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愛犬の寿命を延ばしたいなら絶対やって!犬の健康長寿に繋がる行動と長生きさせる秘訣を解説!

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日々愛犬と生活をしていると、一日でも長く時間を共有したいと感じる人は多いと思います。

それこそ、食生活や獣医療の進歩と共に長寿になってきた愛犬には、最後の最後まで健康で健やかに、幸せな生涯を送ってほしいものですよね。

ただ、そう思うなら尚更犬の健康寿命に欠かせない最低事項は、押さえておきたいのが飼い主の性というものではないでしょうか?

今回は愛犬の長寿に繋がる行動と、飼い主さん自身が思う長生きの秘訣などについてご紹介します。

犬の健康寿命を延ばすために大事なことって?

皆さんは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という言葉を耳にしたことはありますか?

QOLとは、直訳すると「生活の質」を意味します。

これは、どれだけ人は人らしく、快適で幸せな生活を送れているかの度合いを示すものとして、世界的な関心が向けられている言葉です。

ただ、このQOLという概念は、今では家族の一員として迎えられる犬や猫に対しても向けられています。

どれだけ犬は犬らしく、猫は猫らしく、心や身体が環境と調和し、与えられた生活の中で最良の生活の質を得られているか…。

犬の健康寿命を延ばすための大切なことには、単に機械的にご飯をあげて、散歩に行って、病気にさせない状態を作ればよいということではなく、人と同じくらい、その生活を有意義に愛犬自身が過ごせているかが重要となってくるのです。

最新の犬の平均寿命は、全体で見ると14.65歳と言われています。

飼い主として愛犬に長生きしてほしいのは大前提として、出来るだけ楽しく充実した“犬生”を送ってほしいと思うことでしょう。

しかし、それを実際に実現するのであれば、まず飼い主さんが何よりも押さえておきたい心持ちは、何と言っても犬のQOLを充実させてあげることを意識しておくことです。

これだけは押さえておきたい!犬の寿命を延ばす行動5選

では、愛犬の寿命を延ばすために飼い主さんが意識しておきたい行動には、どういったものがあるのでしょうか?

ここでは、最低限これだけは押さえておきたい、犬の寿命を延ばす行動5つをご紹介します。

①適切な食餌量やその子に合ったフードの選定を行なう

ペットショップやスーパーの商品棚には、数多くのドッグフードが並んでいますが、普段それらドッグフードを選ぶ基準は、何を一番に考えていますか?一般的に犬のドッグフードの多くは総合栄養食と書かれてあれば、最低限犬にとって必要な栄養素は補えると言われています。

しかし補えるからと言って、その子の体重に見合った量で給餌をしなかったり、体に合ってないのに安価だからという理由だけでドッグフードを与え続けたりした場合、それはかえって健康を損なってしまう原因となり得ます。

犬の寿命を延ばすのであれば、肥満にならないよう気を付けた適切な食餌量を与えることやその子に合ったフードの選定は、しっかりと心掛けておくようにしましょう。

②愛犬に合った適切な運動量の確保

犬は犬種によって体格の違いが顕著に表れるため、見た目からして小さければ運動量もそこまで必要としないと考える方は、少なくありません。

しかし実際はそうとも言えず、例えば小型犬でも犬種によっては中・大型犬並みに運動量を必要とする犬種が存在したりします。(ジャック・ラッセル・テリアやボストン・テリアなど)

犬の場合、必ず必要となってくる散歩での運動量は犬種によって異なることが多く、ある一定の目安量は割り出せても、一概にこの運動量がこの犬種にとっての最適な運動量という明確な運動量は存在しません。

犬の寿命を延ばす際には、運動のしなさ過ぎも運動のし過ぎにも注意が必要ですが、少なくとも迎えた犬種が必要とする運動量だけでも、予めしっかりと調べておくよう心掛けましょう。

③ブラッシングや歯磨きなどの日々のケアを怠らない

犬は、迎える犬によって顔の作りも被毛の質も異なることが知られていますが、日々のケアについては、全犬種に共通して徹底しておきたい行動の一つです。

特にブラッシングや歯磨きについては、日頃から定期的に行っていれば、皮膚・被毛の健康、血行の促進、病気の早期発見、歯周病の予防、それこそ健康寿命にも直接良い効果が期待出来るともされています。

また、こうした日頃からのケアは愛犬とのコミュニケーションにも役立てられるため、ブラッシングは可能であれば一日に1回は行ない、歯磨きも三日に1回は出来るように心掛けると良いでしょう。

