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ホントはなんでも分かっている!?愛犬にかける言葉を見直してみよう!

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ワンコを愛する方ならきっと、日々たくさん愛犬に話しかけていることと思います。そして思った以上に愛犬が理解している様子に驚くことはありませんか?

私たちと同じ言葉を話すことはできなくても、ワンコの言語理解能力は素晴らしいもの。さらに言葉に込められた気持ちまで感じ取ってしまうのです。

何気ない一言に傷ついたり、口約束にがっかりしたりするのは人もワンコも同じ。愛犬の一途な心に、今一度向き合ってみませんか?

ワンコの言語理解能力

ワンコは100~200個の単語を理解でき、その知能は人間の2~3歳児と同程度と言われます。もちろんどのワンコも同じではなく、犬種や飼い主さんとの関係性などによって違うというのは、愛犬家であれば何となく感じるところではないでしょうか。

とある研究によると、ワンコの脳は人間の言葉と口調両方に反応し、その意図するところを理解しているそうです。私たちと同じように(もしくはそれ以上に!?)相手の気持ちを感じ取っているのですね。(参考:ナショナルジオグラフィック「犬は飼い主の言葉を理解している、脳研究で判明」https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/083100325/

けれど私たちは、つい「犬には分からないだろう」という言動をとってしまいがち。愛犬に何も言わずに急に外出したりお客さんを招いたり、歯みがきやブラッシングなどのお手入れ時に声をかけずに始めたり。人間の家族に対してなら一言断りを入れるだろうな、と思うことを無言で突然やってしまうことはないでしょうか?

また、イライラしたり落ち込んだりした時に、その気持ちを愛犬に無遠慮にぶつけてしまうこともあるかもしれません。一声かけてくれたら寂しくないのに、驚かないのに…不機嫌なのは自分のせいなのかな?なんて、もしも愛犬が思っているとしたら切なくなりますよね。

ワンコがどの程度理解しているのか確実に知る方法はありませんが、少なくとも私たちに同調し、健気なまでに心を寄せてくれていることは明らか。言葉で表せないというだけで豊かな感情を持つ愛犬の気持ちを尊重したいものです。

言葉の持つ力

言葉には不思議な力があると聞いたことはありませんか?

「ありがとう」「大好きだよ」などの言葉を聞かせて(または文字を見せて)育てた植物は元気になり、「大嫌い」「いらない」などの言葉をかけ続けた植物は枯れてしまった、という実験があります。これは植物にも感情があるということではなく(あるかもしれませんが)、言葉の持つエネルギーが何らかの影響を与えたのではないかと思われます。

科学的に証明されたものではないし、中には眉唾物の本などもありますが、植物であれ動物であれ人間であれ、大切に慈しみ育てる対象にポジティブな言葉をかけてあげたい、という気持ちはまっとうなものだと思うのです。

ワンコにもそれは当てはまるのではないでしょうか。愛犬には可能な限り幸せで穏やかな気持ちで過ごしてほしい。確かなことは分からなくても、ポジティブなエネルギーを持つ言葉をかけることは私たちが愛犬のためにできることのひとつなのかもしれません。

愛犬と信頼を育て、守る

嘘をつかない、ごまかさない、約束を守る。守れない約束はしない、どうしても守れなかった場合は心を込めて謝る。

信頼関係を築くために心がけるべきことは、人相手でもワンコ相手でも同じです。「すぐ帰ってくるよ」と言って何時間も外出したり、「これが終わったらお散歩しようね」と約束したのに行かなかったりしたら、愛犬はがっかりすることでしょう。

我が家の先代ワンコは、「仕事から帰ったら病院だよ。」「明日は川遊びに行こうね。」などの言葉をしっかり覚えていて、約束した時間が来ると普段とは違った態度をとったものです。言葉を理解した上でのことなのか知るすべはありませんが、約束を守らないことを気まずいと私が感じるくらいの行動の変化があったのでした。

もうひとつ気をつけたいのが、小さなことへの声かけです。

爪切りや歯みがきなどのお手入れをする時、「これから○○するからね。」と声をかけてあげましょう。あわただしい毎日の中、ちょっとした隙間時間に思い立ってするということもあるかもしれませんが、一声かけるだけで愛犬の心構えができると感じています。

我が家の愛犬は、朝から「今日はシャンプーするよ。」と伝えた日はいざその時間になるとすんなりお風呂場へ行くのに対し、予告しなかった時は「聞いてないよ。」という顔をして座り込んだりします。

お手入れの気配を察すると逃げ隠れしてしまう子こそ、合図を決めて心の準備をさせてあげる必要があります。苦手を克服するトレーニングとあわせて考えてみましょう。

愛犬とはひとつの命と向き合う気持ちで

こんなことを書いていると、まるでワンコを擬人化しているのでは?と思われてしまいそうですね。しかし、実際に長年犬と暮らし、たくさん話しかけながら育ててきた中で、愛犬にかける言葉の大切さを実感しています。

かけがえのないパートナーとしての愛犬に対し、裏表のない誠実な心で向き合うこと、そして温かく優しい言葉をかけることは、ごはんをあげたり散歩に連れ出したりするのと何ら変わりない、ワンコを育てる上で当然のことではないでしょうか。愛犬をひとつの対等な存在と考え、そのまっすぐな信頼を裏切らない姿勢を心がけたいものですね。

(画像提供元:https://pixabay.com/ja/, https://www.photo-ac.com/

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