犬に優しい街として有名な静岡県伊豆。その次か、もしかしたらそれに引けを取らないくらい犬と飼い主さんにとって優しい街、栃木県の『那須』。
皆さんは、そんな『那須』にある【那須とりっくあーとぴあ】という美術館が愛犬同伴OKなのをご存知ですか?
今回は、我が家の3代目柴犬の生まれ故郷・栃木県にある『那須とりっくあーとぴあ』の【トリックアートの館】体験レポートをお届けします!
<目次>
愛犬と一緒に楽しめる『那須とりっくあーとぴあ:【トリックアートの館】』の魅力!
数あるトリックアート美術館の中で、今回筆者と3代目柴犬が訪れたのは、日本で最も古い創業と言われている『那須とりっくあーとぴあ:【トリックアートの館】』です。
趣はどこかレトロ感のある一軒家を思わせる風貌ですが、よく見るとところどころに波打つような外壁が目を引く作りとなっており、元々ペンションだった建物を改装してその特徴的な構造を生かして出来た美術館の一つと言われているようです。
【トリックアートの館】は、基本的に<森エリア>、<海エリア>、<パパのアトリエエリア>の3部構成になっていて、奥へ奥へと進んでいくほど、幻想的で可愛らしいトリックアートが楽しめるようになっています。
それでは、一つ一つエリア別にご紹介していきましょう。
『那須とりっくあーとぴあ:【トリックアートの館<森エリア>】』
数年前にリニューアルをして新装開店した【トリックアートの館】では、まず初めにカワウソの3兄弟やハリネズミ、オウムさんたちがお出迎えしてくれて、中はいろんな動物や草花、蝶などが溢れるトリックアート作品の数々が迎えてくれます!
その他にも3代目柴犬を交えながらのクマの親子との4ショット!
実際に見てみると、とても素敵なトリックアートになっているのですが、やはり自分たちで撮ろうと思うと、なかなか難しいもので…。
上手い具合にトリックアートに見えていると良いのですが、3代目に関しては、『何?この状況…』といった感じでしょうか?
実際のクマさんと遭遇したら、こんなのほほんとした絵はまず拝めないので、筆者の愛犬はほぼこのトリックアートにはノーリアクションだったものの、ご自身の愛犬がどんなリアクションを取るのか、楽しんでみてくださいね。
【トリックアートの館<森エリア>】では、主にメルヘンチックな雰囲気が印象的で、自然豊かな空間を演出しているトリックアートが多く展示されていました。
『那須とりっくあーとぴあ:【トリックアートの館<海エリア>】』
奥へ奥へと進んでいくと、続いて出迎えてくれたのが海エリアです。
海エリアでは、ペンギンさんがお迎えしてくれた後に、ランタンの灯りが宙を舞う幻想的なトリックアートにも出会うことが出来ました。
また、さらに奥へと進んでいくと、一面が海の中を思わせるようなガラス張りのトリックアート作品が!
【トリックアートの館<海エリア>】では、<海エリア>というだけあって、やはり水面の光の当たり具合や、イルカさんたちの表情、岩肌の質感など、本当に幻想的でした。
3代目も『あれ?ここどこ?』といった具合のキョトン顔で、とても可愛かったです。
海の中ということもあって、初めて訪れた時には思わず息を止めたり、圧巻されて、息を呑んだりしてしまうかもしれませんが、海エリアではあるものの、しっかりと呼吸は忘れないように愛犬と楽しんでくださいね。(笑)
『那須とりっくあーとぴあ:【トリックアートの館<パパのアトリエエリア>】』
【トリックアートの館】の3部構成の最後を飾る<パパのアトリエエリア>では、パンフレットやホームページなどにも載っている猫ちゃんのお食事トリックアートが目を引く作品となっています。
私たち人がまるでミニチュアサイズ!?になって、可愛らしいニャンコのごはんになるトリックアートが楽しめます。
こちらは3代目柴犬が、何かを見上げて思わずビックリ!
