犬連れ観光OK！SNSで今話題の北海道日高町にある「黒い池」は新名所になるか？！

北海道の観光スポットとして知られる「青い池」や「神の子池」は有名ですが、日高町にある「黒い池」はご存知でしょうか？

実は、道民の知人10人に聞いた所、誰一人とも知らなかったほど、かなりのマイナースポットの様だ。

今年から徐々にSNSなどで注目されはじめ、少しずつ話題になり始めている「黒い池」を愛犬達と一緒に見に行ってきました。本当に黒いのか？早速レポートいたします！

 

「黒い池」へのアクセスや駐車場は？

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黒い池へのアクセスは車やバイク限定になります。

道東道を使った場合は「占冠IC」で降り、国道237号を10分ほど走れば着きます。

実は富良野へ行く時と同じICなので、苫小牧方面からとても寄りやすいです。

 

2018年現在、特設駐車場はありません。ただし、黒い池への入口の反対側に携帯電話の基地局の駐車場がありますので、こちらで駐車してもいいそうです。敷地内には4〜5台ほど停められます。

私達が駐車していた時に丁度パトカーが通りましたが何も言われませんでした。

車を停め道路を渡った反対側が黒い池への入口になります。

 

 

いよいよ黒い池へ潜入！注意点も

 

入口には柵がありますが、横から通り抜けられます。

ただ大人一人ギリギリ通れるくらいで左右には岩があるので洋服を汚してしまうかもしれません。

足場があまりよくないのでスニーカーなど運動靴が良いです。

私はカメラ専用リュック、三脚を背負っていましたが、そのままでは通り抜けられなかったです。

 

 

野生動物も出る可能性も十分にあります。

特に、熊は出るそうなので、熊よけ鈴が無い場合は、空のペットボトルのカラカラ音やスマホで音楽やラジオを流すのも効果があるので是非対策をしてください。

 

 

途中まで草刈りはされていますが、池側まで行くには結構な傾斜があり、雨が降った後は非常に滑りやすいので注意が必要です。

 

ペットの規制はありませんが、入る前に排泄は済ませておきましょう。

トレッキングや探検気分になっていた愛犬達はワクワクしていてので、とても気に入ってくれたようです。

 

 

実際に見て感じた、池は本当に黒いのか？

 

柵から20mほど歩くと、右手に池が見えてきます。道なりに一番南側へ進むと上の写真のスポットに到着。

ここからなら池を全体的に見渡せ、真っ黒とはいきませんでしたが、確かにここから見ると池は黒く見えました。

 

池に入ってしまっているトドマツの木は白く枯れ、水面が鏡の様に映し出していました。

これがまた独特な雰囲気で気に入りました。

 

 

今現在は草刈りをされている場所を含め、半周は足を踏み入れる事が出来る状態です。

ただ、池の周りは笹薮が広がっていて、しかも湿っているので斜面で足を滑らせてそのまま池へ転がり落ちる可能性もあるので、急斜面へ入っていくには覚悟が必要です。

 

 

色んな顔を見せる池だった

 

来た道を少々戻って奥へ再潜入し、更に奥へ進んでみました。そうすると、池はまた違う色になっていました！

私たちは午前中に訪れたのですが、運よく晴れたり厚い雲がかかったり、小雨になるなど天候が急変化してくれたので、様々な姿を見ることができました。

これは1年中楽しめる事間違いなし！

 

また肉眼では黒く見えても、写真では青い空を反射し青く見えた時や、曇ってからは深緑乳白色になるなど。

撮影に夢中になり、あらゆる角度から撮影を楽しめます。

 

更に奥へと覗き込むと、池に落ちたばかりの落ち葉が浮いていて、まるでモナの池の様でした。

 

 

なぜ池が黒色に？実は世界でも珍しい事ではなかった

 

池の色が黒くなった経緯は不明だそうですが、黒い池を英語で「Back Pond」や「Black Lake」といったキーワードで検索してみたところ、世界中には同じ現象になった池や川の写真が沢山あります。

どうやら、枯葉などから「タンニン」が流れ出し、お茶の様に水が茶色や黒く染まるようです。

タンニンは水質的に自然環境には悪影響が無いそうですが、日高町の黒い池でタンニンが長年溜まったとしたら、池の中の生き物は全滅している状態です。

確かに、池の周辺は遠くから鳥のさえずりが聞こえるだけで、ハエなどが飛んでいるものの生命を感じる事なく不気味なほど静かで異空間。

これはもうカメラマンやマニア受け抜群ですね！

 

 

いかがでしたでしょうか？

メジャーな「青い池」や「神の子池」は観光バスが多く訪れ人が多い観光スポットよりも、こうしたマイナーだからこそ、ゆっくりと愛犬と楽しんでみてはいかがでしょうか。

インスタ映えを一年中狙えると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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