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悉平太郎(しっぺいたろう)伝説が残る、見付天神 矢奈比賣神社と霊犬神社は愛犬との初詣にも人気だった!<静岡県磐田市>

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静岡県磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」をご存知でしょうか?実は磐田市にある「見付天神 矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)」に伝わる伝説犬「悉平太郎(しっぺいたろう)」がモデルです。

「今年は戌年だし、霊犬伝説が残る神社なんてご利益ありそう~!」と思い、「見付天神 矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)」と同神社の北側にある「霊犬神社」に愛犬と一緒に初詣をしてきました。

混雑を避ける為、わざわざ3日にずらして行ったのに駐車場待ちで大行列!しかも沢山のワンちゃんも参拝していたのでとても驚きました。それでは早速行ってみましょう!

出典元:http://shippei.jp/

悉平太郎(しっぺいたろう)伝説とは?

昔々、見付天神には毎年8月10日に泣きの祭りという人身御供(生きた人間を生贄する)する悲しい「しきたり」があったと伝えられています。8月の初めになると、どこからともなくある家の屋根に白羽の矢が突き刺ささり、矢を立てられた家は年番といいました。年番では、その家の娘を生きたまま柩 (ひつぎ)に入れて、8月10日の真夜中に見付天神へお供えするのです。

ある年の祭りの日に、たまたま見付天神を通りかかった雲水(旅の僧)が、この「しきたり」の事を知り、「見付の神様が、そんなことをするはずがない。」と思い、何とか里人を助けたいと考えました。そこで祭の夜にこっそり神社の様子をうかがいに行きました。

すると、夜中に現れたのは神ではなく見るも恐ろしい妖怪でした。そしてその妖怪が、「信濃の国の悉平太郎に知らせるな。」と囁いています。どうやら妖怪は、信濃(長野県)の悉平太郎)を怖がっている様子でした。

これを聞いた雲水は、悉平太郎を探す旅に出ました。信濃の国へ行って「悉平太郎」という人を探しますが、どうにもわかりません。更に根気よく探していると、光前寺(長野県駒ヶ根市)で飼われている犬だと分かりました。さっそく住職に会って事情を話し、悉平太郎を借り受けたいとお願いをしたところ、こころよく承諾してくれました。雲水は悉平太郎と共に見付へと急ぎ帰りました。

雲水たちが見付に帰ってくると、次の年の8月になっていました。今年も年番の屋根に白羽の矢が立っています。雲水はじめ里人たちは女性の身代わりに悉平太郎を供えすることに。里人達は、例年のように神社の前へ置いて早々に帰りました。

夜中、怪物が現れ、柩を開けた瞬間に悉平太郎は襲い掛かり、長い格闘の末、怪物を退治しました。次の日、村人が恐る恐る神社へ行くと年経た狒々(ひひ)が血まみれで横たえていて、その横には悉平太郎が怪我をしていたが幸いにも生きていました。

その後は色んな伝説があるそうですが、この悉平太郎伝説が縁となり磐田市と駒ヶ根市は友好都市となっています。

まずは悉平太郎(しっぺいたろう)を奉る霊犬神社へ

見付天神の裏にはつつじや桜で有名な「つつじ公園」があり、つつじ公園の中に悉平太郎(しっぺいたろう)を奉る霊犬神社があります。4月中旬から参道にはツツジが咲き誇り、県内でも有数のツツジの名所です。

犬連れではない参拝者に話を伺うとやはり愛犬家でした。また、犬連れでも大丈夫なのかがわからず、確認して車から連れてくる方もいました。

一瞬人がいなくなったスキに愛犬達と記念撮影!

それだけ参拝者は途切れないほどでした。写真はありませんが手前には二代目悉平太郎のお墓があります。
霊犬神社の裏側には池など散策スポットが沢山ありますので、愛犬のお散歩にも良い公園です。

つづいて、見付天神 矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)へ

写真に写りこんでいますが、沢山のワンちゃんが参拝にきていました。静岡県の中で愛犬と参拝といえば、東は伊豆高原の「神祗大社」、西は磐田市の「見付天神」と言っても過言ではないほどの人気。嬉しい事に一般の参拝者から愛犬たちは「かわいい~」と沢山声をかけられました。

到着して早速、私達も並んで一緒に参拝。

参拝で順番待ちしている時に横にある「願かけ牛」が気になりました。どうやら撫でながら願うと願いが叶うと言われているようです。オスとメスがありますが、こちらはメスです。

参拝が終われば、おみくじや御守りですよね。早速、授与所へ向かうと混んでいたので、撮影許可を頂き順番待ちをしました。ペットお守りがあるコーナーへ辿り着くと、驚く事にペット専用の御守りが3種類も!色んなタイプから選べるのは珍しいですよね。

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愛犬達には、ペット御守りのデザインでポピュラーなちりめんタイプとちょっと珍しいハウスなどに貼り付けるタイプにしました。

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▲それぞれ赤色と青色があり、各700円

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▲おみくじ売場には内容別のおみくじが

見付天神には見付天神裸祭という国の重要無形民俗文化財として有名な祭りもあります。

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霊犬伝説が残る、「見付天神 矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)」「霊犬神社」、いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんが人助けをして活躍する話はとても嬉しいですよね。つつじ公園内は愛犬と散歩も楽しめるので浜松周辺でご旅行などの際は是非立ち寄ってみてください。ツツジの見頃は4月中旬~下旬頃です。

見付天神の公式ページを見る

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AYA
転勤族妻の愛犬家ライター。パピヨンのクレレ&カイナ、ボーダーコリーのフィーノ&アンディと現在は静岡県で暮らしています。
外遊びが大好きな我が家ならではの旅行ネタからインドア派愛犬家向けお役立ち情報を皆さんにお届けします。
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