多頭飼いっていくらかかるの？愛犬にかかる年間費用と我が家の節約術をご紹介

わんちゃんと暮らしていると何かと費用がかかるもの。そこで、小型犬6頭を実家で多頭飼いしている筆者が実際にかかっている年間費用を計算してみました。

多頭飼いにかかる費用の節約術も併せて紹介します。

小型犬6頭の多頭飼いでかかる年間費用はいくら？

現在、チワワ4頭、ミニチュアダックスフンド1頭、チワックス1頭の6頭を実家で多頭飼いしている筆者。小型犬6頭の飼育にかかっている年間費用はいくらか、ざっくりと計算してみました。

・食費　6万円
・狂犬病、ワクチン接種、フィラリア予防薬、ノミダニ予防薬等の医療費　7万円
・病気やケガなどのイレギュラーな医療費 5万円〜10万
・その他身の回りのもの、消耗品購入代　5万円

以上を合計すると、年間で23～28万円ということになります。（その他、愛犬たちのための光熱費等を入れるともう少し上がりますが今回は省きます。）

それに比べて、小型犬1頭の飼育にかかる年間費用はおおよそ10万円～20万円ほどと言われています。小型犬1頭分の年間費用から考えると、6頭で年間23万円はかなり安く感じますよね。実はそれにはちょっとした秘密があるのです。

次は、我が家が実践している多頭飼いの節約術を紹介します。

我が家が多頭飼いの飼育費用を抑えるために行っている節約術をご紹介します。

出典元：https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/886730/

ペットシーツはネットで箱買いするようにしています。ホームセンターで買うと1枚20円程するワイドサイズのペットシーツ。ネットで注文すれば、1枚10円程で手に入るのです♪

また、通販サイトのポイントシステムをうまく使えば、ポイントも結構貯まります。我が家は貯まったポイントで、ペット用のお布団を買ってあげたりしていますよ。

▲茶色のベッドの横がトイレスペース・日中は外のウッドデッキに出ているので狭めのハウスです

チワックスとミニチュアダックス2頭のトイレは使い捨てシーツではなく、バスタオル。6頭全員分にしてしまってはとんでもなくお洗濯が大変なので無理ですが、2頭分ならなんとかなります。

我が家は犬専用の洗濯機を用意しているので、専用の洗濯機で洗って干しています。うんちが付いてしまった時は、熱いお湯のシャワーで洗い流すと良く取れますよ。

出典元：https://item.rakuten.co.jp/net-ryohin/inu-011/#PopUp1589724634893509

多頭飼いフードの強い味方はやはりブリーダーパック。

ブリーダーパックとは、15kgなどの大きな袋入りのフードがセットになっているもの。ネットから個人で買うことが出来るものもあります。

さらに費用を抑えるためには、愛犬の生まれ故郷のブリーダーさんやよく行く小売店、トリミングサロンなどでブリーダーパックを購入できないかと相談してみるのも手です。

我が家の強い味方は、多頭飼いの医療費を工夫して割引してくれる獣医さん。

狂犬病やワクチン接種などは割引できませんが、フィラリア予防薬やノミダニ予防薬は多頭飼いでたくさん買うと安くしてくれるんです。

その他の受診料が控えめなのも助かっています。動物病院は自由診療で、診察代や手術代は病院ごとにさまざまです。

診察内容と金額が見合っている病院を選ぶことも、節約のためには大事な要素ですね。

▲シャンプー前の我が家のチワックス犬

犬達にとって欠かせないのがトリミング代です。

そこでおすすめなのが、お家シャンプーを極めること！チワワ、ダックスフンド等のシャンプーのみで大丈夫な犬種であれば、特におすすめです。

ちょっとした教室に行ってみるのも良いですし、今はYouTubeに犬のシャンプー指南の動画がたくさんありますのでそれらを参考に練習するのも良いでしょう。

ただ、皮膚の弱い子はお家シャンプーの失敗から皮膚が荒れてしまうことも稀にあります。皮膚の変化には日頃から気を配ってくださいね。

以上、多頭飼いでかかる年間費用とその節約術をご紹介しました！

この他にもおやつを手作りしたり、自分の洋服を再利用して愛犬用の洋服を作ってあげたり、飼い主さんのアイデア次第で節約は出来るもの。愛犬の快適な暮らしを維持しつつ、楽しく節約してみてくださいね。

miuco

トリマーとして、トリミングサロンを経営中。
実家でチワワ4匹、ミニチュアダックスフンド1匹、チワックス1匹を飼っています。
過去には最高8匹の多頭飼い経験も！

最近はわんことのお出掛けにハマっています。