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頻繁に見せる犬の生理現象には要注意?実は病気が隠れているかも?判断基準や対策方法をご紹介

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私たち人が生活する中で、当たり前のように起こる生理現象は、当然犬にも起こります。

最も身近なもので言えば排泄ですが、他にもゲップやしゃっくり、オナラ、欠伸、イビキなども人と同じように犬も見せることがありますよね。

ただ、こうした生理現象を頻繁に愛犬が見せる時には、注意が必要かもしれません。

そこで今回は、頻繁に見せる犬の生理現象について、病気などの判断基準、対策方法を解説します。

犬の生理現象には何がある?

犬の生理現象と検索すると、多くは犬の生理(ヒート)がヒットします。

ただこれは、厳密に言うと人間の女性が起こす子宮内膜の出血によって起こる生理と似たような意味合いで使われる、発情の出血による生理を指します。

しかし、それとは別に犬も人と同じように無意識化で起こる現象があります。それが、呼吸・睡眠・排泄・オナラ・しゃっくり・欠伸などの生理現象です。

犬に起こる生理現象の多くは、ほとんど人と同じです。

それこそ冒頭でもご紹介したオナラ・欠伸・イビキなどは、一緒にいる時間が多い飼い主さんからすると、気付きやすい生理現象の一つと言ってよいでしょう。

また、オナラなんかは音の鳴るものから音が鳴らない、いわゆる“すかしっぺ”まで、犬も人同様にすることがあります。

このような生理現象は、頻繁でなければ当然問題はありません。

時々する、または1日数回する程度なら、オナラも「今オナラしたでしょ~?」で済みますし、欠伸も「眠い?」と思うだけ、イビキだって「熟睡してるなぁ~」で終わります。

しかし、もしもこれが頻繁に見られるようなら、注意が必要です。

犬が生理現象を頻繁に見せるのは病気のサイン?

一般的に人の生理現象も犬の生理現象も、起きる現象が頻繁でなければ、自然現象として何ら問題はありません。

ただし、犬が起こす生理現象が頻繁に見られ、オナラなら回数や臭い、欠伸なら回数、イビキなら頻度や長さによっては、病気が隠れているサインかもしれません。

ここでは、生理現象の中でも比較的身近なオナラ・欠伸・イビキにフォーカスして、犬が頻繁に見せる場合の病気の有無について見ていきましょう。

▼【頻繁に見せる生理現象の病気サイン】

・オナラが多い・臭い
・欠伸が多い
・イビキが多い・大きい

オナラが多い・臭う

犬の生理現象において、頻繁にオナラの回数が多かったり、臭いがきつかったりした時には、腸閉塞や慢性小腸性下痢、膵外分泌不全症などが考えられます。

普段オナラの回数が1日に数回のところ1時間に数回の頻度でオナラをしていたり、犬との距離があるのにオナラの臭いがきつかったりした場合、もしかしたらそこには消化器官の働きに何かしら問題があるかもしれません。

欠伸が多い

犬が見せる生理現象で頻繁に欠伸をする姿が見られた場合、ストレス、もしくはうつ病やてんかん発作、低血糖や貧血などの様々な病気が考えられます。

その欠伸の頻度が1日数回から1日数十回以上にも及ぶ場合、そこにはストレスだけではなく、呼吸器系や循環器系、神経系やホルモン系、口腔内異常などの働きに何かしらの問題が生じているかもしれません。

イビキが多い・音が大きい

生きる生命線の呼吸で、犬が頻繁にイビキをかく姿が見られた場合、そこには肥満や短頭種気道症候群、鼻炎やアレルギー、気管虚脱、腫瘍などの病気が考えられます。

犬の呼吸は基本的に鼻呼吸が普通です。一部短頭犬種においては鼻腔の広さや気道の長さが長頭犬種や中頭犬種とはだいぶ違うため、比較的イビキをかく傾向にありますが、通常は問題がなければイビキをかくことは稀です。

それにもかかわらず犬がイビキを頻繁にかく・音が大きいような場合、それはその子の体重や呼吸器系や循環器系などの働きに問題が生じているかもしれません。

生理現象と病気を分ける判断基準

それでは、生理現象として問題のない状態と病気を見分ける基準は、どこで判断すればよいのでしょうか?