普通の扉から姿を現したものとは一体…?
こちらについては、実際に訪れた際の愛犬のリアクションを楽しんでみてくださいね。
また、扉を押し開けるような形で顔を覗かせる柴犬さんに、筆者もそうですが、愛犬も『どうなってるの!』と言わんばかりのリアクションを示してくれる作品が多数展示されていて、本当にその一つ一つを見るのが面白く、可愛らしくもありました。
その他にも<パパのアトリエエリア>には、下だけを見ていては分からない動くトリックアート作品や愛犬と一緒に謎解きが楽しめる仕掛けなども用意されていました。
筆者も体験しましたが、<アトリエエリア>のさらに奥の奥へと進むと、アトリエの名にふさわしいイーゼル(絵を描くスタンド)に置かれたキャンパスがあり、そこではまさかの…?といった体験も楽しめます。
【トリックアートの館<パパのアトリエエリア>】では、日本ではなかなか味わえないアトリエという空間を、心行くまで楽しめるエリアになっているので、愛犬と一緒に画家気分なんていかがでしょうか。
日本最大級の規模を誇る!『那須とりっくあーとぴあ:【トリックアートの館】』のアクセス方法
伊豆や軽井沢、東京など、様々なところに展開し、多くの人をその摩訶不思議なトリックアートで魅了する美術館の中で、栃木県那須郡那須町高久甲に位置する『那須とりっくあーとぴあ』は、最も古い日本最大級を誇る屋内テーマパーク美術館となっています。
そんな『那須とりっくあーとぴあ』のアクセス方法は、以下の通りです。
『那須とりっくあーとぴあ』では、今回筆者と3代目柴犬が訪れた【トリックアートの館】だけではなく、他にも3つのテーマで構成されたトリックアートが楽しめるテーマパークとなっています。
先程もお伝えした通り、1992(平成4)年創業の最も古いトリックアート美術館となっている【トリックアートの館】以外には、そこから600m程離れた場所に構える【トリックアート迷宮?館】、【トリックアートミケランジェロの館】も楽しめるものとなっており、筆者は今回こそ【トリックアートの館】を体験しましたが、以前一度だけ2代目シェルティとは【トリックアートミケランジェロ館】を訪れたことがあります。
『那須とりっくあーとぴあ』は、それぞれがそれぞれ違った魅力のある『見て』、『撮って』、『触って』楽しめる体験型テーマパークです。
晴れている日はもちろんの事、雨の日でも屋内で過ごせるため、梅雨や夏時期の愛犬とのお出かけにもピッタリですよ!
また、これらトリックアート美術館の周辺には、愛犬と同伴可能なカフェやレストランなどが多数あり、トリックアートを楽しんだ後は愛犬と一緒にゆったりティータイムを楽しむことも出来ちゃうので、優雅なひと時をぜひとも味わってくださいね。
【那須とりっくあーとぴあ:トリックアートの館】
所在地:〒325-0304 栃木県那須郡那須町高久甲5760
TEL:0287-62-8388
開館時間:9:30~17:00 (8月のみ9:00~17:30)
入館券:大人(高校生以上)…1,300円(2館共通:2,100円 3館共通:2,800円)
小人(4歳~中学生)…800円(2館共通:1,400円 3館共通:1,900円)
駐車場:有 無料
まとめ
いかがでしたか?
トリックアート美術館は、場所によっては商業施設の一角に設けられていたり、都心では特に駐車場が完備されていなかったりするため、愛犬と行きたくてもいけない、または、そもそもペット同伴NGといった事も珍しくありません。
しかし、今回筆者たちが体験した『那須とりっくあーとぴあ』では、全てのトリックアート館で駐車場完備、愛犬もスリングやカート内、抱っこであれば入場OKなので、那須へ旅行に行く際には、ぜひとも候補に入れて楽しんでみてくださいね。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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