ブルドックの気質とテリア種の気質を併せ持つボストン・テリアの特徴や性格、飼育のポイントなどについてご紹介します。
筋肉質でコワモテ。でも本当は優しいんです
肩周りから特に筋肉質な傾向にあるボストン・テリアは、しっかりした体格に裏付けられた少々頑固で、飼い主にとても忠実な犬種です。
その一方で飼い主さんの気分や体調などに敏感で、喜んでもらえるように様々な努力を重ねる犬種でもあります。
がっしりしていても、活発に動き回るの大好き
がっしり体型なので散歩は苦手だと思いがちですが、他の犬種より必要な運動量は少ないものの運動を好む子も多くいます。
長く走ったりすることを意図するよりも愛玩犬として飼育されてきた犬種であるため、日常のコミュニケーションの中で自然と運動も兼ねるといった飼い主さんとのボール遊びなどを好む傾向があります。
鼻が低いからこそかかりやすい病気にご用心
顔を見てわかるように、ボストン・テリアは鼻が低く、鼻腔炎にかかりやすいほか、飛行機などでの移動には注意が必要な犬種です。
内臓疾患には比較的強い犬種でもありますが、運動不足による肥満などには十分気を付けるとよいでしょう。
また、暑さはあまり得意な犬種ではありませんので、夏バテなどにかからないよう配慮する必要もあります。
人懐っこさと賢さ、活発さを兼ね備えたボストン・テリアは、家族と触れ合うことでさらに社会性を養い、まるで人間の家族のような存在感を醸し出す子もいます。
癒しを与えてくれるコミカルな動きを見ているだけでも、毎日元気がもらえそうですね。