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【犬に靴って必要ですか?】犬用シューズのメリット・デメリットを解説

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犬は素足であるく生き物です。

そのため、犬用シューズを見ると「犬に靴って本当に必要なの?」「犬に靴を履かせるのはかわいそう」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

犬用シューズはすべての犬に必要というわけではありませんが、愛犬の年齢や健康状態、生活環境によっては履いた方がいい場合もあります。

そこで今回は、犬用シューズの役割やメリット・デメリット、どんな犬におすすめなのかを解説するので、愛犬に靴が必要かどうか判断する参考にしてみてくださいね。

「犬用シューズってどんなもの?」犬用シューズについて知ろう

まず、犬用シューズとはどんなシューズなのでしょうか。

犬用シューズは、犬の足先を保護するために作られた専用の靴で、ゴム製やメッシュ素材などさまざまな素材のシューズがあります。

また「防水タイプ」「滑り止め付き」など機能にも差があるので、使用シーンによって使い分けることができます。

犬には肉球があり、クッションの役割を果たすので、犬に靴はいらないと思われがちですが、肉球は丈夫なようで意外とデリケートです。

真夏の熱くなったアスファルトや砂利道、ガラス片などで肉球が傷つく恐れがありますし、高齢犬や関節疾患のある犬は、肉球だけでは踏ん張りがきれないことがあるので、足の保護や歩行をサポートする目的で使用する場合もあります。

すべての犬にシューズが必要というわけではありませんが、必要な場面で適切に使用すると、犬の生活の質をあげることができます。

犬にシューズを履かせるメリット

では、犬にシューズを履かせるメリットはなんでしょうか。

一覧にまとめてみました。

▼犬にシューズを履かせるメリット

・肉球のケガを予防できる

・「夏のやけど」や「冬の凍傷対策」になる

・シニア犬や関節疾患の犬の歩行をサポート

・傷口の保護になる

・肉球のケガを予防できる

先ほどお話したように犬の肉球は丈夫に見えて、デリケートです。

犬は毎日の散歩で、アスファルトや砂利道、草むらなどさまざまな場所を歩きます。

地面には小石やガラス、金属片などが落ちていることがあるため、踏んで肉球を傷つけてしまうケースは少なくありません。

また最近は室内飼いが多いので、肉球の柔らかい犬が多いです。

冬の冷えたアスファルトやコンクリートの上を歩くと、肉球がダメージを受けて「がさつき」や「ひび割れ」の原因になってしまいます。

犬用シューズを履くと、こうした異物やひび割れから肉球を保護することができます。

・「夏のやけど」や「冬の凍傷対策」になる

真夏のアスファルトは、路面温度が60℃近くまで上昇することがあり、短時間でも肉球をやけどしてしまう恐れがあります。

一方、冬の雪道や凍結した道路では、低温による肉球ダメージだけでなく、道路にまかれた融雪剤に触れて、肉球がただれたり炎症を引き起こす可能性もあります。

犬用シューズはこうした季節ごとのトラブルから肉球を守る役割もあります。

ただ、暑い時間帯の散歩は肉球やけどや熱中症予防のために避けることが大切なので、シューズはあくまでも補助的な対策として活用しましょう。

・シニア犬や関節疾患の犬の歩行をサポート

加齢で筋力が低下した犬や関節にトラブルを抱える犬は、フローリングなどの滑りやすい床で踏ん張りが利きにくくなります。

そのため、滑り止め加工が施されたシューズを履くと、グリップ力が高まり歩行が安定しやすくなる場合があります。

また、転倒防止や膝への負担の軽減に繋がる可能性もあります。

ただ、歩行に問題がある場合は、自己判断でシューズ履かせるのではなく、一度獣医師さんに診察してもらってから判断するようにしましょう。

・傷口の保護になる

肉球のケガしたときに包帯を巻いていると、散歩中に汚れが気になることがあります。

包帯で覆わない場合は、傷口が直接地面に触れるので、感染症にかかるリスクもあります。

犬用シューズを履かせると、包帯の汚れ予防や傷口への細菌の侵入を防ぎやすくなります。また、傷口を気にして舐めてしまう犬の場合は、靴で覆うことで舐めることを防ぐこともできます。

