わんことの旅行を
もっと楽しく、
もっと快適に。
メニュー
  • いいね!してね

飛行機?新幹線?フェリー?ペットと北海道や九州旅行に最適な移動手段は?

シェアする

愛犬との旅行に慣れてくると、皆の憧れ「北海道」や「九州」なども考えるようになると思います。その場合、九州の場合は本州から車でも行かれますが、北海道は「新幹線」「飛行機」「フェリー」のいずれかを選ぶ事になります。大きいワンちゃんの場合は残念ながら新幹線での移動は無理ですので飛行機かフェリーになります。
また、持病や犬種的な理由により飛行機が無理の場合は新幹線かフェリーのどちらか、そして多頭飼いの場合はフェリーという選択になると思います。

ワンちゃんと新幹線・飛行機・フェリーの移動について、経験した事や旅行好きの知人から聞いた話をまとめて比較していきます。

新幹線での移動の場合

image2

新たに新青森~新函館間が開通されてからは、都内から新幹線で函館や札幌旅行に利用する家族が増えているようですが、新幹線ではワンちゃんは手荷物扱いになり、体重も10kg以下までなので大きいワンちゃんは一緒に乗れません。
飛行機嫌いの飼い主さんやマズルが短い鼻ペチャちゃんなので心配という理由から新幹線を選ばれる方も多くいます。飛行機やフェリーに比べて気軽に利用できるのが一番のメリットでしょうか。

メリット

・距離関係無く手回り品1個に付き280円の格安

・一緒にいられる

・ケージのサイズが合えば何でもOK

・手続きが簡単

・犬・猫以外のペットはケージに入れ料金を払えば移動できる

デメリット

・ケージ慣れさせる必要がある

・小型犬でも体重10kgまで

・ケージのサイズは3辺合計90cm以下

・床に置くか膝の上(座席はNG)

・人混みに慣れさせる必要がある

・トイレなどでもケージから出す事が出来ない

・吠えると車内に響く

飛行機での移動の場合

image2

今では飛行機が一番使われている移動手段です。ドッグスポーツなどの大会遠征、または帰省などでも周りでも利用する家族がとても多いです。またブリーダーが子犬を遠距離輸送する場合も飛行機が使われています。空港近辺にあるレンタカー会社もペット可が増えたので旅行でも便利になりました。

メリット

・移動時間をお幅に短縮できる

・どこからでも利用可能

・どんなサイズのワンちゃんもOK

・サービスカウンターは手続きが慣れしている

・ペット可レンタカーも借りやすい

・飛行機会社によってはマイレージが使える

・航空会社によっては大きいケージに複数一緒に入れられる

デメリット

・飛行機対応のケージが必要

・ケージに沢山のガムテープを貼られる場合がある

・ペットは貨物室に入る為、一緒にはいられない

・特に大きいワンちゃんの吠えている声が客席まで響く

・残念ながら亡くなったワンちゃんが過去にいる

・天候によって欠航になる

・犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスター以外のペットはNG

フェリーでの移動の場合

image2

北海道~本州間を結ぶフェリー

北海道を結んでいる航路に一番自由度があります。

我が家のように多頭飼いの場合は車内残留になるため、時間指定はありますが航海中でも様子を見に行ける航路を選びます。多頭飼いの場合は仙台~苫小牧を使う家族が多いようです。

ペット同伴室は数に限りがあるので、乗船日より1カ月前から予約開始された途端に予約が殺到するようです。

フェリー内にエレベーターが無い場合は、エスカレーターで移動する事になりますのでケージのサイズを確認する必要があります。津軽フェリーは、エスカレーターを利用時は車輪自体がNGです。我が家はバックとフレームを分解が出来るタイプのバギーでも注意されました。

ペットルームが他のわんちゃんでいっぱいの場合やケージ慣れしていないワンちゃんだとあえて車内残留を選ぶ飼い主さんもいるようです。残留の場合は空調の良い場所に車を駐車させてくれます。


image3

▲北海道~本州間のフェリー航路


出典元:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/bkk/longf.htm

新たに2社からの新造船の発表が!

2017年5月「NEWさんふらわあ ふらの」&今秋「NEWさんふらわあ さっぽろ」

まず、茨城県の大洗町から北海道の苫小牧まで運航している商船三井フェリーはワンちゃんNGでしたが、この5月に「NEWさんふらわあ ふらの」そして今秋に「NEWさんふらわあ さっぽろ」と新造船就航!ペット同伴対応の個室部屋が新設!なんとドッグランもあるそうですよ。

2018年6月 宮古・室蘭フェリー航路

もう一つは、2018年6月(予定)から新しい航路がスタートします。岩手県の宮古から北海道の室蘭まで行けちゃうのです!ただし、今現在の発表にはペット同伴室やペットルームなどの情報はありません。

九州~本州間を結ぶフェリー

九州への場合は神戸~大分航路のみペット同伴室があり、その他にはペットルームが完備されています。


image2

出典元:https://www.ferry-sunflower.co.jp/index.html

メリット

・航路を選べる

・ドッグ同伴室がある

・自分の車で旅行が出来る

・大きいワンちゃんもOK

・多頭飼いもOK

・車内残留の場合はケージに入れる必要が無い

・ペット同伴室内なら自由にさせられる

・台風が接近していても思ったほど揺れない

デメリット

・お値段はそれなりに高い

・長期休みじゃないと厳しい

・ワンちゃん以外はペットルームNGのフェリーもある

・天候によって欠航になる場合がある

・ペットルームの冷房が強い(体温調整が出来なくなる)


image2

いかがでしたでしょうか?
もう今ではペットと北海道旅行などは珍しくなくなりましたが、ワンちゃんとの長距離の旅で飼い主さんに最も気をつけてほしいのが水分補給です。大体のワンちゃんは真水だとほとんど飲んでくれませんので、ペット用のヤギミルクや水分が多いペット用レトルトパウチや缶詰など食事を持参してください。そして我が家ではいつも寝ているクッションやブランケットなども持って行くようにしています。もし無ければ、今から好きなクッションなどを探して慣れさせればいざという時に役に立ちます。少しでも安心して寝られる様になりますのでおすすめですよ。

The following two tabs change content below.
AYA
転勤族妻の愛犬家ライター。パピヨンのクレレ&カイナ、ボーダーコリーのフィーノ&アンディと現在は静岡県で暮らしています。
外遊びが大好きな我が家ならではの旅行ネタからインドア派愛犬家向けお役立ち情報を皆さんにお届けします。
飛行機?新幹線?フェリー?ペットと北海道や九州旅行に最適な移動手段は?
愛犬との旅行・生活に役立つ情報をお届けします。
イヌトミィの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

フォローする