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肉球やけど・熱中症から愛犬を守る!「夏の散歩で知っておきたい5つのこと」【動物看護師が解説】

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犬に毎日の散歩は欠かせません。しかし夏場の散歩は「熱中症」や「肉球の火傷」などのリスクと隣り合わせで、毎日ヒヤヒヤしながら散歩に行っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「熱中症」や「肉球の火傷」から愛犬を守るために「夏場の散歩で知っておきたいこと」を5つにまとめましたので、愛犬の健康管理にぜひお役立てください。

夏の散歩で知っておきたいこと①「犬の散歩前にアスファルトにタッチ」

散歩のときに「日が落ちて涼しくなったかな?」と気温を気にする方は多いと思います。

では「地面の温度」はどうでしょうか。

株式会社ディライトクリエイションが展開するdocdogが行った「犬の散歩に関するアンケート」によると、夏の散歩時に地面の温度を気にしている飼い主さんは、わずか28%でした。

▼犬の肉球やけど対策の実態調査(飼い主300名を対象に調査)

・夏の散歩時に「気温」を気にしている 45%
・夏の散歩時に「地表面温度」を気にしている 28.3%

夏場の地面は直射日光で温められ、60℃に達することもあるそうです。

人は靴を履いていますが、犬は裸足で地面を歩くので肉球が火傷してしまいます。

肉球が火傷すると腫れやただれ、水泡などができてジクジクと痛みますし、痛みを緩和しようと肉球を何度も舐めて傷を舐め壊してしまうこともあります。

こんな辛い思いを愛犬にはさせたくないですね。

散歩に出る前にアスファルトに手の甲をつけて、地面の温度を確認するようにしましょう。

5秒耐えられないような暑さなら、肉球も火傷する可能性があります。

夏の散歩で知っておきたいこと➁「夏場に避けた方が良いお散歩コース」

一般財団法人日本気象協会が行った「愛犬の熱中症に関する調査」によると、愛犬が熱中症を起こした場面の多くが「散歩中」や「屋外で過ごしているとき」という事がわかりました。

▼どのような場面で熱中症にかかりましたか?

つまり熱中症から愛犬を守るためには、避けた方が良い散歩のコースや場所を把握しておくことが大切という事になります。

では、避けた方が良いコースや場所はどんな所があるでしょうか。

▼こんな散歩コース・場所は熱中症に注意しよう
・ずっとアスファルトが続いている道(特に昼間はNG)
・日陰がなく、ずっと日向になっているコース
・屋根や日陰がないドッグラン
・砂浜や土の場所

ずっと日が当たっているコースやアスファルトが続いているコースは、地面の温度が高くなりがちなので熱中症や肉球火傷のリスクが高くなります。

なるべく陰になっている場所や木の多い公園を選んで、散歩をするようにしましょう。

また土は意外と温度が高くなりやすいため、日がずっと当たっている土の場所を歩くときは注意しましょう。

夏の散歩で知っておきたいこと➂「犬の熱中症のサインを覚える」

重度の熱中症にかかったときの死亡率は「36~46%」ほどと言われており、「循環不全」や「急性腎障害」など命に関わる合併症も引き起こすことがあります。

熱中症を重症化させないためには、初期症状に早めに気づいて対処をしてあげることが大切です。

熱中症の「初期症状」を覚えておきましょう。

▼熱中症の初期症状
・口を大きく開けて苦しそうに「ハァハァ」呼吸する
・よだれを垂らす
・目や口の粘膜が赤くなる
・落ち着きがなくなる

屋外にいるとつい見落としがちになりますが「呼吸の荒さ」や「大量のよだれ」は、熱中症の初期症状です。

散歩中や屋外にいるときに、このような症状が見られたら、すぐに対処してあげるようにしましょう。

夏の散歩で知っておきたいこと④「熱中症にかかった時の対処法を覚える」

熱中症は時間の経過とともにジワジワと進行してしまう病気です。

散歩中に熱中症を疑う症状が出たら、すぐに応急処置をとるようにしましょう。

▼熱中症にかかった時の対処法
・涼しい場所で休ませる
・意識があれば、水を飲ませる
・体全体に水(常温でOK)をかけて冷やす
・水で濡らしたタオルで体を包む
・首、わきの下、後足の付け根などの太い血管を冷やす
・うちわなどで風を送る

応急処置をとったら、すぐに動物病院で診察を受けるようにしましょう。

いったん元気になったとしても、目視で確認できない臓器のダメージが起きている可能性があります。

容体が急変することもあるので、なるべく早く動物病院に行くようにしましょう。

夏の散歩で知っておきたいこと➄「犬の散歩中に持っておきたいグッズ」

散歩に行くときは、熱中症が起きたときに対処できるグッズを持っておくと安心です。

▼散歩中に持っておきたいグッズ
・水(500ml以上)
・タオル、ハンカチ
・水を飲ませる器
・うちわ、扇子
・スマホ
・かかりつけ医の連絡先

熱中症を疑う症状がでたら、タオルやハンカチを犬の体の上に乗せて、水をかけて体全体を冷やすようにしましょう。

うちわや扇子で風を送ると、気化熱ではやく体を冷やすことができます。

また熱中症予防にはこまめに水分を取らせることが大切ですが、なかなかお水を飲んでくれないことも多いですね。

水の上にオヤツやドッグフードを浮かべると、飲んでくれることがあるので、こまめに水分摂取できる工夫をしてあげましょう。

犬にとって毎日の散歩は欠かせませんが、夏場の散歩は肉球の火傷や熱中症などの危険と隣り合わせです。

今回ご紹介した夏場の散歩で知っておきたい事を覚えて、愛犬の健康管理に役立ててくださいね。

<参考URL>

熱ゼロ研究レポート:飼い主に聞いた「愛犬の熱中症」に関する調査
>https://www.netsuzero.jp/netsu-lab/lab08

<画像元>

Unsplash

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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