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犬の七五三って?年齢はいつ?迎える時期の大切な意味やお祝いできる神社、注意点をご紹介!

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愛犬も家族の一員として、今では色々な場面でお祝いを一緒にすることが多くなりました。

中でも誕生日やお迎えした記念日などは、盛大にお祝いしている人も多いですね。今回の記事では、そんな愛犬とのお祝い事でも七五三についてご紹介します。

犬にとっての七五三の意味合いや健康祈願や参拝が出来る神社をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

犬にも七五三は存在するの?

七五三は、基本的には人の子供の成長や健康、長寿を願う行事として平安時代~室町時代にかけて始まり、江戸時代では多く広まったとされています。

当時は現在のような医療の発達は目覚ましくなく乳幼児期の死亡率の高さが際立っていた時代だったため、3歳、5歳、7歳という節目の時期に、無事に子供が成長したことへのお祝いするために、七五三という儀式が行われていました。

人の場合だと、3歳では髪置き(かみおき)、5歳では袴着(はかまぎ)、7歳では帯解き(おびとき)といった、それぞれの年齢にはそれぞれの意味が込められていました。

現在は医療の発展も目覚ましいものとなり、多くの子供を病気などで亡くすことも少なくなりましたが、代わりに少子高齢化が進み、多くのご家庭で犬や猫などのペットを迎える機会が増えました。

犬を迎える意味合いも、かつては家族より番犬という意味合いが強かったものが、現在では家族の一員として子の健康や成長を願う親のような気持ちで、愛犬や愛猫と向き合う飼い主さんは多くなっています。

犬にとっての七五三は、一部の神社を除いては厳密に行事としても儀式としても存在する訳ではありません。

しかし、愛犬を家族のように大切に思う飼い主さんにとっては、このような成長や健康、長寿のお祝い事というのは、人の子の七五三と同じようなものとして、捉えられているのです。

犬の七五三を迎える年齢はいつ?

犬の七五三を迎えるにあたって、大切になってくるのが年齢ですよね。

“七五三”とは、その言葉通り年齢を表しているため、犬の3歳、5歳、7歳と聞いても、それが果たして人と同じ3歳、5歳、7歳という数え方で合っているのか、疑問に思っている飼い主さんもいると思います。

しかし、結論から申し上げれば犬の七五三をお祝いする場合の年齢は、数え年で人の3歳、5歳、7歳という数え方で問題ありません。

犬は一般的に一年で4歳(大型犬では7歳)年を取ると言われています。

また一日についても犬は、その一日を3日として換算していると言われており、時間経過がとにかく早いのが窺える動物です。

それこそ、ついこの間まで子犬だと思っていたのが、気付けば成犬、いつの間にかシニア犬となっているのが犬です。

ただ、次章では人の年齢に合わせた年齢が、なぜ犬にも当て嵌めて良いのか、その意味合いをご紹介します。

その内容を知れば、犬にとっての七五三の大切さや心構えが、違って見えてくるかもしれません。

犬の七五三が持つ大切な意味

それでは、ここからは犬の七五三が持つ大切な意味をご紹介します。

犬の3歳

犬の3歳は、人で言うと28歳(小型犬~中型犬)に当たります。

大型犬は、人で言うと26歳程度なので、まだまだ活発で元気が有り余っている時期というイメージがあります。しかし、実際はこの時期から徐々に老化は始まります。

犬の3歳は、見た目こそ大きな変化は見られませんが、体力の低下や関節可動域の変化、白髪の出現など、老化し始めたサインが少しずつ見られます。

そのため、この時期に行われる犬の七五三は、このような犬の健全な成長の表れと心身のちょっとした変化の節目の年という意味合いを持ち合わせています。

犬の5歳

犬の5歳は、人で言うと36歳(小型犬~中型犬)に当たります。大型犬では40歳を迎えることもあって、通っている動物病院の獣医さんによっては、定期的な健康診断などを勧められる時期に突入してくるかもしれません。

この年齢での七五三は、特にプレシニア期(一般的に50歳頃の年齢層の事)に突入する手前の大型犬にとっては、病気や食欲低下など日常生活の変化に気を付けたい時期を、無事に健康的に迎えられた感謝や願いを祝う意味合いが込められています。

小型犬から中型犬であっても、36歳は見た目からでは分からないような老化が3歳頃よりも顕著に表れやすくなるため、大型犬と同じように、この時期の七五三には、変わらず健康で過ごせた愛犬への感謝の気持ちが込められたものとなります。

犬の7歳

犬の7歳と言えば、小型犬~中型犬では人の44歳、大型犬では人の54歳に差し掛かる年齢に当たります。

また、7歳というこの年齢は犬の厄年にも関係してくるため、厄払いなどの祈願を合わせた参拝も検討する方が多いです。

どの大きさにおいても、基本的にシニア期と言われるようになってくるこの年齢での七五三は、病気の発症や体重の変化、免疫力の低下などがないように、無病息災や健康長寿を願ったり、日々の健康に感謝したりする意味合いが込められています。