その多くの目安は、やはり頻度や時間の違いです。

オナラにしても欠伸にしてもイビキにしても、どれも問題がない場合は、1日数回程度が普通です。

例外としてしゃっくりだけは、横隔膜の一時的な痙攣によって起こってしまうもののため、その痙攣が治まらないと落ち着きません。それでも通常は数分~数十分も経過すれば、自然と落ち着きます。

ただ、それ以外の生理現象において言えば、以下の点を判断基準の目安にすると良いでしょう。

▼【犬の生理現象と病気の判断基準目安】

・発生頻度
・時間
・元気の有無

発生頻度

発生頻度は、犬の生理現象と病気を見極めるうえで、最も分かりやすい判断基準です。

オナラも回数が多ければ、腸内環境の悪化を疑えますし、欠伸も回数が多ければ、ストレスや緊張・低血糖や貧血などが考えられます。大体の目安としては、先にも述べたように1日数回なら、生理現象。

それが1時間に数十回起こるようなら、病気を疑いましょう。

時間

時間も犬の生理現象と病気を見極めるには、重要な判断基準です。

特にイビキやしゃっくりといった生理現象においては、しっかりと意識することが大切です。というのも、イビキは就寝中だけではなく、日中起きている間にも『ガー・ガー』や『ブー・ブー』といった音を出す場合があります。

またしゃっくりも、数分~数十分では治まらず1時間以上も経過するようだったり、犬に水を飲ませても止まらなかったりした場合、それは何かしらの病気が関係していることが考えられます。

元気の有無

犬自身の元気の有無も生理現象の場合と病気の場合には、違いがあります。

生理現象であれば、基本的に犬自身の健康状態には問題はないため、元気の有無に直結するようなことはありません。しかし、病気が関係して起こっている生理現象であるならば、そこには何かしらの健康状態の異常や元気の有無が見られます。

例えばオナラを頻繁にしていて、なおかつ食欲がない場合、それは単なる生理現象ではありませんし、欠伸も頻繁に見せていて、なおかつどこか虚ろな表情を犬がしていたら、ストレスを抱えているサインかもしれません。

生理現象の頻発を防ぐ対策方法

一般的に人の生理現象も犬の生理現象も、その現象が頻発する場合はストレスや病気を疑います。

ただ、犬の場合は人よりも見せる頻度がそもそも少なかったり、頻発していても飼い主さんが見た時のタイミングや気付いた時のタイミング次第では、それが初めてのように見えたりしてしまうことがあります。

しかし、最低限以下のような点に注意を払うことで、生理現象の頻発や発症を防げる可能性があります。

▼【犬の生理現象頻発を防ぐ対策項目】

・適度な運動をする
・適切な体重管理をする
・適切な温度や湿度管理をする
・水分補給をしっかりさせる
・頻繁なフード変更をしない
・散歩中の拾い食いをさせない
・定期的な動物病院への受診をする
・コミュニケーション不足を解消する

以上は、多くの飼い主さんが普段から当たり前のように愛犬にしていることだと思います。

しかし、犬の性格や特徴・体質・年齢、その時の状況によっては、数日その接し方が出来ないだけで、オナラや欠伸の頻度くらいは、容易に変わってしまう場合があります。反対に、自身の愛犬に問題がなくても飼い主さん自身の体調が優れず、普段のルーティンが行えない、または仕事の都合で忙しくストレスを多く抱えていたとしたら、人にも犬にも共通する生理現象の頻発は、飼い主さんの身に降りかかり、それを感じた愛犬も、元気をなくして生理現象の頻発を招いてしまうかもしれません。

生理現象は、基本的にそれ単体で何か問題のある現象というわけでは決してありません。

仮に頻発して起こっても、それが一時的なストレスからくるものなら、多くの場合そのストレスがなくなれば落ち着くことが多いでしょう。

しかし、それがもしも病気によって引き起こされているものであるなら、動物病院で診察をしてもらうことが大切です。また動物病院を受診することが病気の早期発見に繋がります。

まとめ

犬の生理現象の多くは、人と共通する現象がほとんどです。

そのためオナラが頻発すれば、同時に胃腸の調子の不安定によって、お腹がゴロゴロしている可能性が高いです。また、欠伸もイビキも同様で、頻発すればそれはストレスや緊張のサイン、あるいは肥満傾向・呼吸器や循環器の不調が原因で起こっていることかもしれません。

生理現象は、普段意識していないために、当たり前の行動だと病気を疑うことも少ない現象ですが、人でも犬でも頻発するときは、何かしら体やメンタルに負荷が生じている可能性があります。

犬の場合は飼い主さんの気付きこそが頼りとなるため、日頃から気にかけてあげてください。

<画像元>

photoAC

Canva

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yukako

yukako

幼少期の頃より柴犬やシェットランド・シープドッグと生活を共にし、現在は3代目となる柴犬と暮らしております。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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