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「こんな言葉を言われたら要注意」子犬探しで気をつけてほしいワード5選

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子犬をお家に迎えようと思ったとき、あなたはどこに行きますか?

ブリーダーからや保護犬を迎えるという選択をする方も増えてきましたが、ペットショップに向かう方も多いと思います。

そこで気を付けてほしいのが、ペットショップで耳にする言葉です。

きちんと犬に向き合っているペットショップがある一方で、耳当たりのよい言葉で子犬を衝動買いさせようとする利益優先のペットショップも存在します。

そんなペットショップで使われる要注意なワードを5つ紹介するので、子犬を探すときの参考にしてみてくださいね。

子犬探しで気をつけてほしいワード①「小型犬なので散歩はいらない、短くてOK」

犬を飼う上で大変なのが、毎日のお散歩ですね。

そのため「小型犬なので散歩は短くてOK」「散歩はいらない」といった謳い文句で購入のハードルを下げようとする方がいらっしゃいます。

では本当に犬は散歩がいらなかったり、小型犬だから散歩が短くてもいいのでしょうか。

・小型犬は散歩が短くていいの?

小型犬と一口にいっても、いろんな犬種や体格の犬がいます。

例えば、ダックスフンドやジャックラッセルテリアは小型犬ですが、元々狩猟犬なので小柄でも豊富な運動が必要ですし、トイプードルは好奇心旺盛で動きが活発なのでこちらも長い散歩が必要です。

「体が小さい=散歩は短くていい」と思っていると、犬が運動不足に陥り、色々な問題行動を引きおこすようになります。

・犬は散歩に行けないとどうなる?

下記の図は、アイペット損害保険株式会社が行った「雨の日の散歩の実態調査」のグラフです。

散歩に行けない日が続くと、犬に下記のような行動変化が現れると報告されています。

▼散歩に行けない日が続くと愛犬に現れる行動変化(回答数:408)

