終的に①~④の内、どの季節に一番該当していたかが分かれば、愛犬のパーソナルカラーが分かります。

愛犬のパーソナルカラーの上手な取り入れ方とは?

愛犬のパーソナルカラーがある程度分かったら、そのカラーをベースに洋服選びや首輪やハーネス、リードの色選びに取り入れましょう。

愛犬にパーソナルカラーを取り入れる場合、難しく考える必要はなく、洋服や首輪やハーネスを合わせてみて、愛犬にしっくりくるようなら、それが愛犬の似合う色になります。

スプリング系の犬

スプリング系等が似合う犬の場合、春を思わせるようなふんわりとした可愛らしいクリームイエローや桜のようなピンク、萌黄などの黄緑色などを取り入れると元気で華やかな印象が得られます。

多くはクリーム系やゴールド系の毛色、瞳もキラキラした明るめな印象のある子がスプリング系に当て嵌まりますが、毛色が真っ白でも鼻の色がピンクだったり、瞳の色が明るかったり、顔立ちに丸みがあったりした時には、こうした春のパステルカラーも似合うことがあります。

セルフ診断でWinterに該当したワンコでも、一度色を合わせてみると良いでしょう。

サマー系の犬

サマー系統が似合う犬の場合、若干くすみ掛かっている印象でも、どこかスッキリとした珊瑚色のようなピンクや群青色のようなブルー、菫(すみれ)色などの紫色などを取り入れると一気にオシャレな印象になります。

サマー系が似合うワンコは、毛色がグレー系等や明るめの色が多いため、涼しげで爽やかな印象を与えるパステルカラーが良く似合います。このタイプは初夏の紫陽花や新緑のような淡い色やすくみカラーが似合うので、そういった色がベースの洋服や首輪、ハーネスなどを選ぶと良いでしょう。

オータム系の犬

オータム系統が似合う犬の場合、こっくりとしたサーモンピンクや山吹色のようなオレンジ、オリーブやオリーブグリーンなどの緑色を取り入れると、深みのある落ち着いた印象を得られます。

オータム系が似合うワンコは、元から被毛や瞳の色が濃く深い色をしている傾向があるため、紅葉を思わせるようなこっくりカラーが良く似合います。

ウィンター系の犬

ウィンター系統が似合う犬の場合、明暗がハッキリとした白や黒、赤や青などのビビッドカラー、鮮やかなレモンイエローやアイシーブルーなどを取り入れると、スッキリしたスタイリッシュな印象になります。

ウィンター系のワンコは、被毛が真っ白や真っ黒の子が多いため、それに合わせるようにハッキリとした配色を施すととても良く似合います。

ただし、上記でも述べたようにこのタイプに当て嵌まるワンコの内、例えば鼻の色がピンク掛かっていたり、瞳の色が明るかったりした場合には、そこにはスプリング系統の差し色も似合うことがあるため、試してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、犬のパーソナルカラーについてご紹介しました。

私たち人の場合だと、何百色とある色の中から自分に本当に似合う色を知りたいと思って、パーソナルカラーを診断したくなりますが、犬の場合にはこれは当て嵌まりません。

しかし何十年と共に過ごす愛犬を迎えて、首輪やハーネスの色だけでも愛犬に似合う色が見つけられたら素敵ですよね。

ご自身の好きな色を取り入れつつ、愛犬にも素敵なパーソナルカラーを取り入れてみてくださいね。

<参考書籍>

ファッション色彩[Ⅰ]

<参考サイト>

愛犬のパーソナルカラー診断
>https://wan-voyage.com/pages/dog_personal_color?srsltid=AfmBOoqpcNbgw-EaWsBJ8zs2pUEnXInwYEQhvEgbtnonj0QVGO2fYDjU

<画像元>

PAKUTASO

photoAC

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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