わんことの旅行を
もっと楽しく、
もっと快適に。
メニュー
  • いいね!してね

愛犬と一緒にドライブ!車酔いさせないための対策は?【動物看護師が解説】

シェアする

愛犬を車に乗せたた時、「あくびを連発する」「よだれが増える」「呼吸があらくなる」ことはありませんか?

実はこれ、車酔いの症状です。気が付かずにいると、愛犬が一人で具合の悪さに耐えていたということになりかねません。

愛犬の車酔いはお出かけでのトラブル第2位!

わんちゃんとお出かけをした飼い主さん1,000人に、お出かけ中に起こったトラブルを調査したところ、第2位が「愛犬の車酔い」でした。

わんちゃんも人と同じく車酔いをすることがあります。症状は、嘔吐や下痢などのわかりやすいものから、落ち着きがなくなる、あくびが増えるなど気づきにくいものまでさまざまです。

大人しくしていると思っていたら、実は車酔いをしていたということもあります。普段と違う行動や車酔いの症状にいち早く気づいてあげましょう。

愛犬を車に乗せる前にできる対策

動物病院で犬用の酔い止め薬をもらう

9割以上の獣医師が車酔いの対策として「事前に酔い止めをもらうこと」を支持しました。

車酔いはいつ起こるかわかりません。そのため、起きる前に万全の対策を取っておくことが大切です。

初めてドライブに行く、長・中距離のドライブに行く場合は、事前に動物病院で相談することをオススメします。

副作用が出る場合もあるので、人用の酔い止めを与えることは止めましょう。

愛犬と車に乗る練習をする

愛犬にストレスがかからない状況を作ってあげることはとても大切。視覚や匂いからだけでなく、不安によるストレスからも車酔いを起こすことがあります。

いきなり車移動ではなく、停止した車やエンジンがかかった状態の車に乗るところから始めて、慣れたら短時間のドライブを繰り返します。

「車=楽しい物」と覚えてもらうために、ドライブの目的地は愛犬が喜ぶ場所にしましょう。また、車だけでなくクレートに入ることに慣れることも大切です。

食後や過度な空腹時は避ける

獣医師さん100人に出かける前の空腹時間の目安を聞いたところ、上記のような結果になりました。

食後や過度の空腹時は車酔いしやすいと言われています。「食後4~6時間が良い」という回答が一番多いですが、わんちゃんによって消化時間や体重は変わるので、酔い止め薬をもらいに行くときに一度相談することをオススメします。

愛犬とドライブ中にできる対策

こまめに休憩する

車酔いの症状に「あくびが多くなる・よだれが多くなる・パンティング(呼吸が激しい)」があります。口の周りを何度も舐めるのも、気持ちが悪かったり、自分をなだめるときのサインです。

このような症状が現れたら、安全なところに車を停めて休憩を取りましょう。1時間に1回を目安にこまめに小休憩を取って、愛犬の様子に変化がないかをチェックしましょう。

車内の空気の入れ替えをする

わんちゃんによっては、車の匂いで酔ってしまう子もいます。こまめに換気をするか、寒い時期でなければ窓を開けっ放しにして、新鮮な空気が車内に入るようにしてあげましょう。雨などで窓が開けられない場合は、外気導入で外の空気を取り入れましょう。

また、早いスピードで流れる景色は酔いやすいため、わんちゃんに窓の景色を見せないようにしましょう。

愛犬を膝の上に乗せない

愛犬を車に乗せるときに膝の上に乗せたり、助手席や後部座席にそのまま乗せている方を見かけます。

車酔いは視覚情報と体が感じているバランス感覚にズレが生じることで起きます。膝の上は私たちが思っている以上に揺れますし、フリーの状態では揺れる度に足場を固定しようと踏ん張るので体が安定しません。

また、愛犬とお出かけ経験がある飼い主さんへのアンケートでは、10.7%の方が走行中の急ブレーキや急ハンドルで愛犬を座席から転落させてしまったと答えました。転落した衝撃で骨折する可能性もありますし、衝突事故では衝撃で前や車外に投げ出される危険性があります。

愛犬はクレートに入れ、クレートは後部座席の下に置きましょう。(クレートが床に置けない場合は揺れ動きが少ない場所)

愛犬の入ったクレートの側に1人いる

2人以上人がいる場合は、1人がクレートのそばにいましょう。優しく声をかけてあげるとわんちゃんが安心します。

また、車酔いの症状や変化にいち早く気づくことができます。

もし愛犬が車酔いしてしまったら?

対策をとっても車酔いをしてしまったらどうすればいいでしょうか?

獣医師さん100人に聞いた対策では、9割の獣医師さんが「安全なところに車を停めてしばらく休憩をさせる」と答えました。

休憩をとっても体調が回復しない場合は、予定を中止して近くの動物病院かかかりつけ医に診てもらいましょう。

また、刺激で嘔吐してしまう場合があるので固形物は食べさせないようにしましょう。もし嘔吐してしまったら、水を飲ませると刺激でまた吐いてしまう可能性があるので、水分の摂取は慎重になった方がいいでしょう。

わんちゃんにとって車に乗るという経験は特別なものです。車酔い予防の対策をとって、愛犬に楽しい思い出をたくさん増やしてあげたいですね。

<参考文献>

・株式会社ホンダアクセス 愛犬をクルマに乗せると嫌がる?喜ぶ?「喜ぶ派」は7割/愛犬とのお出かけ人気スポットランキング 1位は「大きな公園・牧場」

・ベッツアイ なんとかしてあげたい犬の車酔い。予防や対策は?

・アクサダイレクト 犬の車酔いを予防するには?ペットとの旅行を最大限楽しむために

<画像元>

無料写真素材 写真AC

シルエットAC

illust STAMPO

シルエットデザイン

Icon rainbow

ICOOON MONO

Unsplash

Pixabay

The following two tabs change content below.
伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
愛犬と一緒にドライブ!車酔いさせないための対策は?【動物看護師が解説】
愛犬との旅行・生活に役立つ情報をお届けします。
イヌトミィの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

フォローする