散歩に行けないと「無駄吠え」や「普段と違う場所での排泄」といった行動や「食欲がなくなる」といった体調変化が起きたという回答が多く寄せられました。

上記の行動は犬が運動不足によるストレスや不安を感じたときに見せる行動です。

つまり犬にとって散歩に行けないことは、体調変化を起こしたり、様々な問題行動(無駄吠え等)を引き起こすほど影響が大きい事ということです。

犬にとって影響が大きく、問題行動を引き起こすきっかけになるような事を、安易にしなくて良いと言ってしまう人の言葉は信用しない方がよいでしょう。

子犬探しで気をつけてほしいワード②「大人しい子」

「大人しくていい子ですよ」という言葉もよく聞かれますが、この大人しい子という言葉も注意しなければならない言葉です。

理由は2つあります。

大人しい子が要注意な理由1「イメージ違いが起きる」

子犬は体力がないので、大人しくしていることも少なくありません。

しかし、体力が付いてくる生後4、5か月頃になると、部屋中を駆け回ったり、物に噛みついたり、キャンキャン吠え立てるようになります。

子犬らしい行動なのですが、大人しくていい子がずっと続くと思っていると、イメージ違いが起きるので、人によっては後悔に繋がりかねません。

「大人しくていい子=困ることが少ない」を連想するかもしれませんが、じっとしているのは一時的な可能性もあるので、言葉を鵜呑みにしないようにしましょう。

大人しい子が要注意な理由2「病気や虚弱体質の可能性がある」

もうひとつ注意しなければならないのが、子犬が病気を持っていたり、虚弱体質で大人しくしている可能性があるということです。

悲しいことですが、体の小ささをキープするために十分食事を与えなかったり、感染症が蔓延しているといった劣悪な環境の繁殖場は存在します。

また交配の管理が甘いと、子犬が先天的な病気を持って生まれる可能性もあります。

そういった子犬は虚弱体質や病気の症状で、大人しく見える場合があります。

すべての子犬がそうではありませんが、大人しいと言われた場合に、病気や虚弱体質の可能性があるということは、頭に入れておいた方がよいでしょう。

子犬探しで気をつけてほしいワード③「留守番も大丈夫」

現代は共働きの家庭も多いですね。

そのため、外に出ている間は子犬をお留守番させる必要があります。

でも、ペットショップの方から「子犬でも留守番できますよ」と言われたら、少し注意してください。

理由は3つあります。

子犬が留守番できない理由1「体の準備ができていない」

子犬は成犬のように一度にたくさんの食事を食べられません。

そのため、生後3~6か月頃までは1日3~4回、6か月~1歳頃までは1日2~3回食事を与える必要があります。

また、トイレの場所を認識したり、便意をコントロールできるのは6か月頃からと言われています。

子犬の時期はちょっとしたことで体調を崩しやすく、ケガや事故も起こしやすいです。

体の機能的にも子犬の時期は留守番に向いているとはいえません。

子犬が留守番できない理由2「留守番させるにはトレーニングが必要」

体の機能が整ってきても、いきなり留守番ができるわけではありません。

犬は群れで生きる動物なので、1匹で過ごすことには不安を感じやすい傾向があります。

そのため、留守番をできるようにトレーニングをしていく必要があります。

「飼い主さんが視界にいない環境に慣れさせる(1分からスタート)」「一人遊びができるようにしておく」「遊んだり運動をして体力を発散させておく」など留守番ができる犬にしていくは、地道な訓練と知識が必要です。

子犬が留守番できない理由3「長時間の留守番はできない」

生後6か月未満の子犬は体の未熟さから2時間を超える留守番は避けましょう。

ただ、6か月を過ぎたとしても4~6時間を超えるような留守番は極力避けるようにしましょう。

オーストラリアで行われた実験によると「家を空ける時間が不定期」「1週間に20時間以上」だと犬が問題行動(物を壊す等)を起こしやすくなったと報告されています。

それほど犬にとって長時間1匹で過ごさなければならないのは、負担がかかる行為です。

頻繁に6時間を超えるような留守番をさせる環境であれば、一度犬を迎える事自体を見直す必要があります。

子犬探しで気をつけてほしいワード④「すぐに契約しないと売れちゃいますよ」

「契約しないとすぐ売れる」といった契約を急かしたり、衝動買いをさせるような言葉を言う方にも注意が必要です。

子犬を迎える準備ができていないのに、衝動的に子犬を迎えると下記のような困りごとが起きる可能性があります。

▼衝動的に子犬を飼うと起きる困りごと

・飼い主さんの生活と飼った犬種の特性がミスマッチ
・家族に犬アレルギーを持っている人がいた
・犬を飼う環境が整っていない(動物病院が遠いなど)
・しつけの方法や世話の仕方がわからない
・犬が問題行動を起こしたときの対処法がわからない
・犬がかかりやすい病気や事故を知らない
・1年間の飼育費用を知らないので、お金がかかると感じる

子犬がほしいと感じたとき、犬種や見た目から入る方が多いですが、犬種によって特性は大きく異なるので、飼い主さんの生活とミスマッチが起きる可能性があります。

例えばジャックラッセルテリアは大型犬と同じくらい運動量が必要なパワフルな犬ですが、毎日散歩にいけない方が飼うと、運動不足や欲求不満で問題行動を起こすようになります。

また、しつけの方法や問題行動の対処法を知らないと「思ったより大変」と子犬を手放す原因になりかねません。

結論を焦らせる言葉を言われても、自分や家族の生活をよく考えて決断するようにしましょう。

子犬探しで気をつけてほしいワード⑤「分割払いでもOK」

子犬の価格は高いですね。

そのため一括で買えないと、分割での購入を勧めてくる方もいらっしゃいます。

ですが、分割でないと買えない経済状況であれば、一度子犬を飼う事自体を見直してください。

▼ペットにかける年間支出調査 2020

上の図はアニコム損保がペットにかけた年間費用(2020年)をまとめた表です。

家庭によって差はあると思いますが、小型犬であっても年間30万以上飼育費がかかります。

分割払いをしている最中に病気やケガをする可能性もありますし、ワクチンやフィラリアの予防薬など定期的にかかる医療費もでてきます。

金銭的な余裕の無さは飼い主さんの生活を追い詰めたり、「思ったりお金がかかる」と犬を手放す原因になりかねません。

家庭の経済状況もきちんと考えて決断するようにしましょう。

要注意なキーワードを5つ紹介しました。

どれも犬や迎える家族のことを考えた言葉ではなく、迎えるハードルを下げる耳当たりのよい言葉が並びます。

ですが、犬を飼うことは楽しいことだけではありません。

言葉を鵜呑みにせず、最後まで一緒に生きる覚悟があるか、犬を迎える前にきちんと考えて決めましょう。

<参考URL>

回答者の約5割が「お散歩に行けないと愛犬の行動に変化が見られる」と回答
>https://www.atpress.ne.jp/news/130406

An epidemiological analysis of dog behavior problems presented to an Australian behavior clinic, with associated risk factors
>https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1558787816300612

<画像元>

canva

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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