④毎日適度に遊んで遊び溜めをしないようにする

普段あまり遊んであげられないからといって、休日に長時間遊んでいる飼い主さんは多いかもしれません。

しかし、人でも休日に『寝溜め』をすることが出来ないと言われるように、犬もまた『遊び溜め』をすることは基本的に出来ません。遊んでいる最中に過度に興奮するような遊び方は、かえって疲れを招いたり、攻撃に転じたりすることもあるため注意が必要ですが、興奮のし過ぎに気を付け、毎日短時間でも愛犬と遊ぶ時間を作って、その時間だけはしっかり遊んであげるような形を取れば、犬は適度なストレス発散、適度な運動が出来て、健康寿命を延ばすことに繋がります。

⑤定期的に動物病院に連れて行く

犬自身が嫌がることの多い動物病院へは、例え気が引けたとしても定期的に受診することが大切です。

筆者の三代目つむぎ(現在5歳)も、月に1回はフィラリア駆虫薬を貰いに動物病院を訪れていますが、そのついでに爪切りや肛門腺絞り、耳掃除などをしてもらうことで、合わせて愛犬の調子を見てもらうように心掛けています。

愛犬が若い頃だと大病をする可能性も低いし、そこまで頻繁に行く必要もないだろうと考えてしまいがちですが、こうした若い頃からの定期的な動物病院への受診は、訪れていればいざという時、飼い主さんも獣医さんも、いち早く愛犬の異変に気付くことが出来ます。

犬の寿命を延ばすことを思うのであれば、嫌がったり怖がったりする愛犬には申し訳ないですが、こうした心掛けも忘れないようにしましょう。

飼い主さんが思う犬の長生きの秘訣は…?

飼い主にとって、犬を長生きさせるための秘訣やコツは、いつの時代も知っておきたいものだと思います。

ただ、具体的に何をどう心掛けたら良いのかといった事は、人それぞれ思うところが違うため、多くの飼い主さんは手探り状態のまま悩まれることも少なくないでしょう。

2023年8月に株式会社PLAN-B(本社:東京都品川区、代表取締役:鳥居本 真徳氏)が運営するINUNAVI(いぬなび)では、10代~60代以上を対象とした全国の犬の飼い主212人に対して、愛犬の『長生き』についてのアンケートを実施しました。

主な内容としては、『飼い主さんが思う長生きの犬の年齢』や『室内飼養と屋外飼養での寿命の違い』、『長生きすると思う犬の種類』などが調査されたものでしたが、中でも『愛犬に長生きしてもらうために気を付けていること』というものについては、以下のような共通した認識の回答が多くの飼い主さんから得られていました。

▽『愛犬の長生きに対して心掛けていたこと』

多くの飼い主さんが思う愛犬の長生きに対して心掛けていたことは、群を抜いて第一位が『食事について』、次いで二位が『適度な散歩や運動』、次いで三位が『病院に連れて行く』という結果に。

やはり多くの飼い主さんにとって、犬の健康の第一は、私たち人同様『食事を気に掛ける』ことだというのは、満場一致で大切なようです。

近年では、健康に配慮したドッグフードやプレミアムドッグフードと言われる高品質な原材料を使用したドッグフードなども販売されていて、手に入りやすくなった背景からも、このような結果に拍車をかけたのかもしれません。

ただし、ここで気を付けておきたいのは、必ずしも高品質・高価格帯のドッグフードだから良いという認識で、飼い主さんたちはドッグフードを選んでいないということです。

例えフードがそれほど高価なものでなかったとしても、正しい知識を持った上で愛犬に適切な食餌を与えてあげることが、結果的に愛犬の長生きの秘訣に繋がるという認識が大切です。

愛犬を一日でも長く長生きさせるために…

私たち飼い主の場合、自分の愛犬が一日でも長生きしてくれることは、とても嬉しく、とても尊いことでしょう。

それを実現するためには、冒頭でもご紹介した犬にとってのQOL(クオリティ・オブ・ライフ(生活の質))を、出来る限り向上させ、意識してあげることが大切となってきます。

愛犬の年齢に合わせた食餌への切り替えや運動に対する工夫、遊び、ケア、ストレスにならないような接し方、そして生活環境に至るまで、一朝一夕ではなかなか難しい内容が、長生きすればするほど、いくつも出てきます。

そうした先にこそ愛犬との一日も長い幸せな日常が待っているはずです。

犬特有の寿命というのはどうしても個体差があるため、どんなに頑張っても平均寿命前に亡くなってしまうワンコも居ますが、そんな尊い命だからこそ、愛犬との一日一日を、どうぞ大切に、そして充実した日々を愛犬と共に過ごしてあげてください。

<参考書籍>

ウチのワンコが長生きする!イヌのカラダにいいこと事典

<参考サイト>

犬の飼い主が思う長生きの秘訣は○○…!?飼い主が気をつけていることは「食事」「運動」【飼い主212人アンケート】
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000068228.html

 

〈画像元〉

photoAC

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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