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全国から400頭が参加!?みなかみドッグスポーツフェスタ2017を取材してきました!

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今年で7回目になる犬ぞりレースを中心とした人気上昇中の雪上ドッグスポーツイベント「みなかみドッグスポーツフェスタ2017(以下MDSF)」、水上高原スキーリゾートで3月4日と5日の2日間開催されました。

全国から400頭、180チーム以上の参加がありました! 

MDSFは初心者から上級者まで愛犬と一緒に犬ぞりレースやスキージョーリングレースなどに参加が出来る国内最大級ウィンタードッグスポーツイベントです!

犬ぞり大会は北海道や東北でのイメージですが、都心から日帰りで参加する事も出来るだけあって、年々チャレンジする愛犬家達が増えています。

主な競技種目とコースをご紹介!

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普段はスキーコースになっている一部を犬ぞり大会コースとして設営されました。

水上高原スキーリゾートは標高約1,000mありますので、晴れていると雪原や山々を一望できて絶景です。

また初心者からベテランまで参加出来るように考えられた競技内容となっております。短距離から5kmにも及ぶ長距離コースまで本格的な犬ぞり大会です。

また上級者にしか味わえない雪原コースを詳しくご紹介します!

主な競技内容

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■犬ぞりレース 

犬が人(マッシャー)の乗るそりを引き、ゴールまでのタイムを競います。

■スキージョーリングレース

そりの代わりに、スキーを履いてタイムを競います。

■トレッキングレース

愛犬と一緒に雪上コースを歩いたり走ったりする初心者向けの競技です。

■ディスクドッグ競技 トス&フェチ競技

人が投げたフライングディスクを空中で犬にキャッチさせる競技です。

■ディスクドッグ競技 フリースタイル

複数枚のフライングディスクで音楽に合わせながら犬にキャッチさせ2分間演技をします。

■雪上ルアーコーシング

電動モーターで引っ張られるルアーを犬に追わせてタイムを競う競技です。

オープンクラスはマッシャーが頭数に制限なく作戦を自由に決める事が出来ますが、その他の犬ぞりレースやスキージョーリングレースのクラス毎に1頭から複数頭のクラスに別けられています。犬達の頭数が増えれば増えるほど、競技として難しくなります。

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このチームはオープンクラス11頭でレースに参加。なんと、北海道から遠征されたそうです!

2017年版のコースをご紹介!


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ゲレンデの一部を利用された中から最長コースは、急坂を含めた5kmもありました!

スタート地点からは見えなくなってしまうほど、中級コースや上級コースにはアップダウンが多かったです。

マッシャーや犬達の持久力はもちろん、犬達の頭数や繋げる配置などの作戦が勝負のカギになりそうな、そんな素人ながらでもワクワクしてしまう様なコースでした。


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また初心者向けのファミリーコースは80mや180mコースは下り坂が少ないコースでした。犬達が止まってしまう時、そりの下敷きになる事故から防ぐ為です。

参加者は安全面を最重視されているので安心して参加する事ができました。

その他のディスクドッグ競技や雪上コーシングは放送席や観客席はあったイベントフィールドで行われました。

上級者でしか踏み入れられない絶景!

運営スタッフの方に、ぜひ一緒に全コースの安全確認とコースチェックをするので同行しませんか?とお声がけ頂き、スノーモービルに喜んで一緒に乗せて頂きました!


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ツアーの始まりです! イベントフィールドから直ぐに数カ所をチェックした後はしばらく走り分岐スポットへ。この写真は1,600mコース用に分岐地点にネットで塞いでいる所の写真です。

分岐点にはスタッフの方が誘導してくれるそうですが、犬達にコース毎に進む方向の指示を出されているのかを質問をしたところ、「一応、指示を出すけど犬達は大体理解していますよ。」と教えて頂きました。犬って頼もしくてすごいですね!


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ここからがいよいよ上級者コースになります!


