うちの子、お盆に“帰ってきたかも？”説を信じたくなる瞬間8選

お盆の時期、ふとした瞬間に「今、そばにいるかも」と感じることはありませんか？

お別れしたはずのあの子の気配――たとえば、お散歩コースで感じた懐かしい風の匂い。

いつもの場所に残るクッションのへこみ。夢の中でちらりと揺れたしっぽ…。

 

もしかしたらそれは、虹の橋を渡ったあの子が “ほんの少しだけ” 帰ってきてくれたサインかもしれません。

 

私自身も、旅立ったパグの子たちの気配を、いろいろな場面で感じたことがあります。

科学では説明できなくても、心のどこかで信じていたい――そんな愛おしい「再会の気配」を、そっと集めてみました。

 

① 見えた気がした、あの子のシルエット

 

夕方、ふと視線をやると、部屋の隅に小さな影。

「あれ…？」と見直したら何もいないけれど、たしかに、あの子がいつも伏せていた場所だった。

姿ではなく“存在感”が一瞬だけ映ることがある──そんな感覚、ありませんか？

お盆だからこそ、心の目がそっと開くのかもしれません。

 

② 玄関に感じる、目には見えない気配

 

家族が玄関を見つめて「今、通った気がした」とぽつり。

風も人もいないのに、どこか気配だけが通り過ぎていくような感覚。

かつての「ただいま」と「おかえり」が交差したあの玄関に、あの子の足音がふと蘇ります。

 

③ ぽこん…と沈む、あの子の“定位置”

 

お気に入りだったソファの端や、毎日寝ていたクッション。

気づけばそこだけ、誰も座っていないのにふわりと沈んでいることってありませんか？触ると少し温かい感じもする…。

まるで「まだそばにいるよ」と言うように、あの子がいつもの場所にちょこんと座っているかのよう。

 

④ 風もないのに、「おりん」がひと鳴り

 

静かな午後、一度だけあの子の仏壇のおりんが「チリン」と鳴る。

風も通っていないし、誰もいなないのに──。

それは、あの子が「帰ってきたよ」とそっと知らせてくれた合図かもしれません。

 

⑤ チャカチャカ…床に響いた小さな足音

 

夜、ふと耳を澄ませたときに、フローリングを歩くような「チャカチャカ…」という音が聞こえた。

まさかと思って部屋を見渡しても、誰もいない。

でもその爪音は、まさしく毎日聞いていた、うちの子の足音と同じリズム──。

何気ない音が、忘れられない記憶をそっと呼び戻してくれる瞬間です。

 

⑥ 足元にふわっと感じた“毛のぬくもり”

 

キッチンに立っているとき、ふいに足元にふわっと柔らかな感触が。

「あ、ごめんね踏んじゃった？」と 反射的に言葉が出るけれど、もちろん誰もいない。

でも、あの“毛圧感”──足にまとわりつくような、ぬくもりあるあの感覚は、確かに覚えがある。

体をそっとすり寄せて、あの子がそばに来ていたのかもしれません。

 

⑦ 夢に出てきた“しっぽ”だけの姿

 

お盆のある朝、目が覚める寸前の夢に、ふわふわと揺れるしっぽが見えた気がした。

顔も鳴き声もなかったけれど、「あ、うちの子だ」とすぐわかった。

あの子なりの照れ屋な帰省──「また来たよ」って、こっそり会いに来てくれたのかもしれません。

 

⑧ ふわりと漂う、あの子の匂い

 

誰もいない部屋で、ふと鼻をくすぐるあの匂い。

タオルに残っていたシャンプーの香りとは違う、もっと“うちの子”特有のぬくもりのある、少し香ばしいにおい。

撫でたあとに手に残るような、あの毛並みの匂いが、確かに一瞬だけ漂った──そんな経験はありませんか？

それはきっと、あの子がそっと「ただいま」と寄り添ってきた瞬間なのかもしれません。

 

まとめ

 

お盆でなくても、ふと「あの子が帰ってきたのかも」と感じる瞬間があります。

お別れして間もないほど、その感覚はなおさら胸に響きます。愛犬が旅立ってから、私も何度かそんな感覚を覚えました。

 

それは、日々のなかに染みついた“感覚のクセ”だったのかもしれません。

けれど私は、それを ― 家族を想い、そっと寄り添ってくれるあの子の気配 ― だと信じています。

 

「またね」と言って旅立ったあの子は、今も心の奥や日常の隙間に、静かに生き続けているはず。

この夏のひととき、そんな目に見えないあの子の“ぬくもり”を信じながら、穏やかであたたかな時間を過ごしてみてください。