お肉やお魚のジャーキーが大好き!というワンコは多いですよね。お店にもさまざまな種類のジャーキーが並んでいます。「愛犬に極力安全なおやつを」と思って商品ラベルや原材料表示とにらめっこし、頭を悩ませてしまうのは私だけではないはず。それならいっそのこと、おうちでジャーキーを作ってしまいませんか?
安心・安全な自家製ジャーキーに欠かせないフードドライヤーについてご紹介します。
愛犬のために自家製おやつのススメ!

私が愛犬のおやつを手作りしようと思ったのは、店頭やネットショップなどで売られている「犬のおやつ」を、どうしても100パーセント信用することができないと感じてしまったからでした。
「国産」とうたっていても最終加工工程が日本というだけで原材料は外国産(どこかも分からない!)というケースが多いし、「無添加」と記載されていても含有率の低い添加物は表示義務がない上に、加工前の肉や魚に危険な薬品が使用されていたとしても分かりようがないのです。
日本の法的に抜け道があるためこのようなことになるのですが、不安を感じながら与えるより自分で作ってしまおうと自家製ジャーキーを作ることに決めたのでした。
愛犬の食の安全に大きな関心がある私としては、原材料から自分で選ぶことができるというのは大きなメリットです。普段から与えている安全性の高いお肉やお魚だけを使用したジャーキーは、心から安心して食べさせることができます。市販品とはまったく違う愛犬の食いつきの良さも、自家製ジャーキーの魅力のひとつ!
ジャーキーを自宅で作るにはいくつか方法があります。野菜や果物であれば干し野菜ネットなどで自然乾燥させることも可能ですが、肉類はちょっと心配ですね。オーブンでも作れますが温度調整が難しく、失敗したという話をよく聞きます。私も過去に作ったことがありますが、乾燥しすぎたり部分的に焦げたりして思うような仕上がりにはなりませんでした。やはりジャーキーを作るなら、設定温度を保ったまま乾燥させてくれるフードドライヤーがお薦めです!
フードドライヤーの選び方

では、愛犬のジャーキー作りのためにどのような機能を備えたフードドライヤーが良いのでしょうか?私が長年迷ってようやく購入を決めた商品の特徴から、次の3つのポイントをご紹介します。
1.温度設定
お肉やお魚でジャーキーを作る際、重要になるのが温度です。フードドライヤーによっては最高温度が低かったり温度設定ができなかったりするものがありますが、生肉、生魚を使う場合は安全をとって60~70℃以上に設定できると良いでしょう。私は70℃設定で8~10時間乾燥させています。
2.タイマー機能
次に重視したいのが、タイマー機能の有無です。ジャーキーの場合半日近く乾燥させ続けますので、ついうっかりスイッチを切り忘れてしまう可能性も!タイマー機能があればそんな心配も不要ですね。
我が家では電気料金がお得な夜間にスイッチを入れて、そのまま就寝してしまいます。タイマー機能のない機種の場合、コンセントタイマーを外付けするという方法もありますよ。
3.本体サイズ
フードドライヤーは思ったより大きいものです。収納場所はもちろん、長時間かかる乾燥中の置き場所も考えなければなりません。円形か四角形か、高さや容量など、ご自宅のスペースを考えて選ぶことをお勧めします。
また、使用頻度によっても大きさは変わってくるでしょう。一度にたくさん作りたい私は大きめサイズを選びましたが、ちょこちょこと頻繁に作ることに手間を感じない方であれば、あまり大きくない方が使い勝手は良いかもしれません。大きいとお手入れも大変ですからね。

▲我が家のフードドライヤー「PRINCESS」
PRINCESSは、70℃までの温度設定と16時間までのタイマー機能が便利!
美味しいジャーキーの作り方

フードドライヤーで愛犬のおやつを作るなら、やはりお肉やお魚が最適だと感じます。サツマイモや果物なども挑戦してみましたが、歯にくっつくような食感になってしまい、愛犬のおやつには向いていないと感じました。
我が家でよく作るのは、鶏胸肉ジャーキーです。脂身は完全に乾燥させるのが難しく、すぐに食べきってしまわない限り鮮度面で不安が残るため、皮や脂肪部分はきれいに取り除きましょう。
パリッとした食感を目指すなら、最大でも5~6ミリ程度の厚さにすると上手くいきます。生のお肉を薄く均一に切るのは難しいので、包丁でサクッと切れる程度の半解凍状態でスライスすると良いですよ。
また、繊維に対して垂直にカットすると、乾燥後に手でちぎりやすくなります。完成した自家製ジャーキーは密閉容器に入れ、冷蔵または冷凍保存しましょう。市販品とは違い保存料をまったく使用していないため、なるべく早く食べきることが大切です。

▲完成! かなり薄めにスライスしたらサクサク食感に♪
自家製ジャーキーを簡単に作れちゃうドライフードメーカー。原材料から自分で選ぶ安心感と素材そのものの美味しさは、手軽な市販品にはない魅力がたっぷり!愛犬が大喜びすること間違いなしの自家製ジャーキー、ぜひみなさんも作ってみませんか?
(画像提供元:https://www.photo-ac.com/)

長年犬と旅をしてきたノウハウが誰かのお役に立てればうれしく思います。

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