犬にシューズを履かせるデメリット

犬にシューズを履かせるのは、メリットだけではなくデメリットも存在します。

犬にシューズを履かせるデメリットを一覧にまとめました。

▼犬にシューズを履かせるデメリット

・ストレスを感じることがある

・サイズが合わないとケガの原因になる

・蒸れやすくなることがある

・地面の感覚が分かりにくくなる

ストレスを感じることがある

犬は肉球で地面の感触をとらえながら歩く動物です。

そのため、シューズを履くと違和感を覚えて足を高く持ち上げたり、歩くのを嫌がったり、その場で固まってしまうことがあります。

無理に履かせ続けると、「靴=嫌なもの」と学習し、靴を履く度にストレスを感じる犬もいるので注意が必要です。

最初は室内で数分間履かせ、遊びやおやつを取り入れながら少しずつ履く時間を増やしていきましょう。

サイズが合わないとケガの原因になる

犬用シューズはサイズ選びがとても重要です。

小さすぎると肉球や爪を圧迫し、血流が悪くなったり、靴擦れを起こしたりすることがあります。

逆に大きすぎると歩いている途中で脱げたり、シューズの中で足が動いて靴擦れを起こす可能性があります。

犬種だけで判断するのではなく、肉球の幅や長さをしっかり測ったうえで商品を選ぶようにしましょう。

また、初めて使用するときは短い時間から始め、犬の足に赤みが出ていないか確認しましょう。

蒸れやすくなることがある

犬の肉球には汗を出す器官があり、発汗します。

そのため、通気性の悪いシューズを長時間履いていると内部が蒸れ、指の間が赤くなったり、かゆみや皮膚炎を起こしたりすることがあります。

適度にシューズを脱がせて蒸れを少なくし、シューズ自体も清潔に保つよう心掛けましょう。

地面の感覚が分かりにくくなる

犬は肉球から伝わる感覚で、滑りやすさや段差、地面の硬さを感じ取りながら歩いています。

シューズを履くことでこうした感覚が鈍くなり、歩き方がぎこちなくなったり、バランスを崩したりする犬もいます。

犬に靴は必要?履いたほうがいい犬・履かなくてもいい犬

犬にシューズを履かせるのは、それぞれメリットとデメリットがあることがわかりました。

それを踏まえて犬にシューズは必要なのでしょうか?

結論からいうと、犬用シューズはすべての犬に必要なアイテムではないので、無理に履かせる必要はありません。

しかし、犬の生活環境や健康状態によっては、着用した方がいい場合もあります。

シューズを「履いたほうがいい犬」「履かなくてもいい犬」それぞれご紹介します。

シューズを履いたほうがいい犬

▼シューズを履いたほうがいい犬

・シニア犬

・関節疾患などで歩行が不安定な犬

・肉球をケガしている犬

・夏場や冬場など過酷な路面を歩く場合

・登山などアウトドアへ行く犬

シニア犬では、筋力低下によって後ろ足が滑りやすくなるため、滑り止め付きシューズが歩行補助になることがあります。

また、登山やキャンプなど悪路を歩く予定のある場合も、ケガ防止のために履いておいた方が安心でしょう。

シューズを履かなくてもいい犬

健康な犬が普段の散歩をする程度の運動であれば、シューズは必要ありません。

犬の肉球は本来、歩くのに適した構造をしており、刺激を受けることで健康な状態を維持しています。

過度に保護しすぎると、肉球が柔らかくなりすぎて、刺激を受けたときにひび割れなどを起こす可能性があります。

犬用シューズは、どんな犬でも履く物ではなく、必要なときだけ使用するアイテムと考えるとよいでしょう。

犬用シューズは、おしゃれのためではなく、肉球を保護したり歩行をサポートしたりする実用的なアイテムです。

しかし、健康な犬が普段の散歩をする場合は、必ずしもシューズが必要とは限りません。

愛犬にシューズを履かせたい場合は、生活スタイルや年齢、病気などと照らし合わせて履かせるか決めてあげてくださいね。

<参考URL>

意外と知らない犬の肉球のお話 つだ動物病院
>https://tsuda-vet.com/%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%A8%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E7%8A%AC%E3%81%AE%E8%82%89%E7%90%83%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%A9%B1/

<画像元>

canva

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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