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「今すぐやめて!」犬の腰や関節を痛めるNG習慣【動物看護師が解説】

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あなたは犬を抱っこするときに犬の脇に両手をいれて抱き上げていませんか?

また、お家の階段を犬に上り下りさせていないでしょうか?

実は日常的に何気なく行っていることの中には、犬の関節や腰に負担をかけて悪くしてしまう習慣もあります。

そこで今回は、犬の関節や腰に負担をかけてしまうNG習慣を5つご紹介致しますので、日常生活で注意してみてくださいね。

今すぐやめたい犬のNG習慣① 階段の上り下り

お家の階段を犬に上り下りさせていませんか?

「階段に滑り止めを付けておけば安全なのでは」と思うかもしれませんが、お家の階段は人用に作られているので、足を乗せる幅が狭く犬の歩行と体に合いません。

また、犬は4つ足で歩くので階段を下りるときには、全体重を前側にかけて腰をそるようにして下ります。そのため、腰へのダメージが大きくずっと上り下りを繰り返していると椎間板ヘルニアを引き起こす可能性があります。

特にダックスフンドやコーギーなどの胴長短足の犬種は足が短い分、腰をそって下りることになるので、階段の上り下りは避けるようにしましょう。

今すぐやめたい犬のNG習慣➁ ソファーの飛び降り

段差のあるソファーからの飛び降りも止めさせたい習慣です。

アイペット損害保険㈱が飼い主さん135人にアンケートをとったところ、骨折が一番多い場所は「ソファーや段差からの飛び降り」でした。

「ソファーの段差くらいで」と思うかもしれませんが、骨折はわずか30cmの高さでも起きてしまいます。

骨折の治療は、高額(入院・治療・通院を合わせて70万円になることも)になるだけでなく完治まで1~4カ月ほどかかります。

その間はずっとギブスとエリザベスカラーをつけて、十分な運動も遊びもできないので、犬にとっても飼い主さんにとっても辛い時間になります。

そんな思いをさせないためにも、ソファーから飛び下りるという習慣は止めさせるようにしましょう。

今すぐやめたい犬のNG習慣➂ 散歩のときの引っ張り癖

散歩のときにリードをグイグイひっぱる癖はありませんか?

引っ張りながら歩くと前かがみの姿勢になるので、腰や首に負担がかかります。腰に急激な力が加わると、椎間板ヘルニアを引き起こしやすくなります。

スウェーデンの心理学者のハルグレン氏が400頭以上の犬を対象に行ったアンケートでは、背中や腰に何らかの問題を抱えている犬はなんと63%にのぼったそうです。

非常に多くの犬が背中や腰の痛みに悩まされているということがわかります。

腰や背中の痛みは攻撃性が高くなるなどの問題行動を起こしやすくなります。

なかなか直しにくい引っ張り癖ですが、腰や背中を痛めるまえに見直してみましょう。

今すぐやめたい犬のNG習慣④ フローリングで走る

皆さんはフローリングの上に滑り止めのマットなどは敷いていますか?

先ほど犬の骨折原因の第一位は段差とお話ししましたが、第三位はフローリングでの転倒でした。

また犬は骨の構造状、足を左右に開くということができません。

しかしフローリングはツルツルすべるので何かの拍子に左右に開くと、股関節を痛めたり脱臼をしたりします。

室内で走り回っても大丈夫なように滑り止めマットを敷くなど、滑らないように工夫をしてあげましょう。

今すぐやめたい犬のNG習慣➄ 犬を赤ちゃん抱きにする

先ほど犬は骨の構造状、左右に足を開くことができないとお話ししましたね。

そのため犬の脇に両手を入れて抱き上げる「赤ちゃん抱き」をしていると、痛くて暴れるだけでなく肩の関節を痛めてしまいます。

また、腰が宙ぶらりんの状態なので、腰も痛めやすいです。

最初は表に症状が出ないかもしれませんが、シニアになって症状がでてきたり徐々に悪化することもあるので、早めに正しい抱っこの仕方をマスターしましょう。

いかがでしたか?

なにげなく日常的にとっている行動の中には、犬の体に良くない影響を与える行動もあります。

愛犬にいつまでも元気でいてもらうために、この機会に習慣を見直してみてくださいね。

<参考URL>

今すぐできる骨折対策
>https://www.ipet-ins.com/uchihap/bone/?r=wan

<参考書籍>

ドッグ・トレーナーに必要な 「犬に信頼される」テクニック ヴィベケ・リーセ藤田 りか子 (著)

<画像元>

Unsplash

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伊藤さん

伊藤さん

宮崎出身の動物看護師。
やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・日本動物看護職協会 認定動物看護師
「今すぐやめて!」犬の腰や関節を痛めるNG習慣【動物看護師が解説】
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