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長い下り坂の後は長く続く心臓破りと言われていた上り坂。なるべく犬達には疲れさせないようにマッシャーも一緒に上り坂をそりから降りで走るそうです。

それが写真では分かりにくいですが、すごい上り坂でしたのですごく辛かったのではないでしょうか。

この空間はイベントフィールドから離れているのですごく静かでした。きっと一生懸命走る犬達とマッシャーの息をする音しか聞こえなかったはずでしょう。

長距離コースを走るチームがゴールから見えてくるとMCや観客の皆さんから「がんばれー!」とたくさんの声援が聞こえていたので、私も一通りコースを見た後は更に声援を送りたくなりました。

究極なドッグスポーツ、正にドッグスポーツの王様と言われる理由を再認識しました。

主に参加している犬種

犬ぞりと言えばシベリアンハスキーやサモエドなどのイメージが強いですが、本場の犬ぞりレース界ではアラスカンハスキーとポインターなどをクロスブリードされたハイブリッド犬種がほとんどです。


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今回もやはり上級者向けのコースではこうしたハイブリッド犬種が目立ちましたが、初級向けのコースでは色んな犬種が参加していた中でも、小型犬も多く見られました! 


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みなかみドッグスポーツフェスタではどんな犬種でも楽しむことが出来るのも最大の魅力でもあります。その他はボーダーコリーやラブラドルレトリバーも多く見られました。

わんちゃんたちの華麗なパフォーマンス!ディスクドッグショー

一風変わって、ディスクドッグ競技をご紹介します! 

特に群馬県はディスクドッグ競技のフリースタイルのメッカとも呼ばれているほど、注目されている競技です。


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ディスクドッグ競技の中にはキャッチさせた距離のそった点数で競うトス&フェチ競技とフリースタイルは音楽に合わせてドッグダンスの様な技や、犬が人を飛び越えたり、人の体の一部を踏み台にして高くフライングディスクをキャッチし採点して競う競技があります。

点数方式で優勝チームを決めるなど披露しました。

この雪上ディスクドッグ競技を撮る為にカメラマンが約30人も集まりました!


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それぞれのショーが始まる前に、ディスクドッグ競技のフリースタイル部門でベテランチームのインタビューコーナーがありました。

印象的だったのが、司会者がある女性に「あなたは何歳からディスクドッグ競技を始めましたか?」という質問にその方は、「58歳の時に始めました。」の回答に観客席から驚きの声と拍手が。

そして、「あなたはそれからアメリカで開催された世界大会に出られましたよね?何位でしたか?」と聞かれると「世界8位でした」との回答に歓声が上がりました。

きっと犬ぞりも可能性を秘めているドッグスポーツではありますが、ディスクドッグ競技のも誰にでも可能性があると実感しました。

スノーモービルに連結されたそりに乗って犬ぞり体験!

見学者には無料で犬ぞり体験(犬無し)が出来る企画もありました。ペットのいない方でも気軽に参加できます。

スノーモービルでそりを引き、雪原を走る犬ぞり体験が出来て記念品までも貰えるので是非機会がありましたら、お子さんと一緒に体験してみてはいかがでしょうか!

その他にもディスクドッグ体験やクイズ大会なども行われました。


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みなかみドッグスポーツフェスタ、いかがでしたでしょうか?

参加や見学だけでも楽しむことが出来る上に、それぞれのカテゴリー別で表彰式もありました。

表彰式後の皆さんから「もう来年が待ち遠しい!」と話されていたほど冬のドッグスポーツ最大級イベント。

見学は自由ですしそりやハーネスなどはレンタルも可能ですので、是非機会がありましたら参加してみてください!

また大会とは別で1月から4月上旬頃まで水上高原スキーリゾートで犬ぞり体験が出来ます。

北海道まで行かずに関東圏内なら日帰りで体験が出来ます(要予約)。プロの講師からそりの操作を学び犬達に引っ張られ雪原を走行体験してみてはいかがでしょうか?

<犬ぞり体験について>

水上高原スキーリゾート http://www.minakami-ski.jp/activity/sled_dog/

<犬ぞり大会について> 

MDSF 実行委員会 http://dogtownfactory.com/

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AYA
転勤族妻の愛犬家ライター。パピヨンのクレレ&カイナ、ボーダーコリーのフィーノ&アンディと現在は静岡県で暮らしています。
外遊びが大好きな我が家ならではの旅行ネタからインドア派愛犬家向けお役立ち情報を皆さんにお届けします。