特に大型犬が7歳を迎えた辺りからは、現在の犬の死亡原因1位に該当する『ガン』の発症率が高くなってしまうため、このようなことがなく、無事に7歳を迎えられたお祝いの意味もあります。

犬の七五三祝いにオススメな神社

では、実際に犬の七五三祝いの祈祷を行なっている神社を、ここでは3つご紹介します。

神社によっては、千歳飴ならぬ千歳菓子が貰えるような場所もあるため、気になる神社が見つかった時には、ぜひ祈祷の検討をしてみてくださいね♪

犬の七五三にオススメ神社➀:市谷亀岡八幡宮(東京都新宿区)

犬と一緒に初詣や参拝が出来る場所として有名な市谷亀岡八幡宮は、ペットの七五三を行なっています。

祈祷は事前予約制で、各回1組ずつ丁寧に健康長寿などの祈祷をしていただけます。

2025年の今年は、11月8日(土)、9日(土)、15日(土)、16日(日)のお子様の七五三ピークを除いた12月15日までなら実施されているため、ご興味がある方は、初穂料5,000円(3頭まで神札1枚(頭数ごとの神札の場合、初穂料1頭につき5,000円ずつ))と事前のご予約の上、ご参拝なさってください。

【市谷亀岡八幡宮情報】

所在地:〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町15
電話番号:03-3260-1868
予約受付時間:9時30分~11時30分(平日)/9時30分~14時30分(土日祭日)

市谷亀岡八幡宮の公式ページを見る

犬の七五三にオススメ神社②:福島八幡宮(福岡県八女市)

引用元:https://x.gd/t6zNH

白柴のシロちゃんが看板犬として人気の福島八幡宮は、ワンコはもちろん、ニャンコやその他のペットの七五三祈祷を行なっています。

2024年時点での情報では、祈祷は事前予約制、当日の参拝時での申し込みも賜っていただけるようです。(毎週水曜日・予約状況によってはNG)

ワンコやニャンコに喜んでもらえるような授与品なども用意されているようで、おととしの2023年には、授与品としてペットの可愛らしい千歳袋、ペットお守り(青or赤)、ペットおやつ(馬背骨ガム)が準備されていたようです。

なお、初穂料についてはペット祈祷での料金で、1体5千円、2体1万円、3体1万5千円(授与品付き)となっておりますが、詳細につきましては電話での問い合わせにて、ご確認ください。

【福島八幡宮情報】

所在地:〒834-0031 福岡県八女市本町105-1
電話番号:0943-22-3332
受付時間:9時〜16時30分(水曜日定休)
公式Instagram:@fukushimahachimangu.official

福島八幡宮の公式ページを見る

犬の七五三にオススメ神社③:船川八幡宮(岡山県新見市)

子供の健やかな成長と家族の一員であるペットの七五三を丁寧にご祈祷して下さる船川八幡宮は、ワンコから始まり、ウサギさんやハムスターちゃんといった小動物を含めた様々なペットの七五三祈祷を行なっています。

こちらの八幡宮では、名称こそ“七五三”となっているものの、3歳、5歳、7歳以外でも祈祷を賜っていただけるようなので、今まで何かと予定が合わずに3歳、5歳を逃してしまったワンコや飼い主さんは特に必見です!

七五三祝いをご希望される際は、事前にInstagramのDMかお電話にて予約が必要です。

初穂料は、3,000円以上から“お気持ち”とされているため、詳細につきましては、上記と同じくInstagramのDMかお電話にてご確認ください。

【船川八幡宮情報】

所在地:〒718-0011 岡山県新見市新見1781
電話番号:0867-72-2631
受付時間:午前10時~午後5時
公式Instagram:@funakawa_shrine

船川八幡宮の公式ページを見る

このような神社で、ペットの七五三祝いをしていただける場所は、他にも神奈川県の座間神社や埼玉県の朝日氷川神社、群馬県の冠稲荷神社などがあります。

犬の七五三祝いをする時の注意点

今では多くの神社で、犬の七五三祝いとして祈祷をしていただけるようになりました。

しかし、こうした場所に愛犬と一緒に訪れる際には、しっかりと境内に設置されたマナーやルール、他の参拝者の方のご迷惑にならない配慮を忘れないよう注意しましょう。

元々神社という場所は、とても神聖な場所で穢れとされた動物の参拝などは、NGとされていました。

けれど時代の流れや少子化とともに愛犬や愛猫の家族化が進み、神社も犬同伴での参拝や祈祷においてのニーズに応えるべく、それまでNGとしてきたルールを、トイレマナーなどの衛生面、景観面、何より神社への感謝の気持ちさえ守ってくれればとOKしてくれるようになりました。

そうした宮司さんや神社の有り難い粋な計らいを汚さないためにも、しっかりとマナーやルールは守って、参拝や祈祷を心掛けるよう注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今では多くの飼い主さんが、愛犬のための七五三を意識して、お祝いや祈祷をするようになりました。

犬も今や全体的な平均年齢が高齢化しつつあるため、ぜひ一緒に七五三を祝ってあげてくださいね。

<画像元>

photoAC

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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