わんちゃんとの旅行を楽しむためのしつけ　「アイコンタクトでコミュニケーション」

愛犬をペットホテルなどに預けて旅行するのは、、、「心配だし、やっぱり一緒に旅行したい！」　という方も多いと思います。けれど、トラブルを抱えれば旅行は台無し。そこで、旅行を楽しむために必要な「アイコンタクト」によるしつけについてご紹介します。

愛犬との旅行で考えられるトラブルとは？

ドッグランや犬用プール、美容室などが完備された宿泊施設が増える一方、トラブルが発生しているのも事実です。最も多いのは、わんちゃんの「排泄物」によるトラブル。家ではきちんとできても、環境の変化でマーキングや粗相をしてしまうこともあるようです。また、所かまわず他の犬や人に吠えるのもタブー。もちろん、飼い主の足元やクレートで静かに待てることも大切です。つまり、このようなトラブルを抱えずに旅行を楽しむためには、愛犬をコントロールする必要があるということです。そのためには、してはいけない行動を旅行前にしっかりとしつけなければなりません。

アイコンタクトで信頼度アップ

飼い主と愛犬との間に信頼関係がなければ、しつけをしていくことはできません。そして、信頼関係を築くためには、「飼い主＝リーダー」という上下関係をはっきりさせることが大切です。要するに、上下関係が成り立ってこそ信頼関係を築くことができるということです。上下関係をはっきりさせるためには、「アイコンタクト」でコミュニケーションをとるのが最も有効となります。アイコンタクトでコミュニケーションがとれるようになると信頼度はアップし、愛犬をコントロールできるだけでなく集中力を高めることもできるでしょう。この状態を確立できれば、旅行先でトラブルを抱える可能性はゼロに近づき、思い切り楽しめるはずです！

トレーニングは楽しく！

トレーニングでは、「してほしい行動」と「してほしくない行動」をはっきりさせること。そして、してほしい行動ができたときにはしっかりほめてあげましょう。また、してほしくない行動や上手くできなかったときに叱りつけてはいけません。特に、名前を呼んで叱るのは厳禁。「名前を呼ばれること＝叱られる」という印象を与えると、アイコンタクトでコミュニケーションをとるのは難しくなります。「飼い主とのコミュニケーションは楽しい」という印象づけが重要です。また、ワンちゃんの集中力は10分～15分程度。ダラダラと長くトレーニングを行わないようにしましょう。アイコンタクトでコミュニケーションがとれるようになれば、旅行だけでなく、どんなときにも愛犬をコントロールできるようになるので、ぜひ試